1
/
5

~10年越しに叶えた夢〜新卒で人材業界を選べなかった僕が今、採用責任者になれたワケ

こんにちは。採用担当の野口です。今回は僕のこれまでのキャリアと、採用にかける想いをお話いたします。

「大学で打ち込んできたことは?」と聞かれて答えられなかった

就職活動は当時では少し早い、大学3年の夏から始めました。ただ、この業界に入りたい!というこだわりはなかったため、最初は手当り次第にイベントや合同説明会に参加していました。そんな中、人のキャリアを支援する仕事、人材業界のことを知り、“キラキラしていて、かっこいい!”という安易な気持ちで人材業界に就職しようと決めました

とにかく熱く語っていれば企業に自分の熱意が伝わり、就職できると思っていたものの、実際自分は空っぽでした。サークルに熱はいれていたものの、特にこれといって頑張ってきたことがなかったんですよね。語れるような経験もなく、努力してきたこともなく…

そんな状態で面接に受かるはずもなく、103社受けて一社も受からないという絶望的な事態に。そこでようやく自分の現在地がわかったと言うか、「あれがやりたい」「これがやりたい」という自分の希望だけではダメなんだということを痛感しました。

大学4年の秋口になっても一向に内定は出ず、気持ちは焦るばかりでした。

就活イベントで出会った企業先でのインターン。ぼこぼこに打ちのめされた。

面接が決まらない中、就活イベントで出会った企業で2ヶ月ほどインターンをすることに。就活生向けセミナーの集客を任せられました。ただ、非常に甘い考えで取り組んでいたため、集客はうまくいかず…

焦った自分は、会社に確認を取らずに物事を進めてしまい、それが大きなトラブルにつながる結果に。当時お世話になっていた上司に、これまで経験したことがないくらい激しく叱られて、「情けない、恥ずかしい。」と心から思えた失敗経験でした。

ただ、そこで度胸がついたのか、インターン後はいくつか内定をいただくことができ、人材系の企業からも内定はもらえました。

そのまま人材業界でキャリアをスタートすることも出来ましたが、インターンでお世話になった上司の経歴がファーストキャリアの決め手となりました。

上司はレジャー業界から大手人材業界へ転職し、その後独立して起業した方でした。その方に、「コミュニケーションの絶対数が少ない。まず土台を作って、その上でマネジメントを学んだほうが良い」と言われたんです。

元々一社で長く働くということを考えて就職活動をしていたため、そんな考え方があるというのにも目からウロコでしたし、様々な会社で経験を積んだからこその経験に裏打ちされた自信に“自分もこの人みたいになりたい”と思い、レジャー業界からファーストキャリアをスタートすることに決めました。

すべてが初めての経験。ただただがむしゃらに向き合った。

就職したのは、地域密着の屋内型複合レジャー施設の運営を手掛ける会社。カラオケやゲームのコーナーの運営スタッフとして働き始めました。スタッフ管理育成や現場のマネジメント、年間で行われるイベントの企画運営…。業務は多岐に渡りました。アルバイトスタッフが多いので多種多様な年齢の方と接することができたのは伝え方やコミュニケーション能力を培う勉強になりました。

ただ、正直自分、ダメダメだったんですよ。ミスが多く、適切な指示出しができなかったため、アルバイトには舐められる始末。「10年間新卒を見てきた中で、お前が一番大変だった」と当時の店舗責任者に言われる始末。

そこで、自身の目標設定を明確にし、改善を図ることにしました。

毎日の日報は、それまで簡単な業務報告のみでしたが、数字目標とその結果、具体的な行動も報告するようにしました。すると、自分の行動だけでなく周りの行動も変わるようになり、自然と売上が伸び、エリアの責任者から「こいつ頑張ってるぞ」って自分が評価され、取り上げてもらったんです。

目に見えた結果もあり、すごく嬉しかったですね。

3年経ったら辞めよう、と元々思っていましたが、そのタイミングで大きな仕事を任せてもらえるチャンスが到来。今まで以上に業務に全力で取り組み、30歳を目前とした時、今なら人材系の仕事に挑戦できると考え、人材業界への転職を決意。

