こんにちは、ベルタの採用担当です!
この記事では、ベルタに新卒で入社を検討されているみなさんへ向けて、ベルタの「人材育成に対する考え方」や「研修制度の設計思想」をお届けします。取締役&人事責任者である森谷さんにじっくり話を伺いましたので、入社後の成長イメージをぜひ掴んでいただけたら嬉しいです。
そもそも研修の目的って?
—— ベルタの新人研修はどんな目的で行われているんでしょうか?
ベルタの新人研修は、企業理念である「女性のライフステージの課題を解決する」に基づいて設計しています。ゴールは、新入社員が配属後すぐに成果を生み出せるようにすること。つまり「組織人として意識と思考を変え、成果を出す準備を整えること」が目的なんです。
—— 成果を出す準備、というのは具体的にどんな状態を指すんですか?
一言で言えば、「とにかく行動」と「とにかく思考」ができることですね。この2つを繰り返す中で、乗り越える力が養われていきます。成果を出せる人というのは、日々の改善と習慣化を積み重ねられる人。だから研修では、その土台をしっかり作ることを意識しています。
—— 初日から“成果思考”というキーワードが出てきましたが、それはどんな意味合いなんでしょう?
研修初日には特にそこを意識してもらっています。学生時代までは「正解を探す」ことが大切でしたが、社会人になると「成果を生み出す」ことが求められます。その転換が成果思考なんです。「とにかく行動して考える」を繰り返すことで、社会人としての土台が作られていくと思っています。
—— なるほど。基礎力といっても、単に知識を詰め込む研修ではないんですね。
そうなんです。ベルタで言う基礎力は、単なる暗記ではなく、頭の使い方を学び、実際に手を動かして「実務ができる状態」に持っていく力のこと。新入社員が配属先で自走できるようになること。それが私たちの研修の目的です。
内定後から入社までの流れ
—— 内定後から入社までって、どんな流れになっているんですか?
入社前から安心して準備できるように、地方の学生でも参加しやすいようオンライン交流を中心に実施しています。まずは先輩社員との座談会を通して、仕事やキャリアのリアルな話を聞ける機会を設けています。そこでは「実際どんな働き方なんですか?」みたいな率直な質問もたくさん出るんですよ。
—— なるほど。座談会の場で、入社後のイメージを具体的に持てるわけですね。
そうなんです。先輩たちのリアルな話を聞くことで、この会社で働く自分を想像できるようになりますし、不安も自然と減っていくんです。
—— 交流の場だけでなく、課題にも取り組むと伺いました。
はい。入社前課題にも全員で取り組んでもらっています。考え方や取り組み姿勢を少しずつ社会人モードに切り替えていくためですね。課題を共有していく中で自然と会話も増えて、LINEグループができることも多いんです。入社前から仲良くなっていて、初出社の日に「やっと会えたね!」と声をかけ合う姿もよく見ますよ。
新人研修プログラムの内容
—— 新入社員の研修って、どんな内容になっているんでしょうか?
入社後は、まず本社オフィスで2週間の濃密なカリキュラムを受けていただきます。研修はチーム制を採用していて、知識を学ぶだけでなく、協調性も同時に身につけられるようにしているんです。
—— チーム制というのが面白いですね。個人で学ぶのとは違う良さがありそうです。
そうですね。同期と一緒に考え、意見を交わす中で「考える力」と「伝える力」の両方を磨いていきます。このプログラムは歴代のベルタ社員が何度もブラッシュアップしてきた内容で、研修中はいつでもベテラン社員に質問できる環境も整えているんですよ。座学から実務トレーニングへ段階的に移行していくので、現場に出たときに「すぐ動ける」状態を目指しています。
—— なるほど。かなり実践的なんですね。具体的には、どんなスケジュールで進んでいくんですか?
例えばこんな流れです。
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Day1:社会人マインドセット
初日はアイスブレイクから始まって、会社や事業の理解を深めつつ、「とにかく行動」「とにかく思考」を合言葉に成果思考へ切り替えるワークを行います。毎朝のモーニングブレスト(ニュース発表)や日報提出の習慣もこの日からスタートします。
Day2-3:ビジネスマナー研修
社会人としての基本を身につける時間です。挨拶、言葉遣い、名刺交換、席次などを徹底的に学びます。同時に、ベルタ独自のクレドをどう体現するかを考えるワークもあります。「マナー=信頼を得る行動」であることを体感してもらいます。
Day4:言語化と行動
自分の考えを論理的に整理し、相手に伝える練習を行います。PREP法やSDS法といったフレームワークを活用し、説得力のある伝え方を磨く日ですね。学生時代の発表スキルをビジネス仕様にアップデートしていきます。
Day5-6:マーケティング思考力
「価値とは何か」を徹底的に考え抜きます。実際の事例を題材に、お客様にとっての体験価値を定義し、マーケティング戦略を立案。ベルタが大切にしているライフステージマーケティングを理解する大切なプログラムです。
Day7-8:プロジェクト企画研修
SDGsをテーマに、チームごとに年間企画を立案・プレゼンします。正解のない問いに向き合い、仲間と議論しながらアウトプットを形にする。まさに「社会人としての企画力・発信力」を磨く時間です。
—— すごく実践的ですね。まさに、“現場で即戦力になれる人”を育てるプログラムだと感じます。
ベルタの新人研修は、座学だけで終わらせないのが特徴なんです。毎日が実践型で、配属後にすぐ役立つスキルを身につけられる内容にしています。さらに、研修が終わったあともメンター制度によるフォローがあるので、安心して成長を続けられるんですよ。
研修プログラムの目的とは
—— 研修のプログラム全体を通じて、最も大切にしている目的は何でしょうか?
