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【代表インタビュー】QALからQXLへ──“動物病院の外”に挑む理由
QIXはこれまで、動物病院という医療の現場を中心に製品とサービスを届けてきました。“Quality of Animal Life(QAL)”という理念のもと、医療とケアの品質を高めることに注力してきたのです。けれど、私たちはある時、こう感じ始めました。「本当に“生活の質”を支えるには、病院の外にも目を向けなければならないのではないか?」医療の外にある「困りごと」に目を向けて食事、しつけ、生活環境、介護、最期の時間──これらはすべて、医療“以外”の領域に存在する課題です。動物病院での治療だけでは解決できない、けれど日常的には確実に直面している。私たちはそれらの“声になりにくい課題”を、無視...
【代表インタビュー】人が会社を創る―15年で出会った“仲間”の物語
製品や仕組み、理念やビジョン。企業には様々な構成要素がありますが、QIXがここまで来られた最大の要因を一つだけ挙げるとすれば、それは間違いなく、“人”です。15年という歳月のなかで、数え切れないほどの出会いがありました。それぞれの人が、QIXという器を形づくってきた。今回はそんな、“仲間”と歩んできた物語をお話しします。意見がぶつかるからこそ、前に進めたどの会社にも、創業期に特別な存在だった人がいると思います。QIXにも、方向性をともに悩み、時に激しく意見をぶつけ合った幹部がいました。正直、順風満帆ではありませんでした。でも、だからこそ“組織としての意思決定”が磨かれていった。「この人が...
【代表インタビュー】「“成長しているのに苦しい”――迷走と再起の10年」
企業が陥る最大の危機は、「何もかもが上手くいっているように見える時」かもしれません。かつてのQIX(当時ペティエンスメディカル)もまた、数字では成長している一方で、内側から静かに“創造性”を失いかけていた時期がありました。今回は、その停滞と迷走を抜け出し、“もう一度、理念から始める”決意を固めた“第二の創業”の物語です。「なぜか、前に進んでいない」感覚今から7-8年ほど前に、売上は伸び、製品数も増加。一見すると順調に見える時期でした。しかし内部では、次第に“製薬会社の模倣”に陥り、社員の間にも「どうせ自分たちは、◯◯の下位互換」といった空気が広がっていたのです。・数字優先・機能訴求偏重・...
【代表インタビュー】売上ゼロからの挑戦――“現場から学ぶ”モノづくりのはじまり
QIXの創業は、決して“完璧なスタート”ではありませんでした。ただ一つ確かなのは、「この現場に必要なものが、まだ世の中に存在しない」という強い想い。その問いを原動力に、私たちは一歩ずつ、製品と文化を育ててきました。“現場に届くかどうか”を問い続けて最初の製品づくりは、手探りの連続でした。製品名の見直しや、思わぬ技術的課題への対応など、小さな調整や判断をいくつも重ねながら前に進んでいきました。たとえば、犬猫の血流のサポートを目的に開発した製品では、製品特性と成分安定性のバランスに細心の注意を払ったにもかかわらず、改善の余地が見つかり、その後の展開を見直すことに。しかしそれら一つひとつの選択...
【代表インタビュー】「無いなら創る」―QIXが歩んできた、問い直しの15年
2025年、QIXは創業から15年という節目を迎えました。医療、福祉、教育、そして暮らし。この15年、私たちは動物医療という現場の只中から、それらとつながる「問い」を見つめ続けてきました。始まりは、現場の“違和感”でした。獣医師として動物病院に立つなかで、私はこんな想いを何度も抱えてきました。「なぜ、これが“無い”んだろう?」必要とされる製品が無い。現場で使いやすい処方が無い。あっても、使いにくい。伝えにくい。続かない。市場が小さいから? 誰も作らないから?でも、そこに“困っている誰か”がいることだけは、確かだった。だからこそ私は、「無いなら創ろう」と決めました。モノづくりとは、声を聴き...
