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「え、それアリなんですか?」—非エンジニア社長がIT業界で出会った、不思議の世界

非エンジニア社長、IT業界に迷い込む。こんにちは、DiCE JAPAN株式会社 代表取締役の中村です。私は元々まったくの“IT業界の外の人間”でした。エンジニア経験ゼロ、コードも読めません。そんな私がこの業界に入ったのは、いわば「好奇心という名の勢い」でした。ところがどっこい。入ってみて出会ったのは、「あれ? これって普通なの?」という出来事のオンパレード。今回は、攻撃せず・でもごまかさず・ちょっぴり笑ってもらえるように、私が見たIT業界の“リアル”を綴ります。転職率90%越えのカラクリ。数字って不思議ですね。いくつかのプログラミングスクールの「転職率90%以上」に、思わず「すごっ!」と...

DiCE JAPANという会社──社員主導でつくる、共育から広がるキャリアと文化

◆ 経営理念を刷新。新たなフェーズに突入したDiCE JAPAN2024年、私たちは経営理念をリニューアルしました。共育から新たな文化を拓き、煌めいて幸せの波紋を描くこの理念には「社員と会社が共に育つ」という私たちの想いが込められています。人材育成に軸を置いたIT企業として、2019年の創業以来、エンジニア育成を通じて社会に貢献してきました。◆ 事業の中心は「育成」と「実務」の融合DiCE JAPANでは次の3つの事業を展開しています:システムエンジニアリングサービス(SES)受託開発・システム開発教育・人財育成事業教育事業では、企業向けに提供している研修「Re:Boot Program...

「共育」でキャリアを加速する。双方向に学び合うIT企業、DiCE JAPANの人材育成の秘密

「教える」から「共に育つ」へ──企業理念の進化が、組織を変えた創業当初から「心惹かれる人財を育成・輩出する」という想いを掲げてきたDiCE JAPAN。2024年、6期目を迎えるタイミングで企業理念を刷新しました。「共育から新たな文化を拓き、煌めいて幸せの波紋を描く」新たな理念には、“教える”や“一方的に育てる”といったスタンスではなく、社員も経営陣も共に学び、成長していく双方向の姿勢が込められています。この理念のもと、教育制度や研修プログラムも大きく進化。社員一人ひとりが“自ら学ぶ主体”となり、組織全体が育ち合う文化が根付きつつあります。実務未経験でも安心。「2部構成」に進化した入社研...

「育成できる会社」が、業界を変える。苦しさの先に“ありがとう”がある理由

業界に根強く残る「好まざる慣習」、育成なき人材流通IT業界ではいまだ「多重下請け」や「中抜き」、「引き抜き」などの旧態依然とした構造がはびこり、エンジニアたちはモノ扱いとなり、健全なキャリア形成の機会を奪われがちです。また、エンジニア教育の現場でも、スクールやeラーニングでは補いきれない「現場で通用する実践力」を育む仕組みが整っていません。人材はいるのに“育てる仕組み”がない——それが業界の大きなジレンマだと感じていました。DiCE JAPANは、この業界構造に強い違和感を持ち、「人を育てることこそが、業界の未来を変える」と信じて歩みを始めました。“共育”という理念が、生きた研修をつくっ...

未経験からITエンジニアに挑戦!

【エンジニア不足という落とし穴】この記事を読んでいる人の中で、「2030年には最大79万人のIT人材が不足すると経済産業省が試算しています。」という話を聞いた事がある方は、多いのではないでしょうか?だからこそチャンスと捉えて実務未経験からITエンジニア・IT人材にチャレンジする人も多いと思います。弊社にも来られる求職者の方でも、「ITエンジニアが足りないと聞いたので…」「エンジニアになるチャンスのタイミングと思ったので…」という志望動機やきっかけを口にする事も度々あります。またそういった謳い文句を見て、学習教材の購入やスクールに通い始めた方もいるでしょう。ただこの「IT人材79万人不足」...

約束と決意

【DiCE JAPANとしてしない事、したくない事】DiCE JAPANでは、社員や取引先に対して約束をする必要があると感じています。IT人材白書によるとSESを含めた技術者等の人材派遣、提供の事業を行う企業の割合は情報通信業の中でも、2番目の規模だそうです。それにも関わらず、ネット上ではSESに関するネガティブな情報が散見されます。創業当時はなぜこのような事態が起きているのかが理解出来ていませんでしたが、他業界他業種から参入した事で別の視点を持った状態で業界に5年いたからこそと見えてくるものがあります。一つは、事業を行う企業割合が2番目という事でプレイヤーの数が多いというがあるでしょう...

形だけでなく意味のある福利厚生を目指して

【福利厚生】DiCE JAPANの福利厚生は、特に社員の「健康」にフォーカスした取組を行っています。「健康とはなにか?」私たちは具体的に福利厚生の取り組みを考える前に改めて健康について考えました。まずWHO憲章での健康を確認すると「健康とは、完全な身体的、精神的、社会的な幸福であり、単に病気や病弱でないことだけではありません。」と定義しています。そこでこれら「身体的」、「精神的」、「社会的」な健康を出来る限り企業としてサポートを行う事目指した福利厚生の制度の提供を目指す事にしました。ただまだWHOの健康の定義が曖昧だったので、さらに3つの要素についてもう少し深掘りをしてDiCE JAPA...

入社研修とその後の教育・育成環境(旧記事です新しい教育体制は別記事に掲載しています)

新しい教育体制に関する記事「共育」でキャリアを加速する。双方向に学び合うIT企業、DiCE JAPANの人材育成の秘密下記記事は以前の教育体制に関する記事となっていますが、過去を忘れないために残しております。もし興味があればご一読ください。【個人と会社の成長は連動】DiCE JAPANは企業理念には創業時から変わらず、「心惹かれる人財を育成・輩出」を掲げています。これは企業の成長には、そこで共に働く社員の成長が不可欠だからです。社長や役員、管理職がマンパワーで導くことも重要ですが、それだけでは限界が来ると考えているからです。少数のカリスマエンジニアやスーパーエンジニアを求めるのではなく、...

透明性の高く納得感がある評価制度への挑戦

【評価制度】DiCE JAPANの評価制度は、技術職(プログラマー、システムエンジニア等)と営業職(営業、販売員等)それぞれで評価制度を分けていますがどちらも共通した職種ごとに求められた実績ベースの「職能手当」部下/後輩に対する管理責任の範囲がベースの「役職手当」自己学習の結果を評価する「資格手当」の3つの要素で成り立っています。それぞれができる限り評価者や経営者の好き嫌いや感情、先入観に左右されないような制度設計にしています。こういった制度にしたのには、評価する側にもされる側にも就いていた経験とITエンジニアという技術職の方と共にそして密接に働き始めた事が影響しています。会社員時代には...

経営理念に込めたミッション・ビジョン・バリュー

【経営理念】DiCE JAPANの経営理念は、▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼私たちDiCE JAPANは、心豊かな社会の実現を目指して、心惹かれる人財を育成・輩出し、お客様の心に響く商品・サービスを提供し続けます。▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△これは創業前には既に存在していた。なぜ初めから作ろうと思ったのか。それは過去複数の会社で働いた経験が関係している。各企業の中には理念経営を行っている会社もそうでない会社もあったが、それぞれを自分の経験として比較すると企業理念が明確で、浸透させようとしている会社は経営者も社員も行動にブレが少なく。また私自身も働きやすく、自律した仕事がしや...