こんにちは、ポテンシャライトの和佐田です。
私は新卒でポテンシャライトに入社したため、他のHR業界の企業様の実態をあまり知りません。そして前職HR業界を経験してポテンシャライトに中途入社したメンバーの話を聞いて驚くことも多々あります。
そこで今回は、HR業界からポテンシャライトにジョインした3人と座談会を開催しました。なぜポテンシャライトに入ったの?前職と違いを感じる点は?など赤裸々に語っていただきました。
■登壇者プロフィール
小磯尚子
2017年に株式会社マイナビ入社。新卒向けの就職情報サイトの法人営業担当として、主に中小企業様向けに既存 / 新規開拓を行う。2021年3月にポテンシャライトにジョイン。
新井佑輔
2018年に株式会社ワークポート入社。求職者のスカウトやキャリアアドバイザーを務める。2021年5月にポテンシャライトにジョイン。
福島惇
2019年に株式会社インフラトップ入社。転職コミット型プログラミングスクールDMM WEBCAMPを運営。キャリアカウンセリング、インバウンドセールスに従事。2021年5月にポテンシャライトにジョイン。
採用の本質的な課題を解決したい
和佐田:
今日はHR企業出身の皆さんに集まっていただきました。僕自身、ポテンシャライト以外、正社員として働いたことがないので、いろいろ教えていただきたいと思います。皆さんは前職のどのような点に課題を感じて、ポテンシャライトへのジョインを決めたのでしょうか?
小磯:
HR業界あるあるだと思うのですが、「人」の採用にコミットしているものの、「売上」を重視して本質的な課題解決ができていないことが悩みでした。私の場合、求人広告が主たる事業なので採用の支援をする仕事なのに、採用できると売上が減り素直に喜べないこともあって。もやもやすることが多かったですね。新井さんはいかがですか?
新井:
勤めていたエージェントは規模が大きいため、部署間の連携も弱く、個人商店的な働き方でした。小磯さんと同様、売上をとにかく追う社風は強かったですね。ときには売上のために、お客様のためにならないかもと思いつつクロージングをしたこともありました。
和佐田:
お二人とも葛藤を感じていたんですね。ポテンシャライトとのギャップはありましたか?
小磯:ノウハウをすべてシェアしているのは驚きましたね。前職では個人の成績を求める文化が強かったです。そのため良い成績を上げている先輩に質問をする機会はあっても、肝心な部分はぼかされることが多くて。たとえば「テレアポ100件しました」なんて聞いても、本質的なノウハウは分からないですよね。だからポテンシャライトが社外にもノウハウを展開しているのは戸惑いましたね。
福島:
私も前職では自分の数字を高めることを第一に考えていました。すでにある仕組みのもと、自分の型を見つけるのが一番効率的なので、ルーチンワークに近い形になっていました。ポテンシャライトの場合だと、ノウハウは揃っているものの、ルーチンワークにできる部分が少ない気がします。お客様によって最適なソリューションが変わるのは大変ですがやりがいがありますね。
新井:
すごく分かります。大手だとすでに仕組みができあがっていて、介在価値を感じられる面は多くないと感じていました。ポテンシャライトだと、仕組みを作る側になるのでその違いは大きかったです。
和佐田:
確かに、ポテンシャライトでは、have an opinionというカルチャーもあるように、自分の意見を持って行動することが多く、定型化されている業務も少ないですよね。他にはギャップを感じたところはありますか?
小磯:
そうですね、それに、仕事が好きな人が多いなと感じますね。今はコロナ禍で遊びに行けないのもあると思いますが、お休みの日に合宿をすることもあります。仕事に対する積極的な姿勢が素敵だなと思いますね。前職でも仕事好きな人はいましたが、休日もパソコンのログが残るため、やりたくてもやれないことが多くて。私自身、今の方が仕事を全力で楽しめています。
福島:
ポテンシャライトは「やらされている」感じで働いている人がいないのが素晴らしいですよね。前職では、比較的オンオフの切り替えがはっきりしている方は多い印象でした。仕事が好きで、自分をさらに成長させたい人たちが多いのは、ポテンシャライトの魅力的なカルチャーだと思います。
休日の合宿はカフェ☕️で気分転換しながら、ゼロイチのノウハウを生み出しています!
自分の市場価値を高めたい
和佐田:
改めて、皆さんがポテンシャライトを選んだ理由を教えてください。
小磯:
前職ではあまりスタートアップの支援ができなかったんです。スタートアップ企業は、高額な広告を出し続けることはできません。上司から「もっと規模の大きい会社の支援に注力したほうがいい」とアドバイスされたこともあります。でもスタートアップ企業はこれからの日本を支えていくポテンシャルがある企業です。代表の山根も同様な考えをされており、共感しましたね。
福島:
僕もベンチャーの知名度を上げたいという思いは強かったです。前職ではエンジニア転職を考えている求職者様への支援が中心で近い部分はありましたが、やはり未経験転職が中心ということもあり、大手SES企業様も多かったのでより領域に特化したいという思いが強くなりました。ベンチャーは、優秀な人が多く、業務も面白く、頑張ったら頑張った分だけ自分のレベルも上がる。すごくいい環境だなと思いました。とはいえスタートアップへの転職にハードルを感じている方が多いのが現状です。引き続き採用支援を通じて、ベンチャー企業を支援していきたいと思いましたね。
和佐田:
ポテンシャライトでやりたいことがあったとはいえ、大手で安定している企業から離れるのは不安もあったかなと思うんです。たとえば福利厚生などは、まだまだ整備中です。この点についてはいかがですか?
