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実行できるから面白い。想像以上の挑戦を。

コミューンでエンジニアとして働いている磯村と申します。入社前は主にPHPとLaravelを使って開発をしていた私ですが、今はTypescriptとReact.jsを使って開発しています。それはどんな経緯だったのか、入社までのストーリーをお話します。

※記事の内容は執筆時点の内容です。磯村 洋(いそむら ひろし)大学院修了後、中小企業でプログラマーとしてWebサイトの受託開発に8年間従事。2021年3月にコミューンへ入社し、フロントエンドエンジニアを務める。

前職はサーバー管理をメインとする、35名程度の中小企業でした。一度大規模な案件を終えた後は、短期で小規模な案件が多く、5〜6年もすると学ぶ環境として限界を感じるようになったんです。転職を考え始めたのはその時でした。

コミューンとの出会いは、スカウト型転職サイトでいいねを付けたら、エンジニアマネージャーの栗山さんからカジュアル面談の誘いを受けたことがきっかけです。それまで私が扱っていたのは主にPHPだったので、その誘いがなければ技術が異なるコミューンはまったく視野に入っていなかったと思います。

目次

  1. 自分の想定を超えた、新しい挑戦。
  2. 改善できるところが沢山あって面白い。そのための環境は整っている。
  3. 「実行」していく仕組みはあるから、まずやってみよう。
  4. 【CTO山本からのメッセージ】

自分の想定を超えた、新しい挑戦。

当時、私が次の転職先として重視していた点は2つありました。

●自分にとって意義があると思えるサービスかどうか

“自分が” そのサービスが社会で役立つイメージを持てるかどうかは大事でした。日々世の中には数多くの新しいサービスが生まれていますが、その意義を当事者として感じられるかどうかは開発のモチベーションに大きく影響します。その点commmuneは、コミュニティの中でシェアされる情報を蓄積できる仕組みとして新しい価値が提供できる、と自分の中で捉えられたんです。

グーグルで検索しても出てこないニッチな情報ってありますよね。でもそれって、あるコミュニティの中ではすでにすでに誰かが質問していたり、あるいはそこで質問すれば答えが出てきたりするんです。私自身の実体験を例に挙げると、BtoB向けのAPIを作っていて仕様書と実物が違ったとき、同じAPIを使ってる人に聞けたらいいな、とか。それを逐次クライアントに確認して、しかもそのレスが遅かったら時間がもったいないな、とか。commmuneはそんなシーンで新しい価値を提供するシステムだと思いました。

●自分のやりたい技術に挑戦できるかどうか

前述の通り、私の経験はPHPとLaravelが基本でした。なので、転職先も同じ環境下で働くことになると当たり前に考えていたんです。でも本当は、TypescriptやReact.jsを使った開発に携わってみたいと思っていて、自分でReact.jsの勉強をしてGithubにアップしてみたりもしていたんです。栗山さんが私をカジュアル面談へ誘ってくれたのは、その点を評価してくれたようでした。「これまでの言語は気にしていない」と言われ、あとはずっと技術の話をして盛り上がっていましたね(笑)

振り返ると、前者の受託開発から自社開発へ転職していく流れは予想通りでしたが、後者の“はじめから”実務未経験の技術に挑戦する流れは予想外でした。これはコミューンが、「過去の経験」ではなく「その人自身のキャリア実現」を重視していたからでしょうね。私にとっては間違いなく大きな転機の一つになりました。

改善できるところが沢山あって面白い。そのための環境は整っている。

私は今、フロントエンドエンジニアとして働いていますが、サーバーサイドのプログラムも書いています。コミューンでは、フロントエンドもバックエンドもTypescriptで開発しているので、スイッチングコストが低く、両方を扱う開発の負担が少ないんです。ほかにも、開発効率を上げるためのツールの整備を行うこともあります。これまで私がやってきた例としては、ローカル開発時のみTypescriptの制約を緩める設定を追加したり、CI環境でJestを動作させる設定を入れたりしました。

こうした業務を進める上で便利だなと思うのは、業務中に調べて共有すべきだと思った情報を、常にNotionに残してチームで共有できるようにしている点です。開発メンバーに限らず全社的に推奨されている文化なので、何度も同じことを聞いて回る必要がなく、中途社員にとっては嬉しい仕組みだと思います。

一方で、開発チームの課題になっていると思うのは、自動テスト機能が整備されきっていない点です。ミスやバグを減らして品質を向上させるだけでなく、中長期の開発速度向上につなげるためにも、今後はE2Eテストのケース追加と、既存のコードベースの改善に取り組もうと思っています。

「実行」していく仕組みはあるから、まずやってみよう。

コミューンはとにかく成長中の会社です。毎月人が増えていますし、新しい取り組みもどんどん実行されています。そんな状況下でも、意思決定の透明性が高いのは非常に魅力的なところ。一つひとつの決定やルールが「なぜ」そうなっているのかを問えば、必ず誰かから答えが返ってきます。

また、自分からその意思決定に関われる仕組みも2つあります。1つ目は、他のメンバーにも見えるように、経営層に提案を届けられるSlackの専用チャンネルの存在。2つ目は、逆に他のメンバーには見えないように届けられるグーグルフォームの目安箱の存在です。私は目安箱を使って提案を行い、実行までつなげられました。『ナイス提案でした』とコメントももらえて、嬉しかったですね。

こんな感じで、経営陣を筆頭にメンバーが人の話をちゃんと聞いてくれるのがコミューンです。自分の提案が受け入れられる機会が多いので、「やりたい」で終わらせずに、「実行する」ところまでコミットできる環境があります。コミューンへの応募を検討されている方も、「向いている」「向いていない」を気にせずに、まずは挑戦してみたらいいんじゃないでしょうか。私自身も、実務経験のない技術からスタートしているので、同じようにいろんな方を広く歓迎したいと思っています。

【CTO山本からのメッセージ】

磯村さんは、面接時の技術質問への回答にとてもキレがあって、本質が見えている方だなぁと感じました。

更に、磯村さんはバランス感覚に優れていて、理想・ユートピアを追うだけでなく、きちんと現状を理解して良い姿を模索できるところが素晴らしいです。

現在のコミューンの開発組織では、実装力でプロダクトの価値を高める という面では磯村さんがMVPです。天性の「伝える力」の高さを活かしてチームで物事を前進させる上手さは、恐らく他の人には真似できません。

これからはDX改善やパフォーマンス改善など、フロントエンド・バックエンド・SREすべてに横断した大きな課題解決に立ち向かうことが今後多くなると思いますが、磯村さんの知見を総動員していただき、これからも活躍してください!

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