こんにちは!株式会社hitocolor広報の早川です🐰
自社開発の学習ツール「kokoroe」のオリジナル問題作成の精度が向上いたしましたのでお伝えいたします💡
kokoroeは、社員が毎日5分のマイクロテストを受ける形式で、企業独自の「ナレッジ」を効率的に浸透させることを目的としています。集合研修や動画研修とは異なり、日々の簡単なテストを通じて社員が重要な企業知識を確実に定着させ、常に自社の理念やルール、業界知識を理解した上で行動できる社員を育成することが可能です。
kokoroeの主な目的は、企業のナレッジ(「企業理念」「社内ルール」「商材知識」「コンプライアンス」)などを社員全員に浸透させ、認識の相違をなくし、生産性を向上させることです。人は忘れやすい生き物なので、ナレッジを定期的に思い出す機会を提供することが重要ですが、人的にそれを続けることは負担が大きくなります。kokoroeは、マイクロテストを通じて、社員が日々少しずつ学びながら知識を定着させ、効率的にナレッジを浸透させる仕組みを提供しています。
AI問題生成機能の強化内容
①入力項目に「主旨」を追加
これまでのオリジナル問題の作成プロセスでは、問題作成者が「問題にしたい内容」だけを入力し、その内容をもとにAIがオリジナル問題を生成する仕組みを採用していましたが、この方法では、AIが問題作成者の意図や背景を十分に理解することが難しく、場合によっては主旨から外れた問題が作成されてしまう事象が発生していました。
この課題を解決するために、新たに「主旨」を入力する項目を追加しました。
「主旨」を入力することで、AIが問題作成者の意図を正確に理解し、内容のニュアンスや背景情報を考慮しながらオリジナル問題を作成することが可能に💡
②1度の生成で最大10問出力
これまで問題を作成する際には「問題にしたい内容」を入力し、その都度1問ずつの出力が行われていましたが、複数の問題を作成したい場合には、問題ごとに内容を入力し直す必要があり、問題作成者に大きな負担がかかっていました。また、入力内容によっては、ひとつの内容に複数の重要な点が含まれているケースもありましたが、その際も個別に問題を生成する手間が生じていました。
そこで、新しい機能として、一度の生成で最大10問までの出力が可能になるよう改善を行いました。この変更により、1回の入力で複数の問題をまとめて生成できるようになり、問題作成者の負担が大幅に軽減されるとともに、複数の観点からのオリジナル問題の作成が可能になりました💡
③生成問題のAI修正機能
これまで、AIで生成された問題の修正は、人が手動で行う必要がありました。そのため、問題作成者は、生成された問題に対して意図を調整したり、細かい修正を行ったりするのに多くの時間と労力を費やしていました。
そこで、AIで問題を生成した後に追加の修正指示をAIに出せる機能を新たに追加しました。この機能により、問題作成者は生成された問題に対して「こうして欲しい」という要望を伝えるだけで、AIがその指示に基づき修正を行ってくれるようになりました。
これにより、問題の調整や修正にかかる時間が大幅に削減され、効率的に問題を作成できるようになりました👏
kokoroeは、「伝える」から「浸透させる」への転換をサポートし、企業のナレッジマネジメントを次のレベルへと引き上げるツールです。今後も私たちは、このツールを進化させ、企業にとっての価値を最大化することを目指して開発を続けていきます🌈