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東京大学工学部機械情報工学科で学び、研究テーマは「嗅覚細胞を用いた匂いセンサ」という異色のバックグラウンドを持つ吉野航平さん。そんな彼が、なぜ社会課題解決を目指すAI開発ベンチャーであるマイクロベースのエンジニアインターンを選んだのか。
最前線で働く学生エンジニアの想いを深掘りしました。
1. 応募の決め手は「AI単体ではない、社会問題との掛け算」
Wantedlyでインターンを探し始めた吉野さんが、数多くの企業の中からマイクロベースに惹かれた最大の理由は、「AI×空き家」というユニークな組み合わせです。
「他の会社はAI専門のところが多かったのですが、マイクロベースは社会問題である空き家とAIを掛け合わせているのが面白いと感じました。AI一本ではない、その掛け算に魅力を感じました」
さらに、大学の授業で扱ったことのある「PLATEAU(国交省が様々なプレイヤーと連携して推進する、日本全国の都市デジタルツイン実現プロジェクト」が、マイクロベースの事業と繋がっていると知ったことも、応募を後押ししました。
2. リモートワークで実現する柔軟な働き方と、成果の実感
自宅が遠方(埼玉)という吉野さんにとって、自宅や学校からのリモートワークが基本となる働き方は大きなメリットとなっています。
業務時間は「18時に大学を終えて、20時から業務」といった形で、学業との両立を実現しています。使用ツールはGitHub、vscode、Notion、Slack、Teamsなど、プロの現場と同じ環境です。
そんな環境下で、最もやりがいを感じるのは「AIの精度が上がった瞬間」だと言います。
「AIプロジェクト『LINKs SOMA』に参加した際、AIの精度を示すF1スコアが目標を上回る0.8まで向上したときは、成果が形になったと実感できて本当に面白かったです。また、入社前は全く知識がなかった空き家や住宅に関する専門知識が身につくのも、この仕事の魅力だと感じています」
3. 「PM的ポジション」への挑戦と、チーム開発の楽しさ
インターン開始から約4ヶ月。吉野さんはマイクロベースでの業務を通じて、明確な成長を実感しています。
🎓 スキル面での大きな成長
- GitHubの習得: 複数メンバーでの開発経験がなかった状態から、今ではGitHubを実践的に扱えるようになりました。
- PM的ポジションへの挑戦: 学生インターンでありながらプロジェクトマネジメント(PM)的な役割にも挑戦できる環境があり、「今後マネジメントスキルを身につけたい」と意欲を見せます。
- 専門知識: 機械学習の知識に加え、空き家や住宅に関する知識が実務を通じて身につきました。
🤝 研究とは違う「チームで働く楽しさ」
個人で進めることが多い大学の研究活動と比べて、インターンでは「みんなで知恵を出し合い、チームで一つのものを作る」楽しさを強く感じています。
「一人じゃないからこそ、多様なアイデアが生まれ、試行錯誤できるのが面白い」と、チームワークの重要性と魅力を語ってくれました。
4. 将来はメーカーへ。生成AI・街づくりゲーム開発に挑戦したい
インターンで得たコーディングスキルとPM経験は、将来のキャリアに活かせると確信している吉野さん。卒業後は、メーカーの技術系職種への就職を目指しています。
マイクロベースで今後挑戦したいプロジェクトとしては、現在の業務に加えて、「画像や動画を生成するAI」といった生成AI分野に強い興味を示しています。さらに、「シムシティのような街づくりゲーム開発」も、空き家や住宅情報という事業ドメインを持つマイクロベースだからこそ実現したい夢だと語りました。
5. 応募を迷う学生へ:「空き家の知識は一切いりません!」
最後に、マイクロベースのインターン応募を検討している学生に向けて、メッセージをいただきました。
「空き家についての知識は、一切いらないです! AI開発に興味があって挑戦したいという方は、迷わずに応募してみてください!」
AIと社会課題解決というテーマは魅力的ですが、専門知識がないからと尻込みする必要はありません。吉野さんのように、現場で知識とスキルを吸収し、成果を出すことができる環境がマイクロベースにはあります。