目次
「人の温かさ」に惚れた僕が、両国への恩返しを誓うまで
コロナ禍のインドネシアで芽生えた「原体験」
彼らが教えてくれた「本当の幸せ」
「大好き」だからこそ見えた社会課題
StarBoardで実現したい「幸せの総和」
最後に
「人の温かさ」に惚れた僕が、両国への恩返しを誓うまで
こんにちは!株式会社StarBoardでCOOを務めている東(あずま)です。
僕は普段、大手自動車メーカーでサプライチェーン戦略などを担当しています。傍から見れば、安定したキャリアを歩んでいるように見えるかもしれません。
しかし、僕はもう一つの顔を持っています。それが、StarBoardのCOOとしての活動です。
結論から言うと、僕をこの挑戦に駆り立てているのは「インドネシアと日本の"幸せの総和"を増やしたい」という、駐在時代に芽生えた強い想いです。
今回は、僕がなぜパラレルキャリアという道を選んでまでこの事業にかけるのか、その原体験とStarBoardで成し遂げたいことについてお話しさせてください。
コロナ禍のインドネシアで芽生えた「原体験」
僕がインドネシアに渡ったのは2021年。世界中がコロナの渦中にありました。期待に胸を膨らませて降り立ったものの、待っていたのは厳しい現実。インドネシアで感染が爆発的に拡大し、一歩もアパートから出られない完全なロックダウン生活が始まりました。
知り合いもいない異国の地での孤独な生活。正直、精神的にかなり追い詰められていましたね。そんな僕を救ってくれたのが、現地でできたインドネシア人の友人たちでした。
「コウヘイ、運動不足だろ!一緒に走ろう!」
そう言って、まだ薄暗い早朝にランニングに連れ出してくれたんです。他愛もない話をしながら一緒に汗を流す時間。彼らの屈託のない笑顔に、僕の心は少しずつ解きほぐされていきました。
彼らが教えてくれた「本当の幸せ」
人の温かさに触れる経験は、これだけではありません。
ある日、専属の運転手さんが「これ、よかったら家族と食べて」と、大きなマンゴーを2つ、はにかみながら渡してくれました。彼の給料は決して多くなく、生活が豊かでないことは知っていました。それでも、誰かのためを想い、自然に分け与えることができる。その優しさが、僕の胸に深く突き刺さったんです。
(写真:忘れられない、人生で一番美味しかったマンゴー)
物質的な豊かさが幸せのすべてではない。彼らは、日々を楽しみ、周りの人を大切にする「心の豊かさ」を持っていました。僕は、そんなインドネシアの人たちが大好きになりました。
「大好き」だからこそ見えた社会課題
インドネシアに惚れ込み、現地の人々と深く関わる中で、僕は2つの大きな社会課題を意識するようになりました。
- インドネシア: 人口ボーナス期にあり、優秀で意欲的な若者がたくさんいるにも関わらず、国内の雇用が追いついていない現実。
- 日 本: 少子高齢化が進み、特に製造業をはじめとした現場では深刻な人手不足に陥っているという危機。
「こんなにも素晴らしいインドネシアの若者たちが、機会に恵まれないなんてもったいない。一方で、日本では人が足りずに困っている。この二つを繋げることができれば、両国にとって、もっと良い未来が創れるんじゃないか?」
この想いは、本業の傍らで無視できないほど、僕の中で日に日に強くなっていきました。
StarBoardで実現したい「幸せの総和」
インドネシアへの恩返しがしたい。そして、僕が育った日本の未来にも貢献したい。その想いを代表の矢部に話したところ、意気投合。本業での経験も活かしながら、この課題解決にコミットするため、2024年にCOOに就任しました。
僕の役割は、「インドネシアの若者が日本で安心して、やりがいを持って働ける仕組み」と、「日本の企業が即戦力となる素晴らしい人材と出会える仕組み」を、事業として力強く成長させていくことです。
僕を救ってくれたインドネシアの人たちのように、今度は僕が誰かの支えになりたい。そして、両国の人々が生み出す笑顔の総量を、一つでも多く増やしていきたい。本気でそう思っています。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
StarBoardは、まだまだこれからのスタートアップです。でも、僕たちには「日本とインドネシアの架け橋になる」という、熱い情熱と明確なビジョンがあります。
- 社会課題の解決に、ビジネスで本気で取り組みたい
- 大きな裁量を持って、グローバルな舞台で挑戦したい
- 誰かの人生を豊かにする仕事がしたい
もし少しでも共感していただけたら、ぜひ一度カジュアルにお話ししませんか? あなたのエントリーを、心からお待ちしています!
株式会社StarBoard
https://star-board.net/