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【MVV受賞】リクルートのマネージャーからシコメルフードテック部長へ。短期間で圧倒的な成果を出したポイント、マインドについてインタビューしました!

「行動の量や早さに高い意識を持ったメンバーがチームでどんどん挑戦する、というのがシコメルの文化だと思っています。」

—そう語るのは、入社後すぐにインパクトある成果を残し、下期MVVを受賞した小川。2023年4月にオペレーション部の部長として入職し、1ヶ月後には倉庫移管という一大プロジェクトを完遂。なぜ短期間で大きな成果が出せたのか、大事にしているポイントをインタビューしました。全社会人必見です!

<プロフィール>
小川 慶仁 | シコメル事業 本部長 兼 オペレーション部 部長

大学卒業後、株式会社山善へ入社。物流業務に従事。2013年、株式会社リクルートへ入社。飲食領域で広告、業務支援SaaSの営業マネジメント、Air領域で決済事業のアライアンス、営業企画に従事。2023年よりシコメルフードテックへ参画。


まずは、小川さんの経歴を教えてください。

新卒で、株式会社山善という専門商社に入社しました。そこでは3年間働いており、主に物流や発注業務を行なっていました。その後、株式会社リクルートのライフスタイル領域に、営業として転職をしました。主な商材は「ホットペッパー」です。リクルートには10年間おり、3年目からチームリーダー、4年目からはマネージャーに携わっていました。

そんな中、代表の川本から話を聞いて興味を持ち、2023年の4月にシコメルフードテックに入社をしました。

これまで大企業で働いていたのに、スタートアップで働くのは大きな転換ですね!

実は、私の中ではそうでもないんです。

というのも、山善で働いている時に1年半ほど別のスタートアップ会社のお手伝いをしていた時期があって。スタートアップで活躍できる人材になりたいという想いは、この頃からあったんです。その力を身につけるべくリクルートに転職をしたので、圧倒的な成果を出してすぐ辞めようと思っていたのですが。結局リクルートの仕事も楽しくて、10年間も在籍していました(笑)

私のまわりでは、スタートアップで活躍する仲間も身近にいましたし、その後にスタートアップで働くというのは自分の中では自然でした。

数あるスタートアップの中でもシコメルフードテックを選んだ理由はなんですか?

「事業の成長性」と「自分の介在度」ですね。

川本から話を聞いた時、シコメルの事業は成長していくとすぐに感じました。ちょうどプロダクトや資金調達が揃いつつある中でお話を頂いて、「成長しているけど、ここからもう一段さらに会社として大きく成長できる」というフェーズだったので、すごく面白い環境で仕事できるなと感じました。

スタートアップで働く際には、自分が会社の意思決定に介在できる環境や役割で働きたいなという思いはもともとあり、シコメルではそれが実現できる環境だったのも大きいです。

成長できる事業があり、会社としても次のフェーズに行く段階で、自分がそこに大きく関われる環境で働ける。自分が求めていた環境の会社で、自分の力を発揮してサービスをグロースできる!と思えたので、入社を決めました。

リクルートでの経験はシコメルで活きましたか?

はい、リクルートでの経験や磨いた力は大いに役立ちました。

特に意識していたのは「自分の足で見て聞きにいくこと」と「思考と検証をスピード感を持って徹底的にやること」です。今までの営業とは違う領域での仕事となったこともあり、わからない点も多くあったため、メンバーや協力会社さんと徹底的に会話をして、情報や課題をヒアリングしました。

ヒアリングした内容を整理して、構造化して、再度話して、本質的な課題や目的を押さえていく。これを徹底してやることで「何をやるべきか、どう業務を改善すべきか」が見えてくるんです。後は、いかにスピード感を持ってやるか。ここに拘りましたね。

入社後すぐに実施した倉庫移管プロジェクトでも、この意識は非常に重要でした。

小川さんがMVVを受賞したきっかけにもなったプロジェクトですね。倉庫移管がどんなプロジェクトだったか詳しく教えてください。

元々、シコメルの商品を保管している倉庫は神奈川県にありましたが、実際に商品を作っている工場は関西に多くあったため、配送コストや弊社の成長スピードなどを考慮して5月末に倉庫を大阪に移したのです。

ただ、倉庫を移管してもお客様に迷惑をかけてはいけません。日々の出荷業務が止まらないようにプロジェクトを進めることも大事でしたし、倉庫を変えたことで今まで出来ていたことが出来なくなっても困ります。そのため、要件定義やリスク管理、現場の経験や知見の整理などを細かく行う必要がありました。そうした場面で、自分で情報をキャッチアップして、構造化し、コミュニケーションをとりにいくという姿勢は、非常に重要だったと思います。

メンバーの協力もあり、結果的には短い準備期間でも大きな混乱もなく倉庫移管が完了しました。

通常はどんな業務をしているのでしょうか?