その中でも飲食・サービス系の経験や、アルバイト育成の経験を活かすため飲食業に特化した人材紹介会社への転職を決めました。

念願だった人材業界。右も左も分からないままアドバイザー業務がスタート。

入社して最初の1年半はテレアポと先輩のアシスタントでした。

登録していただいている求職者へひたすら電話をかけ、面談設定、転職活動に必要な履歴書・職務経歴書の添削、企業への面接同行などを行う傍ら、新規ユーザー獲得のためスカウトを送る…という、目の回るような忙しい日々の始まりでした。

成果も上がってきたタイミングで自分を指導してくれていた先輩がごそっと辞めてしまい、教えてくれる先輩もいないまま、キャリアアドバイザーとしてのキャリアがスタート

人それぞれ目指すキャリアも異なれば、転職の理由も違います。正直、大変なことも少なくなかったですが、良いキャリアを築いていく支援ができるのはとてもやりがいがありました。

未経験スタートではありましたが、今までの経験を活かし求職者に寄り添った提案ができたことと、持ち前の粘り強さで、多くの採用決定を出し、3ヶ月で社内トップに躍り出ました。

その後も何度も自己記録を更新・社内1位を獲得しました。

成績も良く結果も出していましたが、自分より上がいなくなってしまったことにより今の環境に満足できなくなってしまい、次に何を目標にしていいか分からなくなりました

もっと自分を成長させたい、刺激のある環境で働きたいとさらなるキャリアアップを求めている中で、“未経験エンジニアの育成”という事業と出会い、今に至ります。

未経験からエンジニアを目指す人に対して、自分のできること

実は自分のキャリアにコンプレックスがあるんです。周りが大手企業に就職する中、自分は箸にも棒にもかかりませんでした。それに、新卒で入った会社でもけちょんけちょんに言われてきました。

ですが、初めて前嶌に会った際に、“君の経歴、すごくいいね”“そのキャリアだからこそ、若手のキャリア支援ができるんだよ”と言われて、劣等感が吹き飛びました。

実際、求職者の方の面接をしていても、”これ、大学生の時の自分だな”と思うようなことがあります。もちろん頑張ってきた今の自分の仕事に誇りを持って仕事をしていますが、“あの時もっとこうしていれば”と思うキャリアの選択肢はいくつもあります。

もちろん、後悔のないキャリアなんてありませんが、今“自分を変えたい”と思って転職活動を行っている皆さんが、私のように“ああしていれば良かった”“こうしていれば良かった”ではなく、“この道を選んで良かった”“自分にはこんな選択肢もあるんだな”と思ってもらえるような、そんな面談を目指しています。

仕事への向き合い方が、今の自分を作っていると思う

自分は人の起爆剤になりたいと思って働いてきました。具体的には、「人に対して本気になる」「仲間に対して本気になる」という事を大事にしてきた結果、成果が出たからです。

今後もそのスタンスは変えずに働いていきたいと考えています。

実際面接(conceptではカジュアル面談と呼んでいます)の際には、求職者の方に本気で向き合って面接しています。

・今まで自分が何を頑張ってきたのか
・何を大事にしているのか
・これまで働いてみてどう感じたのか
・なんでエンジニアになりたいと思ったのか

ということを、ざっくばらんにお伺いし、これからのキャリアを一緒に考えていきたい、そう思っているんですよ。これまでの経歴や職務経歴の部分よりも“これからどうしたいか”“どう頑張っていきたい”を一緒に大事に考えていきたいですね。

ぜひぜひ、本気で、熱く語ってください笑

自分を変える決断を、conceptで。

conceptのメイン事業はgamechanger事業。それは、物事の状況や流れを一変させる存在を指します。もちろん会社としてこの業界をもっとよくしていきたい、盛り上げていきたいという気持ちもありますが、それ以上に、conceptに興味を持ってくれた人たちを変えていきたいと思っています。

あなたはなぜエンジニアになりたいのですか?
転職活動を通して、何を実現したいですか?

この答えを聞けることを、楽しみにしています。

株式会社concept's job postings
5 Likes
5 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like ありもと's Story
Let ありもと's company know you're interested in their content