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向き不向きより前向きに!超短期雇用の実態とは?

はじめに

2023年2月15日、渋谷区障害者就労支援センター学習会「一人ひとりに合った『働くカタチ』を考える~ 超短時間雇用の実践を踏まえて~」にて、弊社で超短時間雇用で働く吉井彩香さんが登壇しました。

そのイベントにハステックメンバー2名も参加してきました!

超短時間雇用とは、【ごく短い時間】【ある特定の業務】のみ、雇用先の社員と同じフロアで行なう等の条件のもと雇用される働き方で、渋谷区では作業所等に所属しながら銭湯や保育園等で 働いている人がいます。

吉井さんは2022年10 月から、ハステックと雇用契約を結び、平日毎朝8時から2時間程度仕事をしてから、本業のお菓子屋さんへ出勤しています。

業務内容は清掃備品の整理や補充、スタッフが使用する制服の交換、フロアの清掃、ゴミ出し等を行って貰っています。



なぜ超短時間雇用を始めたのか?

〝全ての社員の働く在り方を守る〟為です。

弊社の日常業務によりアクティブに活動している中、清掃に必要な用具・備品の整理整頓・オフィスの清潔感を保つために元々は、ハステックスタッフが分担して行っておりました。

しかし業務時間内に業務以外のすべきことがある場合には、一人一人の生産性が落ちてしまいます。また仕事が増えることによってハステックメンバーの負担も大きくなってしまいます。

そこで、超短時間雇用のご提案を頂き導入することを決定いたしました。

吉井さんとの出会いは?

吉井さんとは渋谷区障害者就労支援センターにご紹介頂いて採用致しました。吉井さんはとにかくお話が好きで、とにかく明るい方です!

社長や社員関係なく毎朝明るく挨拶してくださるので、吉井さんが来てから会社の活気がついてとても感謝しております!

吉井さんを採用する上での不安な点はありましたか?

正直最初はありました。

「一人で業務ができるのか?」「他の社員とのコミュニケーションはうまくとれるのか?」などの不安はありましたが、実際に勤務開始してからは当初の不安と全く真逆の結果であったのが事実です。

吉井さんは幼い頃から、ご両親にきっちり角を揃えて折り紙を折ることから習い、洗濯物やその他の清掃を日常的に行っていたこともあり、私たちプロの清掃員以上に社内を清潔に保ち隅から隅までキレイにしてくださいます!

一生懸命お仕事をしてくださるが故に、清掃範囲外のビルの共有部分まで清掃を行ってしまうなどのアクシデントなどはありましたが,,,笑

また他のハステックメンバーも吉井さんが清掃しやすいように倉庫の整理整頓など、自主的に行うようになりました。

そんな吉井さんですが、数字や物覚えは苦手な一面もあります。

だからこそハステックでは、在庫管理リストに置き換えたり細かい作業内容までのマニュアル化などを行いました。

このようなことは私たちもやってみて気づく事が多く、改めて基準やルールの大切さを学ばせていただきました。

これらすべては吉井さんがいたからこその変化で、社長、従業員共に大変助かっております!







最後に

人とは完璧ではありません。知的障害が在ろうとなかろうと全ての人間は何かが不足しているのです。

だからこそ悲観するのではなく、逆に自分の出来ることはなにか?自分の得意なことはなにか?を徹底的に伸ばすことがとても大切なのです。

自分の得意なことを伸ばしていき、苦手なことは謙虚に仲間に相談し向き合うこと。

日常生活やお仕事で失敗などが続くとどうしても自暴自棄になってしまうことは誰にでもあります。時には落ち込んだ自分に向き合うことも大切ですが、社会や会社はあなたの素敵な強みが価値となり社会を創っていくのではないかと思います。

ハステックは今後もこのような活動や挑戦を続け、お客様から従業員から信頼し求められる会社を創り続けることをお約束します。

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