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こんにちは。
株式会社 Another works デザイン部門責任者のKimです。
この度、当社デザインチーム DesignDoorの公式サイトがリリースされました。
DesignDoor | 株式会社Another works株式会社Another worksのデザインチームDesignDoorですcompany.aw-anotherworks.com
リリースのプロジェクトを完遂した今、色々な気づきや学びがあったので備忘録としてまとめておきたいと思います。
目次
- 継続的な発信のベース
- プロフェッショナリズムとユニークネス
- サイトコンセプト
- ボツの可視化
- 好きや遊びを本気で入れよう
- 最後に
継続的な発信のベース
今回のプロジェクトを立ち上げた背景として大きかったのが、デザインチームの実績をしっかりと発信できていない状況にありました。
4年間会社運営を行い、その中でデザインチームが執り行ってきた実績は数多くあり、デザイナーのパーソナリティもユニークです。
なんの誇張もなく素晴らしいメンバーに恵まれ、良質なアウトプットを続けて来られたと自負しています。
さらに、まだまだやりたいことがある中で、チームの哲学や思考方法・デザイナーのキャラクター・デザインアウトプットとその効果を統合し、発信し続ける(=進化する・変化に耐えうる)場所が必要だと考えました。
プロフェッショナリズムとユニークネス
私の願いとして、Another works のデザイナーは、プロダクトデザインに軸足を置きつつも、それぞれ異なる専門領域やスキルを持つプロ集団であって欲しいというものがあります。
類似のスキルやメンタリティの持ち主だけが集まると、どうしても狭量な領域でデザインスキルを競い合う、組織としてのケイパビリティも萎んでいきます。
個々の嗜好と専門領域を歓迎しその道のプロとして成長することで、デザイナー to デザイナー、デザイナー to 他部門で化学変化を起こしやすい土壌が生まれ、広大なデザインの領域に適応していけるのです。
DesignDoorの公式サイトは、デザイナー個々が自身の領域を深掘り、発信していく装置でもあります。
サイトコンセプト
ボツの可視化
今回のサイトでは様々な試みにチャレンジしています。
一番大きいのがボツ(=プロセス)の可視化。
デザインの最終アウトプットはいつでも美しいですが、背景には膨大なボツが存在します。
デザイナーの顔が見えるような仕事を、仕事の背景にある「ボツ」や「赤入れ」を通して伝えたい。なぜその結果になったのか背後にあるストーリーを伝えたい。
そんな思いの詰まったサイトになっています。
好きや遊びを本気で入れよう
デザイナーがいつになっても忘れてはならないのが、遊び心だと思っています。
メンバーの好きがそれぞれ好きなもの(オブジェクト・色・タイポグラフィなど)を反映していく方針にしました。
もちろん、闇雲にただ入れるだけではなく破綻なく美しい状態でリリースすることは必須要件とし、イラストレーションやラップアップ時のクオリティチェックは妥協せず最後までチューニングを続けました。
最後に
デザインというものは効果や価値が測りづらい領域です。
一面だけを切り取ってデザインの価値を知ることは中々難しい。
だからこそ継続して発信し続けることが重要です。
Another worksではプロダクトデザインに軸足を置きながら、マーケティング領域、デザインOps領域で多数の仕事をおこなっています。
複業クラウドのデザインはもちろん、様々な仕事の背後にあるストーリーや価値を継続して発信し、デザインの価値を少しでも伝えていければと思っています。
Another worksのデザインチームDesignDoor、改めてよろしくお願いします。