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グループ交流イベント開催!今回は《鉄板料理対決》で大盛り上がり!

こんにちは、QIXです!QIXでは、グループ会社とのつながりをとても大切にしています。私たちQIXグループには、動物病院を運営する 株式会社JPR、獣医学関連の書籍を手がける 株式会社EDUWARD Press があり、普段から業務面での連携はもちろん、会社を超えた“人のつながり”も大事にしています。そんな3社の絆をさらに深めるべく、数カ月に一度の恒例イベント「グループ合同交流会」を開催!今回のテーマは……ずばり 《鉄板料理対決》🔥くじ引きで決まった担当ジャンルはこちら!QIX:和JPR:洋EDUWARD Press:中各社がそれぞれのジャンルで腕をふるい、“一番おいしい鉄板料理”を競い...

動物医療の現場から世界へ──QIXが描く共に育つ未来

台湾との取り組みをきっかけに、QIXは海外との連携を少しずつ深めてきました。製品を「売る」のではなく、価値を「育て合う」関係性。 セミナーや病院見学で知見を「共有する」だけでなく、実際の現場の中で「活かす」工夫を一緒に考える。こうした取り組みは、単なる輸出入や教育支援ではなく、動物医療の質をどう高めていくかという、本質的な問いへの向き合いでもあります。なぜ今、海外展開なのか?それは、“Quality of Animal Life(QAL)”という考え方が、文化や国境を越えて共有できる時代に入ったからです。高齢化、慢性疾患、動物と人の関係の変化──こうした課題は、日本だけでなくアジア各国で...

日本で深まった獣医療の未来──台湾獣医師チームの3日間

2025年10月、QIXとafpetが主催する台湾獣医師チームの日本視察プログラムが実現しました。参加者は台湾全土から選抜された臨床獣医師たち──皮膚科・内科・総合診療に携わるプロフェッショナルたちです。3日間にわたる濃密なプログラムは、「QIXの哲学と日本の現場」を体感し、台湾の臨床現場にどう活かせるかを深く考える機会となりました。【Day 1】──QIX本社セッション初日は東京都町田市にあるQIX本社にて、学びと対話の時間からスタート。・代表生田目による講義「日本の動物病院が抱える構造課題と未来」・取締役獣医師による整形外科セミナー(QIX製品の運用と実際の臨床)・営業チームからの製...

台湾から始まった信頼と挑戦──QIX × afpetの共創ストーリー

「日本の動物医療の知見や製品を、海外にも届けたい」──その想いを現実に変える最初の一歩が、台湾での挑戦でした。QIXが初めて台湾のペット市場に足を踏み入れたのは、2015年。台北で開催されたペットショーに出展したことが始まりです。しかし当時は、市場のニーズも顧客像も不明瞭で、何が求められているのか、どんな価値が提供できるのか──その全てが手探りの状態でした。その後、台湾市場での本格展開に向けて転機となったのが、afpet社とのパートナーシップでした。afpetは、トリミングサロンやペットケア領域で高い専門性と現場理解を持ち、教育や啓発活動にも力を入れている企業。最初の取り組みは、ごく小規...

QIX EXPO2025レポート⑤ ~来場者の声~

QIX EXPO 2025には、動物病院やトリミングサロンの関係者様、ペット関連企業の皆さま、そして多くのペットオーナー様にご来場いただきました。今回は、参加者の方々から寄せられたリアルな声をご紹介します。イベントを通して感じていただいたことを、ぜひ一緒に振り返ってみてください。会場・展示への声入り口からワクワクするようなデザインのフォトブースが魅力的でした。カテゴリー別に分かれている展示も見やすくてとても良かったです!」こじんまりしているのかな?と思って参加しましたが、講演内容やブースを通して業界の“今”に触れられてとても良かったです。製品体験への声実際の製品の使用感や情報を確認できた...

