Wantedlyをご覧のみなさん、こんにちは!ベルタ採用担当です。
新卒で入社して10年、4つの事業を渡り歩き、今はECモール事業を牽引する小林 沙緒理さん。
彼女が経験したのは、順風満帆なキャリアではなく、常に変化し続けるカオスで挑戦的なベルタの日常でした。本記事では、新卒入社やキャリアチェンジを考える方に向けて、ベルタで働く意味や、挑戦を通じて得られる成長のリアルをお届けします。
圧倒的なスピード感で挑戦を歓迎するベルタという環境やカルチャーが、あなたの視野をきっと広げてくれるはず。ぜひ、最後までご覧ください。
1. 自己紹介
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ーーまずは自己紹介からお願いします。
ダイレクトマーケティング事業部 ECモールdiv マネージャー 小林 沙緒理(こばやし さおり)です。新潟の人口3,000人ほどの小さな田舎町の出身で、大学進学を機に上京しました。都内の女子大を卒業後、新卒でベルタに入社し、今年でちょうど10年目になります。
——10年目!しかもずっとベルタなんですね。
はい。これまでにカスタマーサクセス、新ブランドの立ち上げ、マタニティ事業責任者、そして今のECモールの責任者と、4つの事業に携わってきました。
マネジメント経験は3回、事業責任者は2回担当しました。最初のCS時代はお客様対応に明け暮れ、時には一日中電話で終わる日もありましたし、子会社立ち上げではゼロから組織をつくる手探りの毎日でした。
——そんな中で、一番最初に任された印象的な仕事って何でしたか?
やっぱり新ブランドの立ち上げですね。右も左も分からない状態で、市場調査から商品企画、販促まで全部やらせてもらって。正直、最初は本当に何もできなかったんですが、それでも色々なことを任せてもらえるチャンスがあって、それが一つひとつ自信に繋がっていきました。ベルタには“人を信じて任せる文化”があると思っていて、それがここまで続けてこられた大きな理由だと感じています。
2. 現在地
——今、小林さんはどんな仕事をされてるんですか?
ダイレクトマーケティング事業部内の「ECモールDiv」のマネージャーをしています。Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング、Qoo10など、各種ECモールでの店舗運営を担当しているチームですね。
——具体的にはどんなことをされているんですか?
やっていること自体はすごくシンプルで「ベルタを知ってもらい、利用してもらう」ための施策を設計・実行することですね。Amazonや楽天などのモールを通して、まだ出会っていないお客様にベルタの商品や価値観を届ける。その出会いをきっかけに、お客様のライフステージに寄り添いながら、継続的な関係性を築いていけるような施策を常に考えています。
結果として、「売上や利益の最大化」につながるよう、仮説検証を重ねながら運営しています。
——今のチームやご自身の状況はどうですか?
まだまだ課題はたくさんあるんですけど、それでも着実に成果が出てきている実感があります。
モールでは、お客様の評価がレビューや口コミという形でダイレクトに返ってくるのですが、最近は意図して行った施策に対してコメントをいただける機会が増えてきて、それがすごく嬉しくて。
特に今は、施策のスピードと精度にこだわっていて、1日たりともスケジュールが空いていないくらい、仮説検証を繰り返しています。
そうやって全力で走りながらも、成果につながっている実感があるので、今が一番楽しいフェーズかもしれないですね。
——10年のキャリアの中でも、特に手応えのあるフェーズなんですね。
まさに集大成だと思います。これまでの経験や学びをすべて注ぎ込んでいる感覚があって。
今のECモール市場は、広告の飽和を超えて企業の主戦場になりつつある領域なので、そこで成果を出す意義も大きい。これまで培ってきた力を証明できる場だと感じています!
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3. 激動の10年を振り返って
——あらためてですが…10年で4事業って、すごすぎませんか?
自分でもそう思います(笑)。
ある意味、転職4回分の経験を積んできた感じですよね。一番しんどかったのはマタニティ事業責任者の時。売上が思うように伸びず、広告施策も当たらない。さらにチーム内のコミュニケーションもうまくいかず、毎晩「どうしたらいいんだろう」と考えながら帰っていました。でもあの時期があったからこそ、自分を客観視して改善する力がつきました。
——印象に残っている出来事はありますか?