最大の目的は、「自ら成果を生み出せる人材」に育てることです。
—— “成果を生み出す人材”という言葉が印象的ですね。もう少し具体的に言うと、どういう状態を目指しているのでしょう?
研修の一つひとつは、単なる座学ではなく実務に直結する思考や行動を身につける場なんです。たとえばマーケティング研修では、知識を学ぶだけでなく「お客様の体験価値をどう定義するか」まで掘り下げます。そこまで考え抜くことで、当事者意識が芽生える。つまり、「自分の頭で考え、成果を生む人材」になってほしいということなんです。
—— 「教わる」ではなく、「自分で考えて動く」がキーワードなんですね。
まさにそうです。「与えられたことをやる」ではなく、「自分が成果を出すにはどうすればいいか」を常に考えること。そういう姿勢を持てる人が、どんな部署でも活躍できると思っています。
—— なるほど。研修中からその“考える姿勢”を意識するわけですね。
はい。研修では特に「絶対的な当事者意識」を持ってほしいと伝えています。具体的には、「ここで活躍するには、どんな行動をすればいいか」を常に意識すること。そうすると、プロフェッショナルとしての意識が芽生えて、配属後も自然と成果を生み出す動きができるようになるんです。
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成長を支えるために、指導で大切にしていること
—— 教育の場で、特に意識されていることはありますか?
はい。一人ひとり性格も強みも違うので、まずはその個性を見極めて指導することを大事にしています。
—— なるほど。たとえば、どんなふうに個性を見極めているんですか?
例えば、リーダータイプの人がいれば、その人を中心にチームを動かしてもらう。逆に少しシャイな人には、あえて発表の場を多く用意して自信をつけてもらうようにしています。そうやって一人ひとりが自分らしく活躍できる瞬間を増やしていくことを意識しています。
—— それぞれの特性を伸ばすようなアプローチなんですね。
そうですね。実務トレーニングの場でも、「ここはこう直したほうがいい」とリアルタイムでフィードバックを行います。学生から社会人へと思考のギアを切り替えるためには、タイミングを逃さない指導が大切なんです。
—— まさに“その場で考え方を変える”経験ですね。
そうなんです。新人のうちにそうした経験を積んでおくと、数年後の成長スピードが本当に違ってくるんですよ。最初の1〜2年で、どれだけ自分の思考をアップデートできるか。そこがその人のキャリアを左右すると思っています。
研修プログラム以外にも取り組み
—— 新人研修が終わったあとは、どんな教育の仕組みがあるのでしょうか?
実はベルタでは、新人研修が終わったあとに「全員一律で受ける教育プログラム」は設けていないんです。全社員共通で行うのは、情報セキュリティや法律関連など、最低限必要なものだけですね。
—— 多くの会社は“全員受ける共通研修”が多い印象ですが…。
そうですよね。でもベルタでは、「人によって学び方も、吸収のタイミングも違う」と考えていて。だから、マーケティングやAI、技術スキルなどの研修を会社から指示して受けさせるということはほとんどありません。その代わり、「学びたい」と思った瞬間に挑戦できる自由度が高いんです。
—— なるほど。自分の成長スピードを自分でコントロールできる環境なんですね。
まさにそれがベルタらしさです。必要に応じて上司やメンターが伴走してくれるので、挑戦したいときにすぐ動ける。教育の仕組みというより、成長を支える文化が根づいている感じです。
ベルタの学びを支える5つのサポート制度
——具体的には、どんなサポート制度があるんでしょうか?