QIX、15年の軌跡と未来へ。企業の想いを伝える体験型イベント「QIX EXPO 2025」開催
QIX創業15周年。未来への思いを込めた体験型イベント「QIX EXPO 2025」を開催します。2025年、QIXは創業15周年を迎えます。私たちがここまで歩んでこられたのは、製品やサービスをご利用いただいた動物病院の皆さま、現場で日々ペットと向き合うプロフェッショナルの皆さま、そして飼い主の皆さまのおかげです。この節目の年に、QIXがこれまでの歩みと、これからの未来への意思を表現する場として、「QIX EXPO 2025」を開催します。企業としての“進化”を体感していただく一日QIX EXPO 2025は、単なる製品展示会ではありません。「動物×医療×人×福祉×食×テクノロジー」とい...
高齢犬や疾患犬にも“やさしいトリミング”を。動物病院と連携するサロン「QTREE.」の現場から
「どんな子にも、無理なく施術してあげたい。」そう語るのは、QIXが運営する動物病院連携型トリミングサロン『QTREE.(キュートゥリー)』の店長・冨丘さん。QTREE.は、通常のサロンでは受け入れが難しい高齢犬や持病のある犬たちを積極的に受け入れ、動物病院と連携することで、安全で安心な施術を提供しているサロンです。今回は、QTREE.で働くおふたりのトリマーに、働く魅力やサロンのこだわり、そしてこれからのビジョンについてお話を伺いました。登場人物紹介冨丘 竜也(店長)トリマー歴11年。動物病院併設のサロンで経験を積んだ後、QIX代表に声をかけられ、QTREE.の立ち上げメンバーとして参画...
経営のすぐそばで、QIXの今と未来を支える──社長室を紹介します!
こんにちは!今回は、QIXの“司令塔”に最も近い場所で、経営陣とともに多岐にわたる業務を担う【社長室】をご紹介します。■ 社長室ってどんな部署?社長室は、経営陣のすぐそばでQIXの中核を支える部署です。会社全体の成長戦略に関わる業務はもちろん、採用・研修・セミナー・広報・トリミングサロンの運営まで、本当に幅広いミッションを担っています。「なんでも屋さん」と言われるほど守備範囲は広いですが、裏を返せば会社全体の動きに触れながら、柔軟性とマルチスキルを磨けるポジションでもあります。■ 社長室の主な仕事とは?以下のような“縦にも横にも”広がる業務を、少数精鋭のチームで担っています:採用活動(求...
QIXを内側から支える屋台骨──管理部を紹介します!
こんにちは!今回は、QIXの“縁の下の力持ち”として、会社の安定運営を支える【管理部】をご紹介します。■ 管理部ってどんな部署?管理部は、商品の受注・発注・出荷・在庫管理といった流通業務から、総務・法務・経理といったバックオフィス業務まで、会社運営に必要な“すべての土台”を担う部署です。製品がスムーズにお客様の元に届くよう日々現場を支えると同時に、製造所とのやりとりや原料・資材の調達、品質管理にも関わり、欠品を防ぐための綿密な調整を行っています。また、会社全体の契約管理や財務面の安定化、働きやすい環境づくりにも深く関わっており、まさにQIXの屋台骨として重要な役割を果たしています。■ 主...
商品を“かたち”にするクリエイティブ集団──商品部を紹介します!
こんにちは!今回は、QIXの商品が世に出るまでのすべてを担い、魅力を最大限に引き出す【商品部】をご紹介します。■ 商品部ってどんな部署?商品部は、商品企画から開発・製造、デザイン、販促、広報まで──まさに「商品が世の中に届くまで」を一貫して支えるクリエイティブチームです。商品の原料や資材の選定、パッケージデザイン、販促ツールの制作、広報活動に至るまで、製品の魅力を最大化するあらゆる業務に携わっています。社内では、商品部門・デザイン部門・広報部門が連携し、商品を「より魅力的に、より多くの人へ」届けることをミッションとしています。また、戦略企画部・営業部とも密に連携し、現場の声や市場ニーズを...
