「困った」を「できた!」に変える支援の場。トータスキッズ指導員の岩野です。
6月から、アートリーダー牛島先生のもと、「アートクラスplus」の進行役を担当しています。
“トータスキッズのアートクラスってどんなクラス?”
今日は、現場で感じたこのクラスの魅力をお伝えします。
≪みんなが成長し合えるアート教室≫
このクラスの魅力は、子どもとスタッフの個性を引き出し完成させたアート作品のクオリティー。
トータスキッズもりのいえ内にある「Wonder Forestギャラリー」に並ぶ作品は、本格的な技法を取り入れつつも、それぞれの個性や工夫が光っていて、思わず立ち止まって見たくなるものばかり。一人ひとりの学びのペースや特性に寄り添い、ABA(応用行動分析)の視点を取り入れながら行っている「アートX自分らしく生きる力」の指導。ここには関わるすべての人が育ちあう仕組みがあります。
<自分の成長(視野の広がり)>
このクラスを受け持ち始めた頃の私は、集団指導にもアートという世界にも慣れず、作業の進行で手一杯!全体を見る余裕がなく、あたふたする場面も多くありました。
しかし、指導リーダーやアートリーダーとのミーティングを重ねる中で、段取りの工夫や声かけのタイミングを学び、徐々に全体を見渡しながら進められるようになってきました。
<生徒の成長(やる気と交流の芽生え)>
ある日のクラスでは、作業が早く進んでいる生徒の作品を見せたことで、それをきっかけに他の生徒も「やってみよう」と手が進みました。
また、作業の合間に自然な雑談が生まれ、少し会話が続く場面もちらほら(^^)
芽生えたばかりですが、こうした小さなやりとりがクラスの空気を少しずつあたためています。
<アートで育む:個性・つながり・挑戦する力>
クラスづくりは、作品制作の前から始まります。
事前ミーティングでは、1つの作品を作るために必要な工程を試作しながら、
*全体の流れ
*生徒が取り組める作業段階
*効果的な声かけの方法
*手助けの範囲
といった点を細かく検討します。
その際に大切にしているのは、
“一人ひとりのペースや得意・不得意に配慮しつつ、全体にもわかりやすく伝わるようにすること。”
誰かが置いていかれないようにしながら、クラス全体の流れも止まらないように、説明の順番や言葉の選び方を工夫しています。
さらに、作業の進め方だけでなく、自然に会話や交流が生まれる雰囲気づくりや、発表しやすい空気をどう整えるかも大事なテーマ。アートの時間が作品づくりだけで終わらず、交流や自己表現のきっかけになるよう、日々工夫を重ねています。
このクラスでは、
*アートの面白さ
*応用行動分析(ABA)に基づいた指導
*人と人がつながっていく温かさ
という三つの要素がバランスよく融合。それぞれが少しずつ育まれながら、豊かな学びの場になっています。
個別指導とはまた違った集団の学びの中で、私自身も生徒や仲間の先生から刺激をもらいながら、一歩ずつ進行役として成長中です。
<作品展示と体験案内>
生徒たちの作品は「Wonder Forestギャラリー」に展示中です。
ぜひ見に来てください♡
Wonder Forestギャラリー
横須賀市長沢1-32-8
(ご来場の際はスタッフにお声がけください)
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「困った…」を
「できた!」に変える支援の場
トータスキッズ
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株式会社Wonder Forest
“人の育成を通してそれぞれらしく輝けるステージを作る” これが、私たちWonder Forestのミッションです。 「いつまでも成長したい!」「自分も周りもワクワクできる場を作りたい!」と考え行動する人が自分らしく活躍できる場があれば、そのワクワクが周りにも広がっていくはずだという考えから、私たちは2つの事業を通じて、人材育成を支援できるスタッフの育成を行っています。 ◆児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援「トータスキッズ」(https://www.ts-kids.com) 発達に凸凹のある子どもたちが自分らしく成長できるように、研究成果に基づく療育を地域に広げ、子どもと家族をサポートしています。 一般的に児童発達支援や放課後等デイサービスは集団での活動が多いですが、私たちの支援は、応用行動分析に基づく、マンツーマンの個別指導が土台となっています。 社会性に課題を持つ発達に凸凹のあるお子さんにとって、画一的な集団活動ではどうしても個に合った成長機会が得られにくい側面があり、時に失敗体験につながってしまうことも考えられます。 だからこそ私たちは、個人の持つ特性に合わせて支援をすることで、一人ひとりの「できた」を増やし、自己肯定感・学ぶ力・学びたい気持ちを増やしていけるようにサポートをしています。 個別指導以外にも、他者との関わりや協働する力など社会性を伸ばすソーシャルスキルトレーニングや「トータスキッズα」というITを通じた生きる力を育むクラスなど、お子さまのニーズに合わせた「小集団クラス」もあり、発達段階に合わせた「できた!」を増やす支援環境を準備。親亡き後、子どもたちが社会との繋がりの中生きていく力を支援しています。 ◆「Wonder Laboプログラミング教室」(https://labo.wonderforest.co.jp) 幼児から小・中学生を対象に、「ITを通した生きる力の教室」を運営しています。 名前の通り、プログラミングの基礎も学びますが、私たちは、プログラミングを含むITを一つの手段と捉え、子どもたち自身が社会の中に役割を見出し、活動を通して生きる力を育んでいく、そんなプラットフォームにしていきたいと考えています。 その実践例が、2018年から定期的に開催している「子どもによる子どものためのプログラミング教室」という活動。これは、子どもたちが指導者となって地域の子どもたちにプログラミングを教えるというもので、私たちの生きる力を育むPBL型授業(課題解決型学習)の取り組みの一環です。この活動の中で、子どもたちはプログラミングを教えるほか、集客のため、PV編集やチラシ制作、ラジオでの広報活動、メディア対応など、企画運営を通して自ら課題を見つけ、解決する能力を養っています。