「仕事も、子育ても、自分らしさも諦めない」
そんな信念を抱えながら、18年のワーママ経験を経て、“命と向き合う広報”としてキャリアアップを目指すメンバーがいる。
現在、広報PRとマーケティング職を担当する大藏。
彼女が人生後半戦に向けて、“自分の生きてきた道をまるごと肯定できる場所”として選んだのがココロミルだ。
彼女は言う。
「もし人生がこのままで終わってしまったら?
突然大切な人と別れる日が来たら?」
「誰にでもふとそんなことを考えることがあるのではないでしょうか。」
「これからはすべてを諦めない」——16年のキャリアを手放し、私は“自分の人生”を選び直した。
かつて大藏は、「仕事・子育て・そして自分らしさ」。
そのすべての両立に、悩み続けていた。
就職氷河期の中、やっと掴んだ老舗大手企業への入社。
激務の業界でがむしゃらに働き、愛着ある仕事にも打ち込んできたが、
出産を機に、世界は一変する。
仕事でスキルを発揮したいと思いながらも、家庭ではまだ幼かった子どもたちとの時間を持てず葛藤し、さらに周囲からも自分からさえも感じた「母親は自分の“好き”や“やりたいこと”は我慢するのが当然」という圧力。
全てを手に入れようとするほど、自分の気持ちや時間が置き去りになった。
それでも何とか乗り越え、ワーママ生活も10年を超えた。ようやく全てが落ち着いてきた37歳のとき。
彼女は、大手で16年積んだキャリアを捨て、少数精鋭のベンチャーに清水の舞台から飛び降りる覚悟で転職する。
理由は、2つ。
「今ある当たり前の私の気持ちを、当たり前のように生きる理由と糧にしたい。」
「もう一度、自分の人生を選び直そう」
その選択が、彼女の人生を大きく変えた。
経験ゼロ!未知の世界へ飛び込んだ彼女が、“言葉”を武器に切り拓いたマーケティングの世界とその先に見つけた使命
営業畑が長かった大藏だが、もともと得意だったライティングスキルを武器に、何1つ知らなかったWEBマーケティング業界に足を踏み入れた。
それをきっかけに、独学でマーケティングを体得し、学びながら、迷いながら、試行錯誤を繰り返し1人で新規事業を立ち上げる。
彼女が選んだ挑戦は、女性たちのライフプランやキャリアに寄り添うオウンドメディアの立ち上げだった。
そして自身の経験から、今まさに悩みの渦中にいる“少し前の自分”のような女性たちにとって“駆け込み寺”となるような、育児とキャリアの相談室を立ち上げ、同時にLINEやSNSの運用設計や事業提携などの企画を通しサービス拡大に尽力した。
「あの日の苦しさを、もう誰にも味わってほしくない」自分の少し後ろを歩く女性たち、そして娘たちへの思い
キャリアチェンジをしてからの大藏の原動力は、全てが“ワーママ時代の辛い経験と葛藤”から来るものだ。
毎朝、涙を流しながら1歳の娘を保育園に預け、その大切な娘を預けてまで出社した先で待っていた“マミートラック”。順調だったキャリアが途絶え、 “居場所がない”とすら感じたこともあった。
「会社、子供、今いる環境。何を言い訳にすればいいのかさえ分からなかった」
「確かに苦しかったのに、自分が母親失格だと認めるようでどこにも相談できなかった」
そんな過去の経験から、大藏は事業を立ち上げ、自分の後ろを歩く女性たちの声にならない声を拾い上げてきたのだ。
「初めてのマーケティング業界かつ事業責任者としての挑戦に、自分にとって“近い過去”である働く女性やワーママを選びました。15年経っても変わらない女性たちの状況を知り、過去の私と同じように、今辛い思いをしている女性を1人でもすぐに助けたかった。日本の女性をとりまく環境を本気で変えるつもりでした。」
そう話す大藏だが、それは世の中のためでもあるが、何よりも娘たちの未来のためだ。
「私のような想いをもう誰にもさせたくなかったし、それは私の娘たちもいつか歩く道だから。その道を少しでも明るく、しなやかなものにしたいんです。」
彼女の選択には、そんな“本気”と“想い”が宿っていた。
その時抱いていた思いは過去にもストーリーで語っている。https://www.wantedly.com/users/130829925/post_articles/949474
オウンドメディア×マーケ×PR。経験をすべて注ぎ込んで、次は「命を救う言葉」を届ける仕事へ
2社目で、オウンドメディア運営や付随する事業、そしてその後はコンサルタントとしてもWEBマーケティング経験を積んだ大藏。
そんな彼女が、ココロミルにジョインした理由は、
代表の林をはじめ会社が、本気で命と向き合っていると感じたこと。そして2社目で得た経験や知見を存分に発揮し、貢献できると思ったから。
「ワーママ事業にやりがいをもって6年間コミットしていましたが、私自身年齢を重ね、次に向き合うべきは自分にとっては近い未来”になる命や死だと思い始めたんです。」
その想いを抱え始めた頃に出会ったのが、ココロミルだった。
広報PR領域で、全てのプラットフォームで言葉を尽くすこと。
届け方を設計すること。それは単なる情報発信ではなく、「命を守る選択肢が、必要な人に届く未来」をつくる行為。それは、マーケティング出身者でライティングを得意とする大藏ならではの武器だ。
