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「病院じゃない医療の形」——私が臨床検査技師としてベンチャー企業にいる理由
ココロミル初の臨床検査技師としてジョインして、もうすぐ5年目になる湊川。社内では「技師のエース」と言われることもあるけれど、本人はそんな素振りを一切見せない。優しく、明るく、でも着実に結果を出していく。そんな等身大の彼女には、しなやかに強く、選び抜いてきた人生があった。“母と同じ道”ではなく、“自分の医療”を歩こうと決めた医療の世界を志したのは、看護師として働く母の背中をずっと見ていたから。日々の出来事を語る母の言葉から、「人の命に関わる仕事ってすごいな」「医療って尊いな」と、幼い頃から自然に感じるようになっていた。ただ、自分が母とまったく同じ道を歩むことには、どこかピンとこないものがあ...
“もう余生”そう笑いながら、今がいちばん走ってる。経験も余裕も力に変える、大人の本気の働き方ーココロミル 広報PR・マーケター
「仕事も、子育ても、自分らしさも諦めない」そんな信念を抱えながら、18年のワーママ経験を経て、“命と向き合う広報”としてキャリアアップを目指すメンバーがいる。現在、広報PRとマーケティング職を担当する大藏。彼女が人生後半戦に向けて、“自分の生きてきた道をまるごと肯定できる場所”として選んだのがココロミルだ。彼女は言う。「もし人生がこのままで終わってしまったら?突然大切な人と別れる日が来たら?」「誰にでもふとそんなことを考えることがあるのではないでしょうか。」「これからはすべてを諦めない」——16年のキャリアを手放し、私は“自分の人生”を選び直した。かつて大藏は、「仕事・子育て・そして自分...
「突然死を、なくしたい」医療とテクノロジーの狭間で命に本気で向き合う経営者—ココロミル代表 林大貴
代表取締役 林 大貴。淡々と静かに言葉を紡ぐその姿には、熱がある。そして、ひとつの信念が宿っている。「この世界から、突然死をなくしたい」この社会には、健康に見えていた人がある日突然、命を落とす——そんな現実が存在する。誰にも知られず忍び寄るリスク。不整脈や心疾患といった"目に見えない兆候"が、その裏に潜んでいる。その信念のきっかけは、若くして自分の母親を突然死で亡くした経験。いつも通り一緒に食事をしたその数時間後の出来事だった。急に奪われた大切な母親の命と、何もできなかった自分。医師からは、死因がストレス由来の突然死と言われ、悔しさと無力感が、胸に深く刻まれた。「どうして、もっと早く気づ...