ペット業界の最前線で、お客様と向き合う──営業部を紹介します!
こんにちは!今回は、QIXの「現場の最前線」として活躍する【営業部】についてご紹介します!■ 営業部ってどんな部署?営業部は、動物病院やペット関連施設に対して、QIXの商品・サービスをご提案するチームです。実際にお客様と顔を合わせる機会が最も多く、「QIXの顔」として信頼関係を築く重要な役割を担っています。営業スタイルは、ただモノを売るのではなく、お客様の悩みや要望を丁寧に伺い、豊富な製品ラインナップの中から最適なソリューションを提案する“コンサルティング型営業”です。さらに、製品勉強会の実施や学会・展示会・ドッグイベントへの出展など、多角的な営業活動も積極的に行っています。■ どんな仕...
QIXの未来を描く頭脳集団──戦略企画部を紹介します!
みなさんこんにちは!今回は、QIXの中でも「会社のこれから」をかたちにしていく【戦略企画部】をご紹介します。■ 戦略企画部ってどんな部署?戦略企画部は、QIXの事業戦略やブランド方針を企画・推進する、いわば“頭脳”のような存在です。市場や顧客の声を読み取りながら、商品開発・マーケティング・販売戦略の方向性を定め、各部署と連携して会社全体の成長を支えています。担当領域は広く、 ・新規事業の検討 ・年間の販促計画 ・SNSやWebでの情報発信の方針策定 ・自社ECサイトの運営・管理 など、QIXのブランド価値を中長期的な視点で高めていく多彩な業務を担っています。■ 主な業務内容を一部ご紹介戦...
【社員の声】愛犬にも、自分の手にも。ダーマモイストバス受賞の裏側⑦
QIX社員も愛してやまない“おもてなし品質”のスキンケアとは?2025年、おもてなしセレクションを受賞したQIXのスキンケア製品「ダーマモイストバス」。動物病院やトリミングサロン、ペットオーナー様に選ばれ続けてきたこの製品は、実はQIX社内でもファン多数。愛犬家のスタッフはもちろん、製品を広める広報、現場で声を拾う営業、マーケや開発チームまで──「自分たちが本当にいいと思えるから、届けたいと思える」そんなリアルな声をご紹介します。■ 飼い主としての“推しコメント”「うちの愛犬にも使っています。短毛種なので、ダーマモイストバスに浸かってタオルで全身を拭くだけで、ほぼドライいらず(笑)。ラク...
“おもてなし精神”とQIXのものづくり ダーマモイストバス受賞の裏側⑥
ダーマモイストバスに込めた、“おもてなし精神”とQIXのものづくり「おもてなしセレクション2025」を受賞したダーマモイストバス。 この快挙の背景には、製品だけでなく、QIXという企業の姿勢や想いがあります。なぜQIXの製品は、多くの動物病院やトリミングサロンで選ばれ続けるのか? 今回は、QIXが製品づくりを通じて大切にしている“おもてなしの精神”についてご紹介します。■ “続けやすさ”“使いやすさ”こそ、QIXのおもてなしQIXが考えるおもてなしとは、「手に取る人」「使う人」そして「動物」すべてにとっての使いやすさと続けやすさ。それを実現するために、エビデンスある成分設計(獣医師・専門...
プロの現場で選ばれている理由──ダーマモイストバス受賞の裏側⑤
プロの現場で選ばれている理由──“使われているシーン”をご紹介「おもてなしセレクション2025」を受賞したダーマモイストバス。 動物病院やトリミングサロンで実際に使われているシーンから、その高い信頼性と実用性が見えてきます。今回は、プロのトリマーさん・動物看護スタッフの皆さんから寄せられた“リアルな使用シーン”をまとめました。日常のケアからスペシャルケアまで。現場での多彩な活用法▶ トリミングメニューに+αの価値を「シャンプーやカットコースのオプションメニューとして導入しています」「トリミングの仕上げ保湿ケアとして、全頭に使用しています」サロンの標準ケアとして組み込まれるケースも多く、保...