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教育改革始動。開発エンジニア人財を育てる「新人教育プログラム」制度がスタート

こんにちは、エクスブレーン採用担当の廣木です。

今日は、社内で総力を挙げて取り組んでいる新人教育についてご紹介します。

エクスブレーンの新人教育の特徴として、社内の現役エンジニアによって「教育プログラム」チームが発足しており、1つ1つ“手作り“でカリキュラムが組まれています。

その内容について、システム開発部門の教育チームメンバーに伺ってみました。

新人教育プログラムが発足した背景

「新人教育プログラム」が明確に制度として発足したのが2021年です。

それ以前にも教育制度はありましたが、実態としてはあまり整備されたものではなく当初から色んな意見がありました。

「教育マニュアルが充実していない」

「研修修了の基準を用意できていない」

「ワークショップにて作成するアプリが毎年バラバラ」

とてもじゃないが、会社としてはNGだらけでした。

それに、全社的に採用活動を強化しているため、今後は複数名の新入社員が同時に入社してきます。

研修のプログラムを型化することで、新人誰もが実務に入る段階には一定のレベルになることを担保するため、「教育制度を見直そう!」の声とともに、「新人教育プログラム」が発足しました。

研修は具体的にどのような内容を、どのようなスケジュールで行うのか?

研修内容は、これまで全くITに触れて来なかった学生でも一通りシステム開発について学ぶことができ、3カ月かけて基礎を身に付けられるように組まれています。

まず最初にITエンジニアとして必要な内容を4つに分けて、丁寧な研修を行っております。(約1カ月間)

  • ビジネスマナー研修
  • PCセットアップ作業
  • テクニカル研修(コンピュータ構成要素、システム開発技術、アルゴリズム)
  • プログラミング基礎(Java、データベース、git管理)

※ オンライン学習サイトを用いて、苦手分野や興味のある分野の勉強を行う事も可能です。

これらの研修を受けた後には、修了試験を受験して頂きます。研修で勉強したことがベースとなっているので、自分自身の習熟度を測る絶好の機会かと思います。

最後にワークショップとして、Webアプリケーションを実際の業務に則して

  • 仕様書作成
  • 環境構築
  • 製造
  • テスト

の流れで制作して頂きます。

最後に部門内で発表をして頂く流れとなります。(約2カ月間)

もちろん、「やりっぱなし」ではありません。仕様書や作成したコードなどの成果物はメンターから都度、少し厳しいくらいにレビューが入ります。いわゆる”赤入れ”です。

新人のうちはこれを1つ1つクリアするのがなかなか大変なのですが、この経験が実務に入ってから後々役に立つことになります。

              ▲実際に研修で制作された「日記アプリ」

実際に教育を実施してどのような効果が得られたか?

これまで整備されていなかった「新人研修制度」ですが、以下の効果が得られました。

①研修内容の整備・スケジュールの明確化により、効率的な教育を行うことができた。

②修了試験を設けることにより、明確な終了基準を設定することができた。

③ワークショップの整備によって、教育する側・教育を受ける側双方のイメージが共有できた。

今後の課題やもっとブラッシュアップしていきたい点など

「教育プログラム」が始まって2年目になりますが、毎年ブラッシュアップしています。

  • 教育カリキュラムの更なる充実
  • 修了試験問題の精査
  • 提供する環境の更なる整備
  • ワークショップで提供する資料の更なる充実

など、社内で振り返りを行った際に出た意見を参考に、より良いものを提供して参ります。

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