福島:
それほど前職も福利厚生が整っていたわけではありませんでした。ただ会社は安定していたので、知名度も高く、仕事はやりやすかったですね。でも5年後10年後を考えたとき、もしこの会社の肩書きがなくなったら、自分は何ができるんだろうと思ったんです。この安定を享受していたら、何かあったときにどうにもならないのではと不安になりました。
小磯さんがすごく頷いていらっしゃいますが(笑)、いかがですか?
小磯:
アグリーしかないです(笑)。確かに前職の方が休暇制度も給料も整っていました。でもこの時代に「安定」って何だろうと考えたとき、20代のうちに何もチャレンジせずに居心地のいい環境に居続けていいのか悩みました。自分の市場価値を高めるためにポテンシャライトを選びましたね。
新井:
今は会社に安定を求めるのではなく、自分自身に安定を求める時代ですよね。私自身、キャリアアドバイザーを務めていて、いろんな人のキャリアを見ていく中で痛感した部分でした。転職して自分の価値を高めたいという思いが強かったです。
和佐田:
20代から積極的にチャレンジすることが将来的に自分の安定につながると考えたわけですね、とても納得しました。
もしかしたら「入社後3ヶ月、不幸になるかも」よ?
小磯:
そういえば私、カジュアル面談で代表の山根に「うちに入社すれば成長できることは約束するけど、最初の3ヶ月は不幸になるよ」って言われたんですよね笑
和佐田:
え?笑
小磯:
もともと論理的に物事を考えるとか端的にポイントだけ話すとか、苦手なタイプというのは自覚はあったんですよね。ただ、「今のままで入社すると、お客さんのレベルは高いし、社員にも何言っているかわからないって言われると思うよ」ってはっきりと言われた時は流石にちょっと笑っちゃいました。笑
和佐田:
それは、スパイシーですね…(ポテンシャライト内でよく使われる、香ばしい・厳しい・辛辣なとかの意味の便利ワードです)。
それでよく、ポテンシャライトに入社を決めましたね?
小磯:
なんか逆に燃えたんですよね!一生自分のスキル不足に悩むより、3ヶ月くらい悩んでスキルアップできた方が、長い目で見たら幸せじゃん!って思っちゃいました笑 もともと、成長したくて転職活動していましたし!というか、面談時にそんなはっきりと指摘してくれる代表っていないじゃないですか!笑
この会社おもしろー!って完全に惹きつけられましたね。
新井:
いや〜わかりますそれ!僕も、山根から最終面接時に「最終面接の判断がつかない。新井さんが普通すぎてオリジナリティをあまり感じない。その感じだとある程度の規模感の企業であれは通用すると思うけれども、とんがったスタートアップの支援ができるかどうかわからない」って言われたんです。
小磯:
それもそれでスパイシーですね!笑
新井:
僕は結構凹みましたよ?笑 社員やお客さんにとんがった人がいる中で働くことに不安になりましたし。でも切磋琢磨していくことで必ず成長できるので、腹を括って飛び込んでみました!
案の定、毎日のように山根からスパイシーなフィードバックはもらいますけどね笑
小磯:
私も3ヶ月どころではなく、今もまだ毎日スパイシーなフィードバックもらってスキル不足を痛感しています。でも自分のスキル不足を感じられて、ちゃんと指摘してくれる人がいる環境ってすごいありがたいことですよね。正直気付かない人もいるし、目を背けて向き合おうとしない生き方もできないことはないけれど、成長することを選んでポテンシャライトに入っているので!
ポテンシャライトで人事採用のプロフェッショナルに
和佐田:
ポテンシャライトは他のHR企業と比べても非常にサービスラインナップが広いですよね。この点について、やりがいや、逆に戸惑いはありますか?
新井:
まさにこの点が、僕がポテンシャライトを選んだ理由でした。前職では良くも悪くもエージェントサービスしかソリューションはありません。ポテンシャライトは採用以外の人事領域にまで関われるので、魅力的でしたね。とはいえ、はじめは怖かったです。やれることが広すぎるから、何をしたらいいのか分からなくて。徐々に土台ができてきて、提案が楽しくなってきたなと実感していました。
小磯:
前職でもサービスラインナップはかなり多かったんです。でもそれは、同業他社が始めたという理由でスタートしているものも多くて。課題や背景に共感できなかったことがありました。一方でポテンシャライトは、サービスラインナップが広いとは言え、どれもお客様の課題に基づいて生まれたものです。共感できますし、やりがいも大きいですね。
和佐田:
まさに、ポテンシャライトのissue drivenというカルチャーを表していますよね。最後に今後の目標を教えてください!
新井:
人事採用領域のスペシャリストを目指したいです。前職の頃から人材業界が大好きですし、組織を「人」という側面でサポートしていくことに幸せを感じています。ポテンシャライトであればさまざまな経験が積めるので、突き進んでいきたいですね。
福島:
直近の目標としては、エンジニア採用の専門家になりたいですね。「福島を頼ればなんとかなる」と言われるような存在を目指したいです。
小磯:
ポテンシャライトはHR業界でもトップレベルの経験が積めると感じています。スタートアップのCXOクラスの方々は、思考力も行動力も段違いですし、刺激が大きいです。ポテンシャライトでトップレベルのスキルを学んで、日本の企業を盛り上げられるような存在を目指します。
和佐田:
本日は前職との違いを中心にお話いただき、ありがとうございました。複数社を経験されていることで、ポテンシャライトの魅力に感じる部分もそれぞれ異なるのだなと感じましたし、何よりHR業界のリアルを知れてとても良い時間でした。
今、HR業界に在籍されている方は共感いただける部分も多かったのではないでしょうか?ポテンシャライトは他にもHR業界出身のメンバーが多く、ポテンシャライトに少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひカジュアルにお話しましょう!