現在は5つの仕組みを用意しています。
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① メンター・リクルーター制度
ベルタでは「お客様と向き合う姿勢」を、社員の成長機会にも落とし込んでいます。その一つが若手社員が担当するメンター・リクルーター制度です。
【リクルーター】
就活生に寄り添い、ベルタへの入社に限らず「その人の就職活動が成功すること」をゴールに支援します。出会った学生一人ひとりに向き合うことで、自分自身の傾聴力や提案力も磨かれていきます。
【メンター】
配属間もない新入社員に半年間伴走し、成果を出せる状態までサポートします。教える側にとっても、自分の仕事を言語化し、後輩の成長を支える力が身につきます。
「誰かの成長を支えることで、自分自身も成長できる」そんなベルタらしい“共育”の文化を体現している制度ですね。
② ライブラリー制度
社内には社員向けの本棚があって、ビジネス書やマーケティング本など、仕事に役立つ本がたくさん並んでいます。気になる本は自由に借りられますし、必要であれば会社の経費で新しい本を購入することもできます。
読書を通じてインプットを増やし、業務に活かす。自分の課題に合わせて知識を深められる、学び好きにはたまらない環境です。
③ セミナー受講申請制度
社外のセミナーや研修にも、会社負担で参加できます。自社では得られないノウハウや最新トレンドを学び、それを社内で共有していく。個人の学びがチーム全体の成果につながる仕組みですね。
④ 資格取得支援制度
資格取得にかかる費用も会社がサポートします。社員一人ひとりの「挑戦したい」「学びたい」という気持ちを応援する制度です。個人の成長がチームの成長につながる ベルタが大切にしている考え方のひとつです。
⑤ チーム申請による研修
もう一つユニークなのが、チーム単位で研修を申請できる制度です。「このスキルをチーム全体で底上げしたい」といった現場の声に応じて、外部研修を導入できるようにしています。
実際に2025年には、チーム全体でマーケティングスキルを高める研修が実施されました。個人だけでなくチームで一斉に成長できるのは、ベルタならではの特徴です。
ベルタならではの特徴的な制度
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—— ここまでお話を伺ってきて、ベルタには「人を育てる」仕組みがすごく整っている印象を受けました。他にも、ベルタならではの特徴的な制度はありますか?
はい。ベルタでは、社員一人ひとりが充実したキャリアを築けるように、単なる教育制度に留まらず、個々のニーズに応える様々な制度を用意しています。
❶ エキチカ制度 / 住宅手当
—— まずは「エキチカ制度」というのが気になります。どんな制度なんですか?
社員がより集中して働けるように、住宅環境の充実をサポートする制度です。会社から5駅以内に住む社員には、家賃の一部を会社が負担しています。通勤時間を短縮することで、仕事にもプライベートにも余裕を持てるようにしているんです。
—— 働く人の“時間”を大切にする考え方ですね。
そうですね。さらに、入社4年目以降は、住む場所に関係なく毎月一律3万円の住宅手当を支給しています。ライフステージが変わっても安心して働き続けられるように長期的な生活基盤を支援する制度です。
❷ 全社総会(Belta Meet UP)
—— 社内イベントも活発だと伺いました。「Belta Meet UP」という全社総会について教えてください。
年に2回、全社員とグループ会社のメンバーが一堂に会する全社会議を行っています。
この場では、会社全体の目指す方向性や現状の共有、各チームの成果発表、グループワークなどを行うんです。
—— チームの枠を越えて交流できる貴重な機会ですね。
まさにそうです。部署を越えて意見交換したり、新しい挑戦のアイデアを出し合ったりします。
「会社の全体像が見えてモチベーションが上がった」「他チームから刺激をもらえた」といった声も多いんですよ。
全員が同じ視座で会社の動きを理解し、次の一歩を考えられる。そんな大切な時間になっています。
❸ 表彰制度
—— モチベーションという点でいうと、評価や表彰の仕組みも気になります。
ベルタでは、努力や成果をしっかりと見える形で評価する文化があります。
社長賞、年間MVP、新人賞など、さまざまなカテゴリーで年2回の表彰を実施しているんです。
—— 表彰の場があると、チームにもいい刺激が生まれそうですね。
そうですね。「頑張りが認められる」ことで、次の挑戦に向けたモチベーションが自然と高まります。
お互いを称え合う空気があるのは、ベルタの文化として大きな魅力だと思っています。
ベルタを検討中の方へ一言お願いします!
—— 最後に、この記事を読んで「ベルタで働いてみたい」と思っている方へ、メッセージをお願いします。
ベルタは本当に「人」が魅力的な会社です。素直で前向きで、成長意欲の高い仲間が多い。みんなで切磋琢磨しながら挑戦を楽しんでいるんですよ。
—— たしかに、ここまでのお話を聞いていても、“人の良さ”や“挑戦を応援する雰囲気”がすごく伝わってきます。
社会をより良くしたいという会社のビジョンに共感して、自分の想いを重ねながら働ける人には、すごくフィットする環境だと思います。
学生のみなさんにとっては、これから初めての社会人生活が待っていますが、その一歩をベルタと一緒に踏み出してもらえたら嬉しいですね。
—— 最初の一歩を応援してくれる仲間がいる環境、心強いですね。
そうですね。まずは気軽に面談などでお話ししましょう。緊張せず、等身大の自分で来てほしいです。きっとお互いに、いい出会いになると思います。
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—— 森谷さん、ありがとうございました。お話を伺って、ベルタの“人を大切にする文化”が本当に伝わってきました。これから入社する方たちが、そんな環境でどんな一歩を踏み出すのか、とても楽しみです。
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