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DX(Digital Transformation)が盛んに叫ばれる最近ですが、そもそもなぜDXが必要なのでしょうか?本記事ではわたしたちの会社理念に則して、わたしたちが考えるDXを共有します。
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DXが解決すべき究極的な課題は人手不足
DXが解決しようとする根本的な課題は人手不足と考えています。
AIが一部の職種で雇用に影響を与えるといわれることがよくありますが、現状は人材が圧倒的に不足している状況です。雇用が成り立たずに倒産する企業が増加しており、私たちのようなスタートアップでさえ、人材確保の難しさを切実に感じています。
この問題の背景には人口減少だけでなく、これまでの業務が属人的であったことも大きく影響しています。意思決定プロセスや複雑な業務が特定の人材に依存しすぎており、言い換えれば現場に過度な課題解決を委ねていました。
この問題に対する私たちの提案は、人手を増やす施策ではなく、AIによる補完です。私たちの取り組みは「21世紀の産業革命を支える基盤としての「データ構造化」」の記事について後日投稿しますので、ぜひご覧ください。
変わりゆく労働環境
かつて人気を博したNHKの「プロジェクトX」が最近復活したことが記憶に新しいですが、かつての日本には予算・時間・リソースの制約がある中で、多大な努力と情熱をもって取り組んできた人々の存在は大きかったと考えています。システマティックになっていなくとも、多くの生え抜きのレジェンドがわが身を投じて課題に取り組んできたからこそ乗り越えてこられてきたことが多くあったと思われます。しかし、そういった方々の退職がつづき、継承がうまく進んでいないケースが多く、ナレッジの喪失が進んでいます。
もはや以前のような労働力は潤沢ではなく、属人的な対応を維持できる保証はありません。そのため、AIやロボットの必要性が高まっていることは自明です。必要は発明の母と言われるように、世界で最もテクノロジーによる人手不足解決を求められているのが日本であり、これらの技術をいかに活用して現場を再定義・再設計できるかが、日本が明るい未来を子供たちに残すための鍵となります。
DX推進の意義と私たちの使命
変化の激しい時代において、現場のトランスフォーメーションは当面なくなることはなく、事業存続のために経営層は常に現場の改革を求めつづけざるを得ず、現場は日々変化する環境に適応することを求められています。
しかし、DXはきれいごとではありません。現場では、経験したことのない業務への対応を求められることも多く、つらいフェーズがどうしても発生することは多くの場合避けられないと考えています。
この変革を成功させるためには、情熱あるリーダーと確かな技術力を持った専門家による卓越した社内外を問わないチームが必要です。私たちはこの信念のもと、DXに向けたアクションとして、「データ構造化」技術の研究開発や提供に取り組んでいます。よろしければ下記の記事もご覧ください。
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