QIX EXPO2025レポート④ ~展示エリア・体験ブース~

QIX EXPO 2025の大きな見どころのひとつは、製品展示と体験ブース。会場中央には全製品を一堂に集めた展示コーナー、後方には「スキンケア」「フード」「クリッパーz「サイエンス」の4つの体験ブースを設置しました。来場者の皆さまは製品を見て・触れて・試して、普段は出会えないラインナップに驚きと発見の声を上げてくださいました。■ 製品陳列エリアQIXの全製品、約300点がずらりと並ぶ展示台(全長18メートル!)。その圧巻のスケールに、多くの方が足を止めて見入っていました。動物病院専売品やサロン専売品など、普段なかなか見ることのできない製品にも直接触れていただき、「こんな製品があったんだ!...

QIX EXPO2025レポート③ ~記念講演〈後編〉~

QIX EXPO 2025では、業界をリードする専門家の方々をお迎えし、特別な記念講演を実施しました。続いては記念講演の後半戦。ペットと人の暮らしをより豊かにするためのヒントが詰まった2つの講演をご紹介します。来場者の皆さまが真剣に耳を傾ける姿からも、動物医療とヘルスケアの未来への期待が伝わってきました。講演③「動物医療の枠を超えて──医療・教育・福祉の融合で見える次世代のカタチ」登壇者:山川伊津子(ヤマザキ動物看護専門職短期大学 学長/動物トータルケア学科 教授)牛島加代(非営利型一般社団法人HugKu-Me 理事長)モデレーター:生田目康道(株式会社QIX 代表取締役社長)本講演では...

QIX EXPO 2025レポート② ~記念講演〈前編〉~

QIX EXPO 2025では、業界をリードする専門家の方々をお迎えし、特別な記念講演を実施しました。動物医療のこれからを見据えたセッションは、多くの学びと気づきを与えてくれる貴重なひとときに。前編では、2組の講師による講演内容をレポートします。講演①「現場で活きる力をどう届けるか──臨床教育の最前線と大学の使命(挑戦)~大学の第一線で臨床も教育も担う2人が本音で語り合う~」登壇者:枝村一弥 (日本大学 動物病院 病院長/教授)井坂光宏 (酪農学園大学 伴侶動物外科ユニット 教授)現場で即戦力となる獣医師・看護師を育てるために、大学教育はどうあるべきか。臨床と教育を両立するお二人の対談で...

QIX EXPO 2025 レポート① ~代表が語るオープニングスピーチ~

横浜・大さん橋ホールにて開催した「QIX EXPO 2025」。当日はたくさんの方にご来場いただき、ブースやステージは想像を超える盛り上がりとなりました。ご協力くださった皆さまに心より感謝いたします。まずは、開会宣言に続き、QIX代表取締役社長・生田目によるオープニングスピーチから。当社の15年の歩みと、これから描く未来について語られました。【オープニングスピーチ】QIX15年の軌跡と新たな挑戦 ~QALからQXLへ~ 本日は、飼い主の方々、動物医療やケアの現場で働く皆さま、そして共にQIXを支えてきた、500名を超える多くの仲間が集まってくださいました。本日はQIXの15年を振り返りな...

QIX EXPO 2025 開催レポート ~獣医療とペット業界の“今”と“未来”を考えた1日~

15周年の節目に描いた新しいビジョン2025年9月6日(土)、株式会社QIXは創業15周年を記念し、横浜大さん橋ホールにて「QIX EXPO 2025」を開催しました。 コンセプトは「動物医療業界に貢献し続けて15年のQIXが考える、QALからQXLの時代へ」。“動物×医療×人×福祉×食×テクノロジー” をテーマに、講演や新製品発表、体験型ブースなど、QIXならではの企画をぎゅっと詰め込んだ1日となりました。300名以上が集結!熱気あふれる会場当日は動物病院やトリミングサロン、ペットケア施設、動物保護団体、大学関係者、ペット関連企業、そしてペットオーナー様まで、300名を超える方々が来場...

