「じっとしてられないんです」
「早く貢献したい、という気持ちがいい意味での焦りになる」
HRソリューションズ事業部に、圧倒的な熱量を放つ、一人の“大型ルーキー”が現れた。日比野 航。
入社数ヶ月にして、自らの力で次々と新規契約を獲得。その落ち着き払った佇まいは、まるで百戦錬磨のベテランのようだ。
なぜ、彼はこれほどまでにパワフルなのか。 その“動じない心”の源泉は、意外にも、彼が一年半もの時間をかけて向き合ったという「自分だけの説明書」と、氷上で繰り広げられた「修羅場」の記憶にあった。
元アスリートの彼が語る、仕事の哲学、そして仲間への熱い想い。 この記事を読めば、あなたの心にも、きっと何かが灯るはずだ。
ー日比野さんはコーチング資格をお持ちで、プロコーチとして活動することも可能だと思います。そんな日比野さんが、あえてコーポレートコーチに『営業』としてジョインされた理由は何だったのでしょうか?
僕にとって、コーチングはあくまで一つのコミュニケーション『技術』なんです。その技術は、それ単体では完結しない。だからこそ、その技術を使って、実際のビジネスの現場で、特に日本のトップ企業が抱える『人事』という課題に対してどう貢献できるのか。そのリアルを、ゼロから学び、体感したいという想いが強かった。それが、この会社を選んだ一番の理由ですね。
ー入社後すぐに、ご自身の力で新規契約を獲得されています。なぜ、これほど早く結果を出せたのだと思いますか?
勝因と呼べるかは分かりませんが、3つの要素があると思っています。一つは、『いい意味での焦り』。僕、じっとしていられない性分なんです(笑)。自分を受け入れてくれたこの場所で、一刻も早く自分の存在価値を証明し、貢献したい。その情熱が、僕を突き動かしてくれました。
二つ目は、『体験したいという好奇心』。日本のトップ企業の方々が、どんな課題を持ち、我々のソリューションがどう機能するのかを、とにかく早く知りたくて、見たくて仕方がなかったんです。
そして三つ目が、『飛び込むことを恐れない姿勢』ですね。物事を始める前に、緻密に計算しすぎて動けなくなるより、まず飛び込んでみて経験から学ぶ方が、結果的に成長は早い。昔から、僕はそういう“体験主義者”なんです。
ー周りから『入社数か月とは思えない落ち着き』、まるでベテランのようだと言われています。その“安定感”の源泉は、一体どこにあるのでしょうか?
一つは、徹底的な『自己理解』にあると思います。 コーチングを学び始めた頃、『自分が何が好きで、何が得意で、人生の価値観は何か』という3つの問いと、一年半ほどかけて向き合い続けた時期があるんです。過去の自分と対話しながら作り上げたその『自分だけの説明書』が、どんな時も自分を見失わないための、自信の土台になっています。
そしてもう一つは、アイスホッケーに捧げた青春ですね。 過酷なトレーニング、厳しい上下関係、ライバルとの競争…。あの『修羅場』を潜り抜けてきた経験が、僕をブレさせない。『何があっても、あの頃の自分が耐えられたんだから、今の自分が耐えられないわけがない』って。
あの頃の自分が見て、情けないと思われるようなことはしたくない。その想いが、僕を支えてくれているんだと思います。
ーアイスホッケーの経験から、現在の『プロデューサー』としての仕事に活きている意外な“共通点”や“学び”はありますか?
チームスポーツなので、常に『今、自分はこのチームのために何ができるか』『どんな表情で、どんな風に周りと接するべきか』を自然に考える癖がついていることですね。うちの会社は個の力以上に、チームで成果を出すことを大切にしているので、非常に活きていると感じます。
あと、これもホッケーの影響が強いのですが、僕は職場の仲間を『家族』だと思っている節があって。他のメンバーに負けたくないというライバル心と、困っている仲間を助けたいという家族意識。その両方が、良いチームには不可欠だと信じています。
ーでは、コーポレートコーチのオフィスを、一つの『家』だとします。日比野さんご自身は、どんな家族構成(役割)になると思いますか?
