こんにちは。トータスキッズ指導員の古賀です。今回は、実践編のお話です。
トータスキッズでは、2年前から「小集団クラス」をスタートしました。
もともと個別支援に定評のあった私たちにとっては、
「小集団にすることで、支援の質が下がるのではないか?」
「トータスの信頼を損なうことにならないか?」
そんな不安が正直、少なからずありました。
私自身、過去に集団療育に携わっていた経験があり、研修や実践も重ねてきましたが、それでも「集団療育は難しい」という印象は根強く残っていたのです。
ですが、この2年間で実際に運営をしてきたなかで、はっきりと実感したことがあります。
“ABAの考え方は、集団でも確かに力を発揮する。”
【小集団だからこそ見える子どもの力】
トータスでは、小集団であっても「アセスメント」から始めます。
活動は“みんなで”行いますが、支援の視点は常に“一人ひとり”に向けています。
それぞれの得意・不得意や目標に応じて、支援の形を設計していくのです。
もちろん、個別とは違い、集団では即座に対応しづらい場面も多くあります。
でも、だからこそ得られる気づきもあります。
*他者との関わりから見えてくる、子どもの新たな一面
*トラブルやすれ違いが生む、“気づきの種”
こうした集団ならではの反応をもとに、仮説を立てて支援を見直し、再び実践へとつなげていく。この仮説と検証の積み重ねが、子どもたちの「できた!」という成功体験へとつながっていきます。
さらに、小集団だからこその“強化”も大きな魅力です。
指導員の声かけももちろん有効ですが、何より子どもたち同士のやりとり——
「すごい!」
「いいね!」
「一緒にやって楽しかった!」
そうした声や体験は、子どもたちにとってかけがえのない自信やモチベーションになります。
【進化する小集団クラスと、最強のチーム】
私は、「ただ楽しく過ごすだけ」の小集団クラスにはしたくありませんでした。
この2年間、αクラスに取り組んできたなかで、今ははっきりと言えます。
“小集団クラスには、想像以上の可能性がある”
その思いをさらに進化させるために、この春から体制を刷新。
αクラスは古山さんを中心とした新チームに、そして牛島さんをリーダーとした新たな「アートクラス」もスタートしました!
「やる気にさせる」「注目を集める」ことは、個別でも難しい技術。
集団になれば、なおさら難しくなります。
でも、αクラスの古山さん、アートクラスの岩崎さんは、いずれも元・幼稚園教諭。
毎日2〜30人の子どもを相手にしてきた中で培われた力は本当にすごい。
怒ったり、大きな声で指示を出すわけではありません。
でも、さらっとした一言で空気が変わり、子どもたちが動き出す。
その自然でしなやかな支援の力が、しっかりと子どもに届いているのです。
そして何より、アートクラスを牽引する牛島さんの想い。
「アートを通じて、子どもたちの内面を引き出したい。ありのままの自分に自信を持ってほしい。」
その情熱から生み出されるカリキュラムが、子どもたちの制作中の表情や言葉にも変化を生み始めています。
今、トータスの小集団クラスは、明らかに新たなフェーズに入っています。
ABA×小集団×スタッフの想いと経験。
この掛け算が、子どもたちの未来をもっと輝かせていく。
この最強メンバーとともに、 今後さらにレベルアップしていく予感でいっぱいです。
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「困った…」を
「できた!」に変える支援の場
トータスキッズ
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