「林さんのストーリーやココロミルのビジョンはもちろん、WEBマーケター的な観点でホームページやサイトの設計まで隅々まで調べました。そして、私ならできる。むしろ今すぐやりたい!早くこの企業とサービスの価値、思いを世の中に届けなきゃ!そう思いました。」
ただのPRじゃ意味がない。届けたいのは読み手に一番近い言葉。「誰かの命を守れるメッセンジャー」に、私はなる
現在、大藏は広報PR、SEO、コンテンツマーケティング、SNSやメディア戦略など、ココロミルの幅広いマーケティング領域を担当し、 「ホーム心臓ドック」や「eclat」などのプロダクト、そして「ココロミル」を世の中に広げるための戦略をゼロベースから練っている。
ただ“売るため”のマーケティングではなく、
「なぜこの医療機器やサービスが必要なのか」
「その先に、どんな幸せな未来があるのか」
——社会的意義を伝え、共感の輪を広げていく。
そして、その彼女の言葉には、力がある。
なぜならそれは、どこまでもエンドユーザーとなる“人”に向いているからだ。
技術のこと、医療のこと、社会課題のこと——
どれだけ複雑なテーマでも、必ず「当事者の目線」に変換し、伝える力を持つ。
「今、私が向き合っているのは“突然死を減らす”という社会課題。だけどそれは、人生経験をある程度重ねた私にとっては、自分はもちろん、親、子供、パートナーに友人、そして一人の生活者…どの角度から考えても決して他人ごとではないテーマになるんです」
それは、PRパーソンとしての実績以上に、「ひとりの女性」「母」として、「一生活者」として、そしてこれから「自分と大切な人達が歩く未来」として、あらゆる立場からの視点がにじんでいるからだ。
彼女が伝えたいのは、単なる製品のスペックや企業のビジョンではない。
それらを通して「あなたが、もっと幸せに生きられる未来がある」ということだ。
“私の人生はもう余生”と笑いながら、すべてに全力!
経験も余力も力に変える、大人の本気の働き方
16年に及ぶ営業畑での経験はもちろん、性格的にも臆せずコミュニケーションを取る大藏は、入社早々に、社内外の多様なバックグラウンドのメンバーと横断的に連携しながら、プロジェクトを前に進めている。
「働きながら子供を育てて18年が経ちました。命がけで子供を産み、年齢だけでなく人生経験も積んだ今感じるのは、もう私には怖いものがないかもしれないということ(笑)
誰かとぶつかること、人にどう見られるか、失敗や成功すら、若い頃はどこかで意識してたようなことも全て些末なことになりました。
それこそ、死ぬこと以外はかすり傷です(笑)
私にとって大事なのは、何を信じるか。目的達成のために今どう動くべきか。常にベクトルを自分に向けていればやるべきことと意識は自ずと研ぎ澄まされていきます。」
そして、現在取り入れている在宅ワークや裁量を持った働き方で、残り少なくなった子育てを取り戻すかのように楽しみながら、「自分の時間」も全力で謳歌する。
海外旅行を兼ねた様々な国でのライブ参戦やミュージカル鑑賞をはじめ、スノーボードにドライブ、PTA活動からYoutubeチャンネルの運営まで、彼女の趣味は実にアクティブで幅広い。
「年を重ねたら、取捨選択と自分の機嫌を取るのが本当に上手くなりました。皆に笑われるけど、もう自分の今は余生だと思っているんですよ(笑) だからいつも全力だし、1分1秒たりとも無駄にしない。
私の周りで起こることは、困難だとて人生の“味わい”。公私ともにどんなことでもユーモラスに対応できてしまう粋な人間でいたいです。」
そんなしなやかに戦える環境と経験値も、彼女が本領を発揮できる理由の一つだ。
命を守る選択肢を届けよう。誰かの未来を変える仕事を一緒に作ろう。
「私たちの志や働きが、誰かの命を守るきっかけになる。実際入社して、無限の可能性があるなとワクワクしています。」
自分のキャリアを通じて、かけがえのない命を大切にできる社会へ。
情報の“その先”にいる誰かの人生にまで、影響を与えられるマーケティングを。
医療の世界では、専門知識や信頼性が求めらる。
「それでも、私が担う領域も 実は“命を守るための選択肢”を広げていく上では、非常に重要な役割を担っていると思うんです。」と大藏は言う。
「知らなかったから、大切な人を失った。」
「知っていたら、助けられたのに。」
そんな後悔と悲しみを、もうこれ以上増やさないために。
「経験はもちろん、誰かのささやかな想いすら、ココロミルでなら私がぜんぶ社会の価値に変えていける。その自信があります。」
だから彼女は、今日も言葉を紡ぐ。
未来の命を救う、小さな種を、一つずつ植えるように。
誰かの未来が、少しでも変わるようにと願いながら。
・・・・・・
「誰かの人生の明かりになるような言葉を届けたい」
「医療や命に関わる社会課題と向き合いたい」
そんな想いがある方は、ぜひ私たちに話を聞かせてください。
ココロミルは、あなたの持つ“ストーリー”や“紡いだ言葉”を、心から歓迎します。
【Wantedlyのココロミルのページ】
https://www.wantedly.com/companies/company_4294681
【株式会社ココロミル 企業HP】
https://kokoromil.com/