普通はもっと準備や体制を整えてから臨むものかもしれませんが、ベルタには“良い意味での勢い”があって。
例えば、新ブランド立ち上げの時も、コンセプト決定から販売開始までわずか数カ月というスピード感で走り切ったことがあります。普通はもっと時間をかけるものかもしれませんが、それも含めて楽しかったし、「やり切りたい」という気持ちが勝って、自然と続けていました。
——それで今はECモールの運営、っていうのがまたすごい。まったく別の領域ですよね
そうですね。でも面白いことに、これまでの経験がすべて今につながっている実感があります。
カスタマーサクセスで培った“お客様と向き合う力”や、ブランド立ち上げ時の企画力・スピード感など、過去にやってきたことすべてが、モール運営の中で活きているんですよ。
——なるほど。点だった経験が、線になっている感じですかね?
まさにそれですね。「こういうことだったのか」と腑に落ちる瞬間が増えてきました。
だからこそ、今はすごくワクワクしていますし、自分としても手応えを感じられるフェーズに入ってきたと思います。振り返ると、ベルタでの10年間は本当に「挑戦」の連続でした。
4. ベルタとの出会い
——そもそもなんでベルタに入社されたんですか?
当時は、就活当初は大手志向だったんですけど、就活を進めていくうちにどうもしっくり来なくて。説明を受けても仕事のイメージが湧かないし、社員の方々があまり楽しそうに見えなかったりして、モヤモヤすることが多くて。
他の経営者の方はビジネスライクな話しかしないのに、武川さんは「人として興味が湧くか」を基準に人を見ていて、すごく衝撃でした。会社の理念である「誰かのために本気で向き合う」を体現している姿が印象的でした。
——今でもその印象は変わっていませんか?
全然変わらないですね。むしろ年々その一貫性が強くなっている気が(笑)。
あと当時は会社の業績もすごい勢いで伸びていて、そういう“勢い”にも惹かれたところはありましたね。
——それでも10年って長いですよね。飽きたりはしませんか?
ベルタって常に変化していて、むしろ飽きる暇がないんですよ(笑)。新規事業が次々と立ち上がって、編成替えも頻繁。先週までやっていた業務が翌週には別の事業に変わっていることもザラです。それが私には合っていて、良い意味で“カオス”な状況が常にあるので、その分自分も常にわくわくしながら働けています。
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5. ベルタってどんな会社?
——そんな“カオスな”ベルタですが、小林さんにとってどんな会社ですか?
一言で言うなら…ずっと変化し続けるジェットコースターみたいな会社ですね(笑)。
次の展開がどんどんやってくるし、考える前に動き出していることもある。でも、そのスピード感と緊張感があるからこそ、すごく鍛えられるし、飽きる暇がない環境だと思っています。
——確かに、ベルタの意思決定って速いですよね。
そうなんです。新しい事業のアイデアが出たらすぐに動くし、うまくいかなければ即撤退、よければ一気にスケールする。判断から実行までのスピードが圧倒的で、気づいたらもう走り出してる感じですね。例えば、同時期に複数の新規事業がヒットして、複数ブランドを兼務していた時期もありました。
——複数ブランドを兼務って…想像しただけで大変そうです。。
本当に大変でした(笑)。いくつもの事業が同時進行で動いていて、それぞれが違うフェーズにあるから、臨機応変な対応力が求められます。予定調和がないからこそ、達成力や判断力が異様に鍛えられますし、“受け身”でいられる時間はほとんどないですね。
——自分で考えて動く力がすごく鍛えられそうですね。
本当にそう思います。予定調和で進むことはまずなくて、常に「どうするべきか」を自分で判断して動く。だからこそ、ベルタでは“受け身”でいる時間ってあまりないですね(笑)。
——そんな中でも、変化を楽しめているのがすごいです。
今後はライフスタイル軸で事業を広げる方針なので、保険や不動産など新領域にも挑戦していて、大手とのアライアンスも進んでいます。だから、さらにカオス度は増すと思いますが、変化が怖いと感じる人には正直きついかもしれないですが、「変化=チャンス」と捉えられる人にとっては、これ以上ない環境じゃないかなと。
私はその変化の波の中に身を置くこと自体が、今もすごくワクワクしてますね。
6. ベルタで得たものは?
——この10年を振り返って、小林さんがベルタで得たものって何だと思いますか?
一番大きかったのは、考え方そのものがガラッと変わったことですね。
特に「正解を探す」から「成功に近づく方法を考え続ける」という思考へのシフトですね。正解は状況によって変わるけど、成功は常に更新される。だからこそ、考え続けて、動き続けることが大事だと学びました。
——その違いって、具体的にはどういうことですか?
