こんにちは!レクリー広報担当です。
レクリーでは企業ビジョンとして「社会を変えることに没頭する組織をつくる」を掲げています。
では実際に、人材紹介業はどのような角度から社会に貢献し得るのでしょうか。
今回は、人材紹介がもたらす意義、そして世の中の課題に対する弊社の取り組みをまとめました。
【人材紹介の社会的意義】
今や、数多くの人材紹介事業が立ち上げられており、その形態も様々です。
人が仲介するものもあれば、システム下で書類の受け渡しができるサイトもあります。
その中で、弊社の人材紹介では、企業と求職者双方に対してどのようなメリットを提供しているかについてまとめました。
1.レクリーが行う人材紹介の価値
対企業
- 完全成果報酬型(入社してから手数料が発生)のため、求人サイトのように”掲載料を支払ったのに採用できない”などのリスクが無い
- webマーケを得意としておりターゲット層の集客力が高く、多くの求職者を紹介可能
- 採用ニーズに合わせ、柔軟にターゲットを決めて、ピンポイントで集客できる
- 事前スクリーニングを行い、マッチしている求職者のみをご紹介するため、採用効率が上がる
- 業界特化のため、業界理解が深く、紹介の精度が高い
- 登録者の多くが資格保有者で、即戦力となるハイレベル人材である
対求職者
- 登録から入社まで、一貫して無料
- キャリアについて相談しながら優先事項を整理し、最適な選択肢から納得した転職を叶えられる
- 求職者の代わりとなって膨大な求人の中から合致する企業をお探しするため、ご自身での転職活動に比べ手間が省ける
- 業界に特化しているため、詳細部分への理解が深く、的確な求人紹介が可能
- 人が仲介することにより、求職者のお人柄やご経歴を生の声で企業様へお伝えでき、その結果、年収や条件の交渉にも有利
- 書類添削や面接対策などのフォローも充実
2.社会的観点から見る人材紹介の意義
上記のように、弊社の事業内容だけでも、大いに課題解決に貢献していますが、人材紹介は、もっと広いスケールで見ても、”重要な社会的役割”を担っています。結論からお伝えすると、「人材紹介により転職が活発化し、人材を最適に配置できるようになることで、労働環境と生産性が向上する」からです。ここでは、転職の活性化を人材流動性という言葉で説明します。
図のように、人材紹介によって優秀な人がより環境の良い企業に流入すると、その企業は生産性が上がって更に環境を整える余力が生じ、次なる優秀な人材が紹介されやすい職場環境が実現します。
対して、環境が劣る企業は、人材が紹介され難くなり、生産性も下がって労働環境を整備する余力を失い、淘汰されていくのです。
【人材流動性を高めることの課題】
ここまでで、人材流動性を上げることが生産性と労働環境向上につながることが分かりました。
では実際に、今の日本の現状はどうなのか、人材流動性はどうすれば上がるのか、そしてそれに伴う課題とは何かを見ていきます。
1.日本の現状
- 総務省の調査によると1年間の転職者数は329万人で、比率にすると労働人口の4.9%
- 日本では、約54%の人が転職経験なしと言われています(参照)。つまり、約半分の人は転職をしたことが無いということです
- 国別の転職経験を見ても、日本はとても低いです(参照)
2.人材流動性の上げ方
流動性が上がる理由は大きく三つあります。「A.転職をしやすくなる」「B.転職する理由が強まる」「C.現職を続けられなくなる」です。
「A.転職しやすくなる」
・転職情報が増える
・転職情報を簡単に入手できるようになる
・「一つの会社に長く勤めることがいい」と言う価値観が減り、
「積極的にチャンスを獲得するために転職しよう」という価値観が広まる
・企業・求職者がそれぞれ魅力をうまく伝え合えるようになる
・転職体験が向上する(オンライン面接できるようになる、書類作成が楽になるなど)
「B.転職する理由が強まる」
・労働環境が悪い企業が増加する
・労働環境が良い企業が増加する
「C.現職を続けられなくなる」
・リストラが増える
・非正規雇用が増える
・引越しや介護、ライフイベント仕事を続けられない
このように、人材紹介事業は、人材流動性を上げることによる懸念点には寄与していません。我々は当然ながら、環境の良い企業でスキルアップして頂けるようサポートしているため、劣悪環境に紹介して転職率を上げるような方法は問題外です。また、他にも懸念として挙げられやすい「短期的に見た場合に離職率が上がる」ことについても、人材紹介では「離職と、新たな職場とのマッチング」がセットとして行われるため、離職率には寄与してません。
【事業ビジョンと私たちの役割】
ここまでの内容を踏まえ、ジョブリー建設の事業ビジョンをまとめると、「求職者と企業双方の魅力を最大化し、建設業界をカッコよくする」ことです。
「魅力の最大化」とは、業界に特化したCPが仲介することで、求職者と企業のそれぞれに対し、互いの魅力を最大限に引き上げ、伝達することです。転職活動がスムーズで満足のいくものになることで、人材流動性の向上とそれに伴う最適配置が可能になり、結果として労働環境と生産性が向上します。
このようにして建設業界全体の魅力を上げることで、社会問題の改善に寄与したいと考えています。
採用担当より
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