~ジェンダーギャップ問題から多様性を考える~
参加者および実施場所
- 講師 :足立さん(コンプライアンス部)、小林さん(事業開発部)
- 参加者 :ワークショップ参加社員 計24名
- 実施場所: Mashroom
松井証券では、「社員全員が働きやすい職場」を目指して、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)を推進しています。今回その取り組みの1つとして、ワークショップを実施しました。
ワークショップの内容は2点。
- ① 【講義】ジェンダーギャップ問題を学び、他社の取組事例・自社の現状を知る
- ② 【ディスカッション】「多様性」を広げるための意見交換会
~①講義~
写真は、コンプライアンス部の足立さん、事業開発部の小林さんによる講義の様子です。2名は、社外プログラムで様々な調査研究をし、ジェンダーギャップについて学んだ内容を基に、参加者へ知識の共有を行いました。
突然ですが、世界各国の男女格差を数値にして表される「ジェンダーギャップ指数」、日本は何位だと思いますか・・・?
答えはなんと
125位/146ヶ国中(世界経済フォーラム発表 2023年6月)
政治や経済分野においてのギャップが大きいことも要因ですが、日本はかなり男女格差があることが分かりますね。
松井証券は「男性66%・女性34%(2023年9月末時点)」と男女比率の差はあるものの、「男性だから」「女性だから」という考えは、一切ありません。
採用活動においても、同様です。約200名という少人数の組織で成り立っており、年齢・性別・役職等に関わらず、若手から主要メンバーとして活躍ができる環境があります。多様な考え方や意見を受容していく風土のため、私も安心して働くことができています。
~②ディスカッション~
ディスカッションテーマは「多様性を広げるために自分たちが取り組めること」
「多様性」はジェンダーだけでなく、年齢・中途/新卒・働き方・働く場所など様々な観点で考え、ディスカッションをしました。限られた時間の中でしたが、各グループからたくさんの声があがりました。
<働きやすさを高めるカギ(社員からの声抜粋)>
- 当社の現状を知る機会をもっと増やす(ワークショップ実施等)
- 取り組みを社内外に発信し、浸透させる
- 女性管理職の育成、ロールモデルを示す
- 残業削減の施策を検討
などなど。
今回ワークショップを開催した場所「Mashroom」は、「皆が集まり、部門を越えたコミュニケーションから新しいアイディアが生まれる空間となるように」との願いを込め作られたものですが、当社が働きやすくなるヒントも「Mashroom」からたくさん挙がってきました。
DEIに取り組まない企業は、生き残っていけない時代です。
男女差を意識させない職場環境であることは当社の強みですが、今回のワークショップで社員から出た「働きやすさを高めるカギ」を基に、DEIメンバーで具体的な施策を考え、より一層働きやすい職場となるよう取り組んでいきたいと思います。