学生時代と価値観の原点
まずは簡単に自己紹介をお願いします
神奈川大学の4年生で、英語英文学科を専攻しています。
もともとイギリスの文学や文化に興味があって、社会情勢や人々の価値観の違いを読み解くことが好きでした。授業では文学を通して「人の背景を知ることの大切さ」を学んだと思います。
普段はどんな学生生活を送っていますか?
サークルには入っていないのですが、飲食店で2つのアルバイトを掛け持ちしています。インターンと合わせて、割と忙しくしています(笑)
Michibikuとの出会いと参加のきっかけ
インターンを始めたきっかけを教えてください
もともと社内メンバーに友人がいて、紹介していただいて今年の8月下旬から参加しました。
「ちょっと気になるな」と思ってオフィスに見学に行ったとき、穏やかで優しい人ばかりで、すぐに雰囲気の良さを感じました。そのため初日から緊張というよりも「この人たちと一緒に頑張れそう」という安心感がありました。
なぜMichibikuを選んだのですか?
4月から営業系の仕事で社会人になる予定だったので、今のうちに実践的な経験を積みたいと思ったんです。
敬語の使い方や電話対応など、社会人としての基礎を身につけることが目的でした。
初めてのテレアポで感じた難しさとやりがい
実際に参加してみて、一番印象に残っている仕事は?
やっぱり自分のメイン業務であるテレアポです。特に相手に話を聞いてもらうのが本当に難しかったです。
電話の向こうには、日々他の会社を含めてたくさんの営業電話を受けている方がいるので、「どうしたら興味を持ってもらえるか」は自分の力量次第だと痛感することが多くあります。最初の頃は、ただ伝えることに必死で、結果的に"営業っぽくなりすぎてしまう"こともありました。
その中で、どんなふうに成長を感じていきましたか?
最初は「自分の話を伝えること」に集中してしまっていたのが、次第に「相手の立場で考える」ようになりました。
例えば、話すスピードを相手に合わせたり、相手の反応を聞いてから言葉を選ぶようになったり。先輩のテレアポ音声を何度も聞いて、「どんな言葉の使い方をしているのか」を分析したこともあります。
時には自問自答しながら一人で練習を重ねるうちに、自然と営業感の強い語り方を卒業し、会話のキャッチボールができるようになりました。
チームの雰囲気や社員さんとの関わりはどうでしたか?
すごく温かいです。学生インターンでも意見を聞いてもらえるし、困っているときは必ず誰かが声をかけてくれます。
初日からいきなりテレアポを任せてもらいましたが、隣で先輩がサポートしてくれたので安心して取り組めました。
このインターンを通じて、どんなスキルが身についたと感じますか?
一番は相手視点で考える力です。
短い会話の中で相手が何を求めているのかを察して、必要な情報を届ける。一瞬の判断力や観察力がすごく鍛えられました。
また、「相手が聞きたくなる話をする」ために、話の組み立て方や言葉のトーンも意識するようになりました。
働く前と後で、「社会」や「仕事」に対する印象は変わりましたか?
変わりました。
正直、社会人の仕事ってもっと"遠い世界"のことだと思っていたんです。でも、実際にやってみると学生でもできることはたくさんあって、「挑戦していいんだ」と思えるようになりました。
「社会=怖い場所」のようなイメージが少し柔らかくなった気がします。
未来への想いと、これから挑戦したいこと
今後のキャリアや挑戦について教えてください
大学を卒業するまでインターンを続けたいと思っています。
今後は、初対面の人でも自然と心を開いてもらえるような話し方を身につけたいです。相手に寄り添いながらも、サービスの魅力を100%伝えられる人になりたいと思っています。
そして社会人になったら、求められたことをこなすだけでなく、相手の期待を超える働きをできる人材を目指したいです。
Michibikuのインターンを考えている人へ、メッセージをお願いします
「テレアポって難しそう…」と思う人もいるかもしれませんが、全然怖くないです。
みんな学生で、同じように不安を感じながらスタートしています。社員さんもインターン生も優しくて、困ったときはすぐに相談できます。
私も初日から電話をかけましたが、隣でずっとサポートしてくれて本当に安心でした。
"経験を積む"というより、"一緒に学びながら成長する"場所です。
編集後記
田中さんの話を聞いて印象的だったのは、「営業」ではなく「会話」として人と向き合う姿勢でした。
最初は不安の中で始めたテレアポも、今では「相手のために話す時間」に変わっている。その変化こそが、Michibikuのインターンが"挑戦の場"でありながら"成長の居場所"になっているのかなと感じました。
学生起業の会社だからこそ、学生一人ひとりの想いを大切にし、寄り添いながら成長を支える――そんな文化が、この会社の根っこに息づいています。