面白いですね(笑)。転職してきたばかりなので、今は『養子』でしょうか。 歴は浅いけれど、僕より年下の方もいる。だから末っ子というわけでもない。家の中のルールやしきたりを覚えながら、お兄ちゃんたち(先輩)を助け、弟や妹たち(後輩)の面倒も見る。そんな存在かなと。
ちなみに、お父さんは森川さん(社長)、お母さんは、性別は違いますけど弘さん(取締役の佐藤)ですね。長男が、三つ子の課長たち(濱、佐藤、根本)で…(笑)。そんな温かい家族の一員として、今は必死に貢献したいと思っています。一年後には、また役割が変わっているでしょうね。
ー入社されてから数ヶ月、特に印象に残っている『コーポレートコーチらしいな』と感じた、先輩や上司との具体的なコミュニケーションや、サポートのエピソードがあれば教えてください。
会社の規模はまだ小さいですが、社会に与えようとしているインパクトのスケールが、とてつもなく大きいことですね。
先輩方の商談に同席させていただいた時、『僕たちが世の中を変えるんだ』くらいの自信と熱量で語っているのを聞いて、『これは、経営陣だけでなく、メンバー全員が本気で思っているんだ』と実感しました。
そして、その大きなビジョンに対して、誰一人として愚痴を言わない。皆が『自分たちは精鋭部隊だ』という誇りを持ち、仕事に熱中している。そのプロフェッショナルな空気感は、入社してからずっと印象的に感じています。
ーもし、日比野さんご自身を、アイスホッケーのポジションに例えるとしたら、どんな役割の選手だと思いますか?
『攻めの中の攻め』、フォワードですね。考えるよりまず行動、前例がなくても先頭を切る。じっとしていられないので(笑)。 ただ、攻めっぱなしではなくて、バックオフィスの方々への配慮など、守りの視点も常に持つように意識しています。かつて営業として仕入れから販売、そして請求書業務までやっていた経験が、ここで活きていますね。
ー日比野さんはカナダ留学のご経験がありますよね。留学中、一番『これが食べたい!』と恋しくなった“日本の味”は何でしたか?
(即答で)セブンイレブンのチャーハンです!
これ、本当の話で、帰国して最初に食べたのがそれで、気絶するくらい美味しかったんです(笑)。あの感動は、今でも忘れられません。
あとは…くずきり!笑
ー今後、コーポレートコーチという舞台で、どんな『プロデューサー』へと進化していきたいですか?
『プロデューサー兼、役者』です。 具体的には、フロントとしての営業で一流の結果を出す【プロデューサー】。 社内外で価値を発揮できる【コーチ】。 そして、人前で語り、人を惹きつけられる【研修講師】。
この3つの役割を全て体現できる、唯一無二の存在になりたい。それが僕の野望です。そうなれば、お客様からの信頼も、会社への貢献度も、全く新しいレベルに行けるはず。この会社でなら、そのロールモデルになれると信じています。
ー最後に、この会社の『ルーキー』として、今、リアルに感じている魅力や面白さを伝えてください。
まず、この仕事は、自分の人間性そのものが言葉に乗る、非常にやりがいのある仕事です。無形商材だからこそ、自分を磨き続けることが、そのままお客様への価値提供に繋がる。そこを楽しめる人には、最高の環境だと思います。
そして、何より『仲間がピカイチ』です。 本当に仲間想いで、助け合う姿勢が根付いている。僕が未来の仲間に求めるのも、『周りに気を配れる、温かい人』、そして、『自分のことが好きな人』ですね。
自分の持ち味を肯定し、それを最大限に発揮したいと思っている。そんな、自信と優しさを兼ね備えた方と、一緒に働きたいです。お待ちしています。