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良いテーマと出会うための座右の銘と継続的努力

研究や事業づくり、プロダクト開発に取り組んでいると、成果を分けるのは、結局のところ「良いテーマ」と出会えるかどうかではないかと思うことがある。良いテーマは、机に向かって考え続ければ、必ず見つかるというものではない。現場で起きている小さな変化や、データのなかのわずかな違和感、予想どおりに進まなかった失敗のなかに、突然その姿を現す。19世紀フランスの化学者・細菌学者ルイ・パスツールは、観察について、次のような言葉を残している。In the fields of observation, chance favors only the prepared mind.(観察の領域において、偶然は用意さ...

「もうひとつの暮らし」をつくってみる。DUALER LAB、はじめます

「家は一つ。でも、暮らしや働き方は一つじゃなくていい。」そんな仮説を確かめるために、マイクロベースは**DUALER LAB(デュアラーラボ)**を始めます。このラボは、ここに至るまで、私たちは二つの記事を通じて、自分たちが直面している問いと、そこから生まれた仮説をお伝えしてきました。まず、データ予測会社としての限界、その先へ——マイクロベースの新たな挑戦では、AIやデータによる「最適化」だけでは、地域や暮らしの未来をつくりきれないという問題意識を書きました。既存の尺度のなかで正しい答えを出すだけでなく、まだ評価されていない価値を見つけ、自分たちで現場に入り、試していく必要がある——とい...

本質的に事業をつくり寄与する人は対話することをためらわない人である

「話が足りない」。最近、この一言で片づく場面が増えた。リモートが当たり前になり、チャットとドキュメントで仕事は回るようになった。生成AIと話せば、論点整理も文章化も一瞬でできる。にもかかわらず、肝心のコンセプトが揃わない。設計の方向性が噛み合わない。決めたはずのことが、実装段階で解釈違いとして噴き出す。「話をしても埒があかない」のではない。むしろ逆で、埒があかないのは、話す量が足りないからだ。採用候補者のみなさんに、私たちが大事にしている働き方を一つだけ伝えるなら、こう言いたい。迷ったら話そう。労力を惜しまずに会話しよう。チャットで完結させようとしない。リモートワークには「分断をつくりや...

なぜ多拠点居住は広がらないのか——暮らしの「主」と「副」から考える

最近、私たちは「多拠点居住」に注目しています。なぜ今、多拠点居住なのか。その話をする前に、少しだけ待機児童の話から始めます。2014年ごろ、世田谷区の待機児童問題が大きく取り上げられていました。当時の私は博士課程を修了したばかりで、子育てとは無縁。それでも、子育て中の友人が何人かいたこともあり、印象に残っているニュースです。https://www.asahi.com/articles/ASV8W3DYSV8WUTFL00NM.htmlそれから時が経ち、待機児童の問題がなくなったわけではないものの、以前ほど頻繁には耳にしなくなりました。一方、休日に二子玉川や砧公園へ行くと、驚くほどたくさん...

「Publink Letter」に弊社代表のインタビュー記事が掲載されました

官民共創を推進する株式会社Publink様が運営するWebメディア「Publink Letter」にて、弊社の取り組みに関するインタビュー記事が掲載されましたのでお知らせいたします。■ 掲載記事• Publink Letter 記事ページhttps://publink.site/letter/microbase_sengoku/■ SNS投稿• Facebookhttps://www.facebook.com/Publink/posts/pfbid0HamchuSkGGwjqb2hAD3mNPtJz62KkgJhpALeBoY8K7xZMYKyJKE1Ctx7LaLNZ7bhl?loca...

新規事業の成否とそれができる人の基本的な原理

魚釣りはやはり、釣れてこそ楽しい。そして釣るためには用意がいる。むしろ事前の用意こそが9割ではなかろうか。妊活がよくニュースで話題になる。妊娠はそもそも確率が低い。晩婚化が進む現代において、子どもを望む世帯が、その確率を少しでも高めようと必死になるのは当然だろう。とりとめもなく、まったく関係のない話をしたようだが、成功の確率を高めるという点では共通している。それは、当事者意識を持って考え、行動することだ。この観点から、新規事業の成否と、それを担える人の基礎原理について論じたい。事業をつくる仕事は、そもそも確率が低い事業をつくること、案件をとることは、そもそも確率が低い。学校のお勉強や、完...

データ予測会社としての限界、その先へ——マイクロベースの新たな挑戦

マイクロベースは、人口減少社会における住まいとまちのあり方を、データとテクノロジーの力で描き直すことをミッションに掲げています。空き家対策や住宅政策をはじめ、地域に根差した課題に向き合い、AIやデータを活用したプロダクトを開発してきました。データを集め、構造を捉え、予測し、よりよい選択肢を提示する。AIは、複雑な問題を整理し、業務を効率化し、一つひとつの課題を解決するための強力な手段です。私たちも、その可能性を信じて開発を続けてきました。しかし、現場の声を聞き、提供いただいたデータを分析するほど、ある限界を強く意識するようになりました。「最適化」だけでは届かない場所AIやデータ解析が得意...

AI時代における一流とは~ただの作業者からの脱却するために~

この記事で伝えたいことインターン希望の方、そして正社員として入社を希望される方に向けて、マイクロベースが一緒に働きたいと考える姿勢と、チームで働くことの価値を率直にお伝えします。結論から言うと、「言われたことだけをやる」働き方は、どんな会社でもミスマッチを生みやすい。AI時代を生き抜いていかなければならない我々は、どのように価値を生み出し、活躍していくのかという働き方を一緒に考えていきたいと思います。「言われたことだけ」はなぜミスマッチを起こすのか「指示された作業だけをこなす」状態が続くと、仕事は次第に“アルバイト的”になっていきます。本人側:共感・熱意・自律性、そして目指したいキャリア...

