皆さん、こんにちは!TPSキャリア採用チームです。
今回は、配置・配管設計グループで活躍するお二人にインタビューしました。
2016年に新卒で入社し、9年目となるEさん。 そして、2023年にキャリア採用で入社し、現在3年目を迎えるKさん。年代も入社経路も異なるお二人ですが、共通しているのは、TPSという環境で“設計者としての手応え”を感じながら働いていること。
今回のインタビューでは、それぞれの入社理由や、仕事のやりがい、設計職ならではの苦労や喜びなどについて、ざっくばらんに語っていただきました!
▼Interviewee
設計本部 設備設計部 配置・配管設計
Eさん(2016年新卒入社・9年目)
神奈川工科大学出身。配置・配管設計に配属されて、その後、4年目からプロジェクト工事本部へ異動、現在は配置・配管設計へ。
Kさん(2023年キャリア入社・2年目)
前職はプラント業界にて設計に従事。配管設計だけでなく機器など幅広く担当。
――お二人はなぜTPSへ入社されたのでしょうか?
Eさん:
正直に言うと、一番早く内定をもらったからです(笑)。でも事業内容が自分のやりたいことに近く、大学での学びも生かせそうだと思って最終的に決めました。
――Eさんは大学で電気・電子分野を学ばれていたとのことですが、なぜ配置・配管設計へ?
入社時に配属希望を出していたんです。1番が電気設計、2番が計装設計。でも実際は配置・配管設計に(笑)。びっくりしましたけど、今ではこの仕事が自分にぴったりだと感じています。
――Kさんはいかがですか?
前職はプラントのメンテナンスがメインの会社だったんですが、新設の仕事にも挑戦したくて転職活動をしていました。TPSの面接では、皆さんが終始笑顔でいたので話しやすく、自分のキャリアを深掘りしてくれたんです。その人柄に惹かれて入社を決めました。
全体最適を設計する――配置・配管設計という仕事の本質
— 配置配管設計の仕事、ひとことで言うとどんな内容ですか?
Eさん:
「物の配置と、それをつなぐ配管を設計する」仕事ですね。たとえば機器や装置をどこに置くか、その配置を考えるところからスタートして、それをつなぐ配管をどう通すかも設計します。
Kさん:
ただの「つなぐ」仕事じゃなくて、どの機器がどこにあって、それをどう効率よくつなぐか。だから配管の知識だけでなく、電気や機器など他部署の知識も自然と必要になってくるんですよね。」
— 入社してから苦労したことってありますか?
Kさん:
圧倒的に「物量」ですね。図面、材料の拾い出し(BQ)、規格の確認など、作業がとにかく多い。
配管一つとっても、フランジやフィッティングといった細かい部品を一個ずつ拾い上げて積み上げていく必要があります。図面一枚に情報がびっしり詰まっていて、配管の規格が合わないと取り付けられない。本当に地道な作業の積み重ねです。
Eさん:
さらに厄介なのが「配置の制約」。
熱がこもる場所、高さが合わない場所、重要機器の近くなど「置いてはいけない場所」が意外と多い。それらを一つひとつ洗い出して、最適なレイアウトを見つける必要があります。
配管だけでなく、電気、計装、建設など他部署の都合も理解して設計しないといけない。まさに“全体最適”を図る、配置・配管エンジニアの仕事ですね。
――配置・配管設計のやりがいは何でしょうか?
Eさん:
プラントの“完成図”を最初に描くのが自分たち。全部の機器が見えていて、“どう並べると一番良いか”を決められる。その自由度が面白いですね!
Kさん:
自分が設計したルートが、現場に行くと“実物”になって目の前にある。その時、“あ、このルート、私が考えたやつだ”って。そういう実感は、他の仕事にはないと思う。
Eさん:また、設計を通じて「誰と、どう協力するか」が見えるのも魅力のひとつですね!
Kさん:
単独作業に見えて、実はチーム戦。設計の途中で他部署から“この機器、大きさ変わったよ”って連絡が来たり。『じゃあ配管、ルート変えなきゃ』って柔軟に動く。その掛け合いもこの仕事の醍醐味だと思います
難しい。だからこそ面白い。それが配管設計のリアル
――配管設計を目指す人、TPSに興味がある人にひとことお願いします!
Eさん:
難しい仕事ではありますが、やればやるほど面白い。設備全体を俯瞰して設計するスキルも身につきます。学ぶことは多いけど、着実に成長できる環境です。
Kさん:
新卒の方々も最初は配管の知識なんてゼロで当然。でも、図面の読み方やルール、考え方は、先輩たちが実務を通じて丁寧に教えてくれます。
そのうち、何もなかった空間に「機器を並べ、配管を這わせて、プラントとして機能する形を作る」——そんなダイナミックな経験ができるようになる。
「自分の設計が、プラントの命を“つないで”いる」。そんな実感を得られる瞬間が、この仕事には確かにある——現場経験を積んできた中堅社員の2人が語ってくれました。 自分の手がけた設計が、現場の安全や安定稼働、ひいては社会インフラの一端を支えている——その実感が、日々の業務への誇りや責任感につながっているのです。