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“30人の壁を乗り越える自信がつきました”唯一無二のチームビルディングを伝え方トレーニングで実現した理由
今回はkaeka 法人・団体向けプランを受講いただいた、株式会社TAIAN代表取締役の村田磨理子様、取締役の米倉元気様にインタビューをお受けいただきました。
目次
- 代表が個人でkaekaを受講し変化を実感、ビジョン語りができる強固な組織をつくるために企業で受講を決意
- 改めて、「なぜ今TAIANで働いているのか」に全員で向き合い、想いを全員で共有する。このプロセスを通して、チームの一体感が強まった。
- 自信を持って提案するメンバーが増え、会社としての信頼性も向上。“明らかに”会社の雰囲気が変わった。
- ”チーム力を高める唯一の研修” 30人の壁を乗り越える自信がついた
- kaekaの話し方トレーニングに興味を持った方へ
株式会社TAIAN
ブライダル業界を中心としたサービス提供やシステム開発を主業とするベンチャー企業。「アツさとあたたかさで溢れる社会を実現する」というビジョンのもと、All in One婚礼システム「Oiwaii(オイワイー)」やWeb招待状・席次表「Concept Marry(コンセプトマリー)」を展開している。
株式会社TAIAN(たいあん)私たちは日本をアツさとあたたかさで溢れる社会にするため、人と人、人と社会の"つながり"やそれらの持つ意味を再認識できる"おtaian-inc.com
代表が個人でkaekaを受講し変化を実感、ビジョン語りができる強固な組織をつくるために企業で受講を決意
━━ 会社全員でkaekaをご受講いただいたとのことですが、受講を決めた理由を教えてください。
村田様:元々初めは私が個人的にkaekaを受講していたんです。スタートアップのCEOという立場にも関わらず、ビジョンを語ることができないことをずっとコンプレックスに思っていました。出産のために少しお休みをいただいたタイミングで、ずっと悩んでいるなら解決するために動いてみようと思い、kaekaに出会いました。私自身、kaekaの受講による変化を実感していて、純粋に他のメンバーにも体験してほしい!と思ったのがTAIANでkaekaを受講することにしたきっかけです。
また、組織が20人〜30人と増えているタイミングで、コアなメンバー がしっかりと信頼し合っている状況を作るのはすごく大切だと思っていました。もちろん仲はいいんですけれども、お互いのビジョンを知るというような風土はまだ形成できていなかったので、それも一緒にできるのではないかなと思ったことも受講の決め手になりました。
━━ 受講を打診した時のメンバーの反応はいかがでしたか?
米倉様:全員で受講するのが正解なのか?というのが正直な感想でした。村田がkaekaを受講していることは私も知っていて、その変化をすごく感じていました。かなり自信を持って話すようになったので、kaekaの受講はすごいな、と思っていたんです。
ただ、会社全体で受けるということについては、少し懸念がありました。エンジニアが多い組織ということもあって、話し方をトレーニングすることが会社として優先すべきことなのかどうか判断がつかなかったんですね。でも村田が「受けたらわかる!本当にいいんだ!」と強く押すので、経営陣も納得して受講を決めました。
改めて、「なぜ今TAIANで働いているのか」に全員で向き合い、想いを全員で共有する。このプロセスを通して、チームの一体感が強まった。
千葉:受講の流れはkaeka scoreの受験→グループトレーニング・パーソナルトレーニング→成果発表会という感じでしたね。
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━━ まずkaeka scoreを受験いただき、その後結果共有会を実施させていただきましたが印象に残っていることはありますか?
村田:非常に納得感のあるスコアが出て、非常に面白いと思いました。
米倉:普段あまり自分のことを話していないな、と思っているメンバーについては心の内・吐露が低く出ていたり、おしゃべりだけど時々話がわからなくなってしまうというメンバーについては、話すスピードが著しく速くなっていることで自分たちがキャッチできなくなっていたことがわかったり。なんとなく感じていたことが数字や評価になって、定量的な指標で明示されて面白かったです。
村田:定量的な指標はもちろん、定性的な評価もできるのが面白かったです。一人一人の音声が残っていて、改めて聞いてみると、個々の特徴とそれぞれの雰囲気がありましたね。
あとはなんのスコアが低いのか、数字で明示されるので、そのあとどこに注力すれば伸びるのかの指針になるのもありがたかったです。
━━ kaeka scoreの受験後は、実際にトレーニングがスタートしていきました。グループトレーニングとパーソナルトレーニングを並行してご受講いただきましたが、グループトレーニングについて印象に残っていることはありますか?
村田:グループトレーニングでは話し方のスキルの部分を体系的に学ぶことができたと思います。kaeka scoreを受けてからトレーニングに臨んでいるからこそ、自分の課題をどのように話すと解決できるのか具体的に教えてもらうことができてすごく助かりました。
もう一つはグループならではなんですが、みんなで発声練習をして大きい声を出してってトレーニングに取り組むことで一体感が高まった気がします。普段会社で働いてるだけでは、全員で大きな声を出す機会はないですよね。
千葉:腹式呼吸の練習では、実際にみなさんにヨガマットに寝転んでもらって、お腹の動きを確認したりもしましたね。
村田:ですね。他にも、ビジネスサイドのお客様と関わるメンバーの中で、お客様に説明はできるけどお客様を動かすことはできない、と課題感を持っているメンバーがいました。ただサービス黎明期ということもあり、お客様の声を聞きながら一緒にサービスを作るという側面もすごく大きいため、お客様を巻き込んで前向きに使ってもらうことは非常に重要です。ただそのお客様を動かすことがなかなかできていないよね、と課題に感じていました。
そんな中、相手を動かす話し方のメソッドを一つずつ知れたのも大きいです。kaekaのレッスンでは、たとえば声が小さいバージョンと大きいバージョンを聞いてみる、間をとるバージョンと間を取らないバージョンを聞いてみる、など比べて聞いてみることで「こんなに伝わり方が違うんだ」と実感することができました。そのおかげで、どんなふうに話すと相手に伝わるのか身をもってイメージしながら話すようになったと思います。
━━ グループトレーニングと並行して行ったパーソナルトレーニングでは、名前の通り、専属のトレーナーと1対1でより個人にフォーカスしてトレーニングを行いました。パーソナルトレーニングについて印象に残っていることはありますか?