物流やカスタマーサポートをメインの業務として担当しています。

オペレーション部の業務は、食品会社としては「出来て当たり前」なので、ミスが許されない業務です。そのため、誰がやっても同じ品質で業務が出来なければなりません。

今までは属人的な経験で行なっていた業務も多くありました。しかし、それではその人がいなくなった時に業務の質が落ちてしまいます。そのため、今は5W1Hなどを意識して業務の仕組み化を推進しています。

他にオペレーション部の業務をより良くするために行なっていることはなんでしょうか?

「業務の効率化」と「業務の質を上げる」ことですね。

当初は、受注したものをお客様に届けられる体制をまずは作らなければいけませんでした。今は、お客様に届けられる体制にはなっているので、ここからは質を上げて、いかに効率よく業務を進められるかのフェーズです。

現場ではトラブルも含めて、日々、様々なことが起こっています。そうした事象に場当たり的に対応していても、業務の質を上げることにはつながりません。事象を俯瞰してみた時に、今後の改善に繋げるためには何を考えるべきなのかを常に考えています。お客様や社内、関連会社への影響は何があって、本質的な課題は何なのか、言語化していくことを私も徹底してますし、メンバーにも求めています。

これを徹底することで、全体の意識も変わってきたと思います。ミーティングも減らして業務に集中できる環境も整ってきたので、よりスピード感を持って業務の改善をしていきたいですね。

将来的にオペレーション部をどのようにしていきたいと考えていますか?

オペレーションがシコメルの強みとなるようにしていきたいです。

オペレーション部の業務はお客様の満足度に直接影響します。受発注や商品の配送などお客様にとっても当たり前の領域ではありますが、ここの満足度が上がることでシコメルを使い続ける一つの理由になると思うのです。

そのためには、全員がオーナーシップを発揮してアップデートし続ける組織でありたいと考えています。全員が日々変化をし続けて、視座を高く持った状態で改善を続けていけば、より質の高い価値提供ができるはずです。

自分が考えていることを発信するためには、まずは発信しやすい環境づくりも大事です。そのために、私自身が、まずは日常的に自己開示をすることを意識しています。1対1でのコミュニケーションも多く持つように意識してます。

小川さんは大企業とスタートアップをどちらも経験していますが、スタートアップの特徴をどう捉えていますか?

大企業からスタートアップに転職を考えている方に、一つ伝えるとするなら「思った以上に整ってないよ」ということですね。

仕組み化がされていないことも多くありますし、知見や経験を伝える体制も整っていないことが多いです。逆にいうと、そこに魅力を感じる方は、スタートアップで働くことで楽しさを感じやすいと思います。「自分で決めたい」「裁量が欲しい」「いろんなことにチャレンジしたい」と感じている方はぜひチャレンジして欲しいです。

もちろん、そこには責任も生じてきますし、仕事の難易度も上がります。そのため、「きちんと実行できる力がある人」「素直で自分で学んでいける人」このような能力や姿勢がある人が結果的に活躍しているのではないでしょうか。

シコメルにはリクルート出身メンバーが多くいますが、リクルートと似ているなと感じることはありますか?

社内の雰囲気は似ていると思いますね。

「行動の早さや量にこだわる」「失敗を恐れずにチャレンジする」という風土はシコメルもリクルートもあります。なので、シコメルに入社したら成長のスピードも早いと思いますよ。

こう話すと、一人でガンガン進むというイメージにも聞こえますが、リクルートもシコメルも意外と個で戦う文化ではないんですよね。チームワークを大事にしていて、困ったことがあればチーム全員で向き合う文化はどちらの会社にもあると思います。

「行動の量や早さに高い意識を持ったメンバーが、チームでどんどん挑戦する」というのがシコメルの文化だと私は思っています。

最後に、シコメルに興味を持っていただいた方にメッセージをお願いします。

「人生、したことのない後悔より、した後悔!」
「見たことのない景色を見るぞ!」

ぜひシコメルで一緒にチャレンジしていきましょう!


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