「正解」を探そうとすると、つい立ち止まってしまうんです。でも「成功に近づく方法」を考えるとなると、とにかく動いて試してみようという発想になります。動くことで初めて見えるものも多いですし、ビジネスはそういうトライ&エラーの積み重ねだと実感しました。
——その感覚は、ベルタの環境だからこそ得られた?
そうですね。ベルタでは、その時々の状況や目的に応じて“これが正解だった”と自分たちで言えるものをつくり出すことが求められます。常に思考をアップデートする力が鍛えられました。
「目の前の成功」だけじゃなく、「次のステージ」「さらにその先」って、フェーズに応じて視点を切り替えていく感覚は、ベルタだからこそ身についたものだと思います。
——言い換えると、“正解を探す”から“正解をつくる”への転換という感じですか?
まさにそれですね。
しかも、その“つくった正解”も、チームや事業の状況によって変わっていく。だからこそ「自分たちで考え抜いて形にしていく」スタイルが、今の私のベースになっています。
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——他にベルタで得たことってありますか?
ベルタって女性が多い職場なので、「感情」と「論理」が交差する場面が多いんですよね。
でも、当時の私はそれにあまり気づけてなかったんです。たとえば、正しいことを言っているのに、相手の気持ちに配慮が足りなかったり、逆に気を遣いすぎて議論が進まなかったり。
それが、チームとして成果が出ない原因にもなっていました。
——そこに気づいて変えた?
はい。「まずは自分から変わろう」と思って、意識して行動を変えました。
今は、相手の感情にも配慮しながら、論理的に伝えるバランスが取れるようになってきたと思います。
——できてる実感、ありますか?
ある程度は(笑)でもそれができるようになったのは、前の事業部で部長をしていたときの後半からですね。
一番大変だった時期ですが、あの経験があったからこそ、今の部署ではすごく調子よくやれていると思います。
7. 求職者へ
ーーこのインタビューを読んでいる求職者の方に、なにか伝えたいことはありますか?
そうですね…特に新卒の方に伝えたいのは、「入社ってゴールじゃない」ということです。
大事なのは、その会社で数年先まで自分が働いているイメージが湧くかどうか。そして、その未来に心からワクワクできるかどうかだと思います。
ーー“ずっとその会社にいたいか”を考える、ということですか?
うーん、厳密に言うとちょっと違って。私も気づけばベルタで10年働いてますが、最初から「ずっとここにいよう」なんて決めていたわけじゃないんです。
ただ、自分にフィットする環境に身を置いて、実績と実力を積み上げていけば、どこの会社でも裁量は広がるし、待遇も良くなる。ベルタは特にそういう会社です(笑)
ーーたしかに、働く環境ってすごく大事ですよね。
「受かりそう」とか「なんか成長できそう」っていう視点よりも、“この会社と自分は合っているか”を見極める視点の方が、入社後の充実度は高いと思います。
ーー言葉の説得力がすごいですね…。
あとはやっぱり、「挑戦」は必要だと思うんです。人生って、挑戦があるから面白い。
でも、やみくもに飛び込むんじゃなくて、ちゃんと“自分自身の解像度”を高めて、どんな環境でなら頑張れるのか、どう成長したいのかをクリアにすること。その上で「実力を伸ばせる環境」を選ぶことが大切だと思います。
ーーなるほど…勇気づけられます。
ベルタは、挑戦のチャンスが常にある環境です。そして、挑戦する人をちゃんと見て、応援してくれるカルチャーがある。だからこそ、「自分をもっと高めたい」「本気で仕事と向き合いたい」と思っている人には、すごく合う会社だと思います。
ーー今日は本当にありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました!
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編集後記
「誰かのために本気になれる人と働きたい」
そうお話いただいた小林さんは、10年間のキャリアの中で、自分自身と向き合い、環境に合わせて思考を進化させながら、挑戦を重ねてきました。
うまくいかないことも、迷いもあったけれど、そのすべてが成長の糧になった。
そんな“等身大の挑戦”が、インタビューを通して伝わったのではないでしょうか。
今、「やりたいことがわからない」「このままでいいのか不安」と感じている方がいたら、まずは自分自身を知るところから始めてみてください。
そして、自分がワクワクできる環境に出会えたら、勇気を持って一歩を踏み出してみてください。
現在ベルタでは、新たな仲間を募集中です。
「誰かのために本気で向き合いたい」「挑戦できる環境で成長したい」
そんな想いを持つあなたのエントリーを、心からお待ちしています。
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