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こんにちは!株式会社NTTデータ フィナンシャルテクノロジー(以下、NTTデータFT)決済イノベーション事業部です。
NTTデータFTは、一言で表すなら「お金のとおり道」をつくる会社。
金融に関わるあらゆるシステムを手がけ、NTTデータグループの金融部門で中核を担っています。
中でも私たち決済イノベーション事業部では、クレジットカード中継を中心とした大規模トラフィックを扱うキャッシュレス・システムのサービス開発を行っています。
国内最大級の決済システム「CAFIS」は、様々な業態・業種のお店と国内ほぼすべてのクレジットカード会社・金融機関を結び、40年にわたって日本のキャッシュレス決済を支えてきました。
今回は、決済イノベーションが手がけるソリューションの一部、「CAFIS伝票保管サービス」についてご紹介します。
CAFIS伝票保管サービスとは
「CAFIS伝票保管サービス」は、これまで紙伝票で行ってきたクレジット決済の署名などの代わりに、サインパッド上で取得した電子サインを利用することで、サイン伝票の紙出力を廃止するものです。
取得したサインと取引情報は、CAFIS経由でNTTデータ運営のCAFIS伝票保管センタに保管され、Webから簡単に検索することができます。CAFIS伝票保管センタはクレジットのグローバルセキュリティ基準であるPCIDSSに準拠しており、7年間の厳重保管が要求されるサイン伝票をセキュアな環境で保管することができます。
伝票保管サービスが実現する業務効率向上と環境保護への貢献
「CAFIS伝票保管サービス」の導入により、これまで紙のサイン伝票を保管するために必要だった膨大な物理スペースが不要となり、コスト削減や業務効率の向上を図ることができます。さらに、電子サインの利用により環境への負荷も軽減されるため、企業のCSR(企業の社会的責任)活動にも貢献します。
また、このサービスでは取引の記録がデジタル化されるため、取引情報の検索や確認が迅速に行え、業務プロセスの迅速化と正確性が向上します。Web上での簡単な操作で、過去の取引情報を容易に検索できるため、顧客対応や内部監査の際にも迅速な対応が可能となります。
高度なセキュリティ技術によるデータ保護
CAFIS伝票保管センタでは、最新のセキュリティ技術を駆使してデータを保護しています。センタの運営はNTTデータが行い、信頼性の高いデータ保護と運用が保証されています。CAFIS経由で保管された電子サインと取引情報は、厳格なセキュリティプロトコルに基づいて管理されており、不正アクセスやデータ漏洩のリスクを最小限に抑えます。これにより、利用者は安心してサービスを利用することができ、企業のセキュリティ対策の一環としても非常に有効です。
法令遵守とリスク管理
また、CAFIS伝票保管サービスの利用により、法令遵守の観点からも多くのメリットがあります。電子サインの利用は、法律で認められた有効な署名方法であり、7年間の保管義務にも対応しています。これにより、企業は法律に従った形で取引情報を保存し、必要な時に速やかに提出することが可能です。さらに、紙伝票の物理的な管理に伴うリスク(紛失や破損など)を排除し、より安全かつ効率的にデータを管理することができます。
「CAFIS伝票保管サービス」は、ペーパーレス化の推進、コスト削減、環境保護、業務効率化、セキュリティ強化、法令遵守といった多くの利点を提供する革新的なサービスです。
企業を支援する重要なツールとして、今後ますますその重要性が増していくことでしょう。
いかがでしたでしょうか?
今回はNTTデータFTが手がける「CAFIS伝票保管サービス」についてご紹介しました。
少しでもNTTデータFTや決済イノベーション事業部について知っていただけたら幸いです。
当社に興味を持ってくださった方は、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししてみませんか。
お会いできることを楽しみにしています!