村田:パーソナルトレーニングがあったからこそ、ビジョンの一貫性を持ってどんな話題が来てもビジョンに紐付けて答えることができるようになりました。
パーソナルトレーニングは1対1で自分の話に対して、徹底的にフィードバックをもらうことができるので、「こうしたらもっとわかりやすいです!」と何度もご指導いただくことで、徐々にできるようになった感覚がありますね。
米倉:自分のやりたいことはかなり明確なタイプであると自負していたんですが、それを言葉にして伝えるのはすごく難しかったですね。一番伝えたいことを伝えるための話を組み立てるためにどうしたらいいか、トレーナーの方と徹底的に話しました。
話を作るために、自分のコアについてかなり深く内省し、たくさん話を聞いていただいたので、今では私のトレーナーさんは母よりも自分のことを知っているんじゃないかと思います。
自信を持って提案するメンバーが増え、会社としての信頼性も向上。“明らかに”会社の雰囲気が変わった。
━━最後に成果発表会を行いましたね。今回は「私とTAIAN」「TAIANでの挑戦」というお題で、全員が5分間のスピーチを作成して発表しました。
千葉:最近ではマイパーパスといって、自分の人生の意義や働く意義を言葉にする人も増えているようです。今回の発表はそれに近いものがありましたね。実際取り組んでみていかがでしたか?
村田:端的に一致団結できたと感じています。改めて、メンバー全員がなぜTAIANで働くのかという部分を言語化し、共有できたことでチームの一体感が強まりました。初期のスタートアップの特性として、「リファラルで誘われたから入社した」っていうメンバーも一定数いるんですね。志望動機を言ってもらうタイミングがなかった人も多いので、なぜみんなが働いているのか?を、それぞれが納得のいく形で落とし込むことができたのがすごく良かったですね。スピーチという形で全員が平等に話す時間を取れたのも貴重な機会だと感じました。
どうしても会議体を設けたり、大人数で飲みに行くと、アツい話はできるものの、聞く人と話す人といった構図がどこの企業も自然とできやすいと考えています。だからこそ、5分間のスピーチという形で全員に平等に語る時間があり、本番に向けて平等に準備する時間があったことで、普段自分からあまり話をしないメンバーの話を引き出すことができたことも、kaekaを受けてすごく良かったと思っているポイントの一つです。
千葉:成果発表会の後には、ビフォーアフターの確認として、受講はじめに撮影した動画と成果発表会の動画をみんなで見比べてみましたね。
村田:成果発表会の日には新しいTAIANのメンバーにもメンバーにもきてもらっていて、一緒に動画を見たんですが「こんなに変わるものなの?!」と宣伝みたいな反応をしてくれてました。
━━ 受講後に感じている変化があったら教えてください。
米倉様:エンジニアメンバーがお客様とよりたくさんコミュニケーションを取ってくれるようになりました。kaekaの受講を通して、自信をつけたことにより、お客様に対する立ち振る舞いの変化をすごく感じています。また、自信を持って提案できるシーンが増えたことで、会社としての信頼性も上がったように感じます。
また加えて、明らかに会社の雰囲気が変わりました。グループレッスンを通してチームが一丸となったことと、スピーチという手段を通して、一人一人が自分と真剣に向き合いました。そしてさらに、自分に向き合った結果について、メンバー同士で話し共有する機会ができたことでチームの一体感が高まったんだと思います。
”チーム力を高める唯一の研修” 30人の壁を乗り越える自信がついた
━━ 会社でkaekaを受けることの良さはどんなところにありますか?
米倉様:チーム力を高める唯一の研修なのではないかと思っています。自分に向き合い、それをメンバーにも知ってもらうことができるとても珍しい経験だと思います。TAIANでも会社が拡大してメンバーが増えたら、ぜひまた受講したいと思います。
村田様:メンバーがビジョンで繋がっている状況を作れたのはすごく大きいと思っています。会社のミッションビジョンバリュー(MVV)についてはたくさん議論を重ねて決定していきましたが、個人としてどうありたいかについてはなかなか考える機会がない方も多いと思います。
ただ個人としてのありたい姿が明確でないと、会社のMVVを行動に落とし込もうとしてもなかなかうまくいかなかったりする。そういう意味でも、会社のビジョンと自分の行動を紐付けてビジョンで繋がっているという感覚を強く持てたことは一番の収穫です。
━━ どんな会社にkaekaの受講をおすすめしたいですか?
村田:30人の壁(※1)にぶち当たる前のスタートアップ経営者にぜひチームで受けていただきたいと思います。kaekaの受講前からチーム力には自信があったんですが、受講を終えてよりチーム力を高められたため、今なら30人の壁も乗り越えられると強く感じています。
(※1)30人の壁とは従業員が30人近くになることで、それまで集団だった企業が組織へと変化する過程で発生しやすい問題のことをいう。
米倉:僕のように、なんとなく話すの得意だなって思ってる人はぜひ受けた方がいいと思います。これまで相手に伝えるということを強みとしてやってきたんですが、まだまだ伸ばせる領域がたくさんあるということをkaekaを通じて学ぶことができました。体感成長率250%くらいあるので、得意だと思っている方こそ、ぜひkaekaを受けてみてもらいたいです。