メディア掲載のお知らせ:「住宅新報」にて当社の『全国町字単位空き家率推定データ』無償公開が紹介されました

この度、不動産・住宅業界の専門紙「住宅新報」(2026年7月21日号)にて、当社が7月14日より無償公開を開始した『全国町字単位空き家率推定データ』に関する記事が掲載されましたのでお知らせいたします。【掲載概要】掲載紙名:住宅新報掲載日:2026年7月21日掲載タイトル:空き家データ公開(マイクロベース)Web記事URL:https://www.jutaku-s.com/newsp/id/0000067397当社は今後も、高精度なデータ分析とソリューションの提供を通じて、自治体の地域課題解決やまちづくりを支援してまいります。

全国町字単位空き家率推定データ(オープンデータ)を無償公開します-国勢調査などの公的オープンデータをもとに推定-

マイクロベース株式会社は、国勢調査などの公的オープンデータをもとに、町丁字(町字)単位での空き家件数を推定した「全国町字単位空き家推定データ」を作成し、オープンデータとして無償公開しました。自治体の皆さまが、地域の現状把握や施策検討の初期検討を進めやすくすることを目的としています。弊社は愛知県豊田市より空家等管理活用支援法人としてご指定いただき、空家等対策の推進に関する特別措置法第24条第4号「空家等の管理又は活用に関する調査研究を行うこと」に取り組んで参りました。本取組は空家等管理活用支援法人として係る活動成果の一部となります。全国町字単位空き家率推定データ全国で確認した場合(背景地図...

Claudecodeを使って1日で競馬予想AIを作成してみた(まさかの結果に。。)

みなさん、突然ですが競馬やりますか?僕は正直、競馬のことをほぼ何も知らないです。スマホアプリ「ウマ娘」を遊んでいて、昔の競走馬の名前がちょっとわかるくらいです。そんな僕に先日、競馬好きの友達から「宝塚記念に合わせて、どっちが当てられるか勝負しようぜ」という挑戦状が届きました。こういうとき、普通の人は競馬新聞を読むとか、勝負師の直感を信じるとかするんでしょうけど、僕はちょっと違う方向に走りました。「機械学習で予想アプリ作ればいいじゃん」というわけで、ClaudeとAntigravityを使って競馬予想アプリを1日で爆速開発した話をします。結末はタイトルで察してください(笑)まず、どうやって...

どうして未経験27歳が国家プロジェクトのMVPになれたのか

まずは“どんな人?”:マイクロベースの2人目になろうと思った理由入社早々の巨大案件:ProjectLINKSをやり切って得たものまだまだ成長を止めない、これからのビジョン。一緒に組織を立ち上げていく、創業メンバーと一緒に。みなさん、こんにちは!マイクロベースで広報担当をしている斎藤です!今回はプロジェクトと組織、両方のハンドルを握るゼネラルマネージャー・川島賜(かわしまけい)さんをインタビューしました。入社後2年間に渡りどのように成長し、国交省の巨大案件において、リーダーシップを発揮していったのか。仕事のリアルから、キャリア観、そして少しだけ素顔まで——途中ちょいちょい“ぶっちゃけ”も挟...

【速報】Publink 官民共創アワードグランプリ受賞!!

 5月16日に開催されたPublink主催の官民共創アワードでグランプリを受賞しました。今回は、豊田市を実証フィールドとして実施した、「水道管を覗くと社会課題のMiraiが見える ~将来予測(給水人口・空き家)~」というテーマで挑みました。今回の受賞は、豊田市の岡田様、岩本様をはじめ、現場の皆さまと力を合わせて、道なき道を共に考え、一歩ずつ前に進めてきた取り組みを評価いただけたものだと受け止めています。自治体の実務や意思決定のプロセスに寄り添いながら、データと現場知をつなぎ、より良い行政サービス・インフラ運営につながる形を模索してきました。関係者の皆さまの粘り強い協働があってこその成果で...

【5/16開催】官民共創アワードのファイナリストとして登壇決定~Publink Summit for JAPAN 2026 SPRING~

このたび、2026年5月16日(土)に開催される日本最大級の官民共創カンファレンス「Publink Summit for JAPAN 2026 SPRING(後援:経済産業省)」 にて、当社の代表が、官民共創アワードのファイナリストとして登壇が決定しました。関連記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000062801.html本アワードでは、省庁・自治体・企業・スタートアップといった垣根を越え、社会課題の解決と事業成長の両立に挑むプロジェクトが一堂に会し、官民キーパーソンの前でプレゼンテーションを行います。今回選出されたファイナリス...

リモートワークができる人は、仕事ができる人

リモートワーク適性が証明する「真のビジネススキル」「リモートワークができる人=仕事ができる人」という言説は、決して単なる精神論ではありません。物理的に離れた分散環境で成果を出し続けるために必要な能力は、現代のビジネスシーンにおいて最も汎用性が高く、かつ「再現性」のあるスキルそのものだからです。世界中に社員が分散しながら、数千ページに及ぶ「Handbook」を公開して組織を機能させているGitLabのような企業は、一つの明確な思想を掲げています。それは、「リモートで成果を出せる人こそが、本来の仕事ができる人材である」という極めて合理的な前提です。なぜリモート対応力が「仕事力」に直結するのか...