【代表インタビュー】QALからQXLへ──“動物病院の外”に挑む理由

QIXはこれまで、動物病院という医療の現場を中心に製品とサービスを届けてきました。“Quality of Animal Life(QAL)”という理念のもと、医療とケアの品質を高めることに注力してきたのです。けれど、私たちはある時、こう感じ始めました。「本当に“生活の質”を支えるには、病院の外にも目を向けなければならないのではないか?」医療の外にある「困りごと」に目を向けて食事、しつけ、生活環境、介護、最期の時間──これらはすべて、医療“以外”の領域に存在する課題です。動物病院での治療だけでは解決できない、けれど日常的には確実に直面している。私たちはそれらの“声になりにくい課題”を、無視...

【代表インタビュー】人が会社を創る―15年で出会った“仲間”の物語

製品や仕組み、理念やビジョン。企業には様々な構成要素がありますが、QIXがここまで来られた最大の要因を一つだけ挙げるとすれば、それは間違いなく、“人”です。15年という歳月のなかで、数え切れないほどの出会いがありました。それぞれの人が、QIXという器を形づくってきた。今回はそんな、“仲間”と歩んできた物語をお話しします。意見がぶつかるからこそ、前に進めたどの会社にも、創業期に特別な存在だった人がいると思います。QIXにも、方向性をともに悩み、時に激しく意見をぶつけ合った幹部がいました。正直、順風満帆ではありませんでした。でも、だからこそ“組織としての意思決定”が磨かれていった。「この人が...

【代表インタビュー】「“成長しているのに苦しい”――迷走と再起の10年」

企業が陥る最大の危機は、「何もかもが上手くいっているように見える時」かもしれません。かつてのQIX(当時ペティエンスメディカル)もまた、数字では成長している一方で、内側から静かに“創造性”を失いかけていた時期がありました。今回は、その停滞と迷走を抜け出し、“もう一度、理念から始める”決意を固めた“第二の創業”の物語です。「なぜか、前に進んでいない」感覚今から7-8年ほど前に、売上は伸び、製品数も増加。一見すると順調に見える時期でした。しかし内部では、次第に“製薬会社の模倣”に陥り、社員の間にも「どうせ自分たちは、◯◯の下位互換」といった空気が広がっていたのです。・数字優先・機能訴求偏重・...

【代表インタビュー】売上ゼロからの挑戦――“現場から学ぶ”モノづくりのはじまり

QIXの創業は、決して“完璧なスタート”ではありませんでした。ただ一つ確かなのは、「この現場に必要なものが、まだ世の中に存在しない」という強い想い。その問いを原動力に、私たちは一歩ずつ、製品と文化を育ててきました。“現場に届くかどうか”を問い続けて最初の製品づくりは、手探りの連続でした。製品名の見直しや、思わぬ技術的課題への対応など、小さな調整や判断をいくつも重ねながら前に進んでいきました。たとえば、犬猫の血流のサポートを目的に開発した製品では、製品特性と成分安定性のバランスに細心の注意を払ったにもかかわらず、改善の余地が見つかり、その後の展開を見直すことに。しかしそれら一つひとつの選択...

【代表インタビュー】「無いなら創る」―QIXが歩んできた、問い直しの15年

2025年、QIXは創業から15年という節目を迎えました。医療、福祉、教育、そして暮らし。この15年、私たちは動物医療という現場の只中から、それらとつながる「問い」を見つめ続けてきました。始まりは、現場の“違和感”でした。獣医師として動物病院に立つなかで、私はこんな想いを何度も抱えてきました。「なぜ、これが“無い”んだろう?」必要とされる製品が無い。現場で使いやすい処方が無い。あっても、使いにくい。伝えにくい。続かない。市場が小さいから? 誰も作らないから?でも、そこに“困っている誰か”がいることだけは、確かだった。だからこそ私は、「無いなら創ろう」と決めました。モノづくりとは、声を聴き...