みなさんこんにちは!アトモニインターン生の中原芽唯です。
先日、6月22日(日)にアトモニも企画面で関わった「大学生のためのキャリアイベント」が、広島大学・東千田キャンパスにて開催されました。
この記事では、イベント当日の様子を、目次に沿って順に紹介いたします。
目次
【テーマ】
【座学】
【座談会】
【感想】
【テーマ】
今回開催されたキャリアイベントのテーマは「はじめての就職活動に向けて」です。大学卒業後、後悔しないために就活のモヤモヤを、座学や座談会などを通してスッキリさせることが目的となります。
【座学】
まず座学では、「はじめての就職活動に向けて」というテーマで20分ほど、アトモニ代表取締役の栗田が話をいたしました。
就職活動はそもそもなぜ不安になるのかというポイントから始まり、不安の原因やどう対処していけばいいのかをお伝えしました。
座学を話す栗田さん
(栗田さん)
就職活動は大学受験とは違い、偏差値や合格ラインがないため不安になってしまいます。就職活動には明確なスケジュールがないため、何から取り組めば良いのか分からず、動くことが億劫になってしまいます。
ゴールが見えない状況で動けないことは仕方のないことだけど、その中でも行動してみることで、今までになかった新たな情報が入ってくるようになります。
例えば、「気持ちの開示」などで、そのうちの1つの方法が自己分析となります。
自分の得意・不得意なこと、やりたい・やりたくないことを言語化して書き出し整理することで、未来につながるヒントとなります。
しかし、自己分析は考えるだけではなく動いて気づくことで深まっていき、一度で正解にたどり着けなくても、いろいろ試してみることで自分の軸が見えてきます。
首都圏と比べると実践的なインターンは少ないかもしれませんが、地方にいることでハンデはありません。差がつくのは情報格差ではなく、小さな一歩でもいいので「動くかどうか」です。
就職活動の主語を「企業」から「自分」に戻して、選ばれる側で終わらず「自分が選ぶ」視点を持ちましょう。ゴールは内定ではなく、どんな働き方をしたいのか、自分の価値観と合うかなど、選ぶ就職活動となります。
誰もが最初から明確なゴールを持っているわけではないので、まずは動いてみる⇒振り返る⇒修正する という試行錯誤の繰り返しが大切です。
【座談会】
次に座談会では、20分×2セットで、社会人の方々が2人1組となって4つのグループに分かれ、参加した学生たちは好きなグループを選び移動することができました。
私も実際に社会人の方とお話をする中で、ポジティブなアドバイスだけでなく、現実的な話も聞くことができとても学びの多い時間となりました。
周りの学生たちも、就職活動で不安なこと、どのようにして職業選択をしたのかなど、様々な質問が出て、活発なやりとりが生まれていました。
私は、「大学生の時に何かしておけば良かったことはありますか」という質問をしました。
その答えとして、就活だけでなくいろいろな経験をする、海外に行くという答えをいただきました。
特に海外に行くということに関して、日本以外を見て、たくさんの所に行ってたくさんの人と交流をしたかったという風に話してくださいました。
学生だけのコミュニティではなく、様々な人と関わりを持つことで、自分にとって新たな発見や、考え方・価値観などをたくさん吸収する機会になると感じました。
視野を広げ選択肢を増やすことで、就職活動や将来に向けた進路選択にも役に立つと思いました。
印象に残った質問として「学生の時に戻れるなら、人事の人に何を聞きますか」という質問が出て、口コミサイトで書き込みが多かった不安な内容を、本当なのか探るように聞くという答えをいただきました。
聞きにくいことを聞いて回答を隠されると、不安な気持ちのままになったり、入社後のギャップに悩まされてしまうので、学生に戻れるなら聞きたいとのことでした。
不安なことや触れにくいことを聞くのは、少しリスクがあるように思っていましたが、ここできちんと聞いておかないと就職した後の自分のためにならないなと思いました。
自分が気になっていることに対して、社会人の方から聞ける答えは、SNSやネットでは得ることができない、リアルさがあり説得力が増しました。
また、現在3年生の人が抱えている就職活動に対する悩みや考えを知ることができました。
私が3年生になり同じような問題に直面したときに、今回の3年生に向けてのアドバイスは、自分にもきっと活かせることができると思いました。
座談会の様子
【感想】
私は今回、唯一2年生としての参加でした。
就職活動についてあまり意識はしておらず、まだ将来やりたいことが明確に決まっていないため、座学での自己分析の話や座談会での経験談は、これからの就職活動や進路選択においてとても参考になりました。
座学では、自己分析を通して自分の得意・不得意なこと、やりたい・やりたくないことを整理することで、業界が選びやすくなることを学びました。
その時は、興味のない業界は選択肢から切り捨てれば、ある程度やりたいことが絞られそうだなと思っていました。
ですが、座談会の時に「業界はできるだけ幅広く見ておけば良かった」というアドバイスをいただきました。
苦手意識があったり興味が薄い分野でも、その中に自分に向いている部分が隠れているかもしれないし、好きなところをピックアップすれば、新たな選択肢が広がっていたかもしれないとお話してくださいました。
座学の段階では切り捨てていた考え方を、座談会を通して新たに吸収することができてとても良かったです。
このように、2年生のうちから色々な選択方法があると学べたのは、これからの将来の選択の幅が広がることにもつながるので、新たな考えを得ることができ参加して良かったです。
また、今回のキャリアイベントに参加していたインターンの先輩でもある盛根さんにも感想をお聞きしました。
(盛根さん)
今回のイベントを通して、行動しないと何も始まらないことを改めて学ぶことができました。
就職活動では正解がなく数値が測れない中で、前に進むことは難しいことと肯定してくれたうえで、たくさんのアドバイスをいただきすごく良い機会となりました。
これから本格化していく就職活動では、まずはやってみるという姿勢を大事にして進めていきたいです。
今回のキャリアイベントで学ぶことのできたシミュレーションだけではなく、ちゃんと次につながるアクションを大事にしてこれからの就職活動や進路選択において実践していきたいです。