『話し方教育』を大阪に。〜校舎長が語る、話し方に向き合うことの価値とは〜
大阪校舎長を務めます、スピーチトレーナーの山元二葉です。
kaekaにとって、初の関西エリアでの校舎立ち上げとなります。
「『話し方教育』を全国に広げ、誰もが言葉を磨く社会を作る」そんなkaekaのビジョンをかなえていく第一歩です。
そんな新しい挑戦を控えている今だからこそ、私たち「話し方トレーニングkaeka」がこれまで届けてきた価値について、元受講生でもありトレーナーでもある私からお伝えしたいと思います。kaekaでの学習や弊社で働くことに興味がある方にぜひ読んでいただきたいです。
目次
- ◆話し方トレーニングkaeka 話すことがうまくなる3つのポイント
- ①体系化された学び:自分自身が何に躓いているかがわかる
- ②トレーナーのプロフェッショナル性:その人自身が使いこなせるまでの伴走力
- ③一人一人の実践に向き合う場:自分のことを話していいと思える環境
- ◆大阪校組織ビジョン「話し手が自分を信じられる場所を作る」
◆話し方トレーニングkaeka 話すことがうまくなる3つのポイント
①体系化された学び:自分自身が何に躓いているかがわかる
kaekaの一番の強みは、体系化された学びです。これにより、うまく伝えられていないときに何が障壁となっているのか知り、向き合うことができます。
kaekaでは、話し方で重要になる『CONTENTS(言葉)』『DELIVERY(音声・動作)』の両軸を体系的に学べます。
どれだけ内容にこだわっても、声が小さい・早口では目の前にいる人の耳に届きません。
一方で、堂々と声を張ってジェスチャーを使っていても、自分の伝えたいことが明確でなければ、印象に残りません。人前で言葉を届けるには総合的な力が重要です。
DELIVERYを鍛えるために、アナウンサーの方が行うような「あいうえお、いうえおあ…」といった発声練習を毎回のレッスンで行ったり、内容を自分なりに言葉にするために、1か月以上かけて3-5分のスピーチ原稿を書いては壁打ちし、言葉を磨き上げたり。総合力を身に着けるために多岐にわたるカリキュラムを準備しています。
あるお客様からは、「話す才能の有無にかかわらず一定のレベルには到達できる、これが大事なポイントだと思います。」と言っていただけました。これは体系化されたカリキュラムあってこそです。
創業6期目にしてこれまで5000人以上の方に届けてきたこのカリキュラムを、関西でも実地開講という形でお届けしたいです。
②トレーナーのプロフェッショナル性:その人自身が使いこなせるまでの伴走力
kaekaでの学びを支える二つ目は、お客様の話を聞いて分析し、フィードバックをするトレーナーの存在です。
話す技術の習得と同時に、技術を使ってどう自分を表現するのかまで伴走します。
kaekaのトレーナーは育成過程で発表への即時フィードバックを練習します。体系的な知識を、お客様が直面している具体的な課題に合わせて適切に届けていきます。
声の大きさひとつとっても、お腹から声が出ていないのか、文章が長すぎて読みにくいのか、口の開きが悪いのか。
情熱的に話せないのは、自分の経験全く話していないのか、自分の経験だとしてもうまく描写できず感情移入しにくいのか。
その人のもつ話し方の特徴と目標に沿ってフィードバックをし、何度も繰り返し実践いただくことで一人一人の話し方を変化させていきます。
それだけではなく、話す技術を使って「何を伝えたいのか」に一緒に向き合います。その人が伝えたいこと、伝えた先にある目標を見つめる存在です。パーソナルトレーニングのなかでは、その人の経験や思いを伺いながら、最初の聞き手としてともに原稿を作り上げていきます。
話す機会が誰よりも多い政治家のお客様から「支援者の方から話がうまくなっているとコメントをもらったり、街頭で話をしているときに人から声をかけてもらったり、振り返ってくれたり、ということが以前より格段に多くなった。」と言っていただいています。
自分なりにやり続けるだけでは気づけない客観的な目線を通して、成長の実感を作るのが、kaekaのトレーナーの仕事です。
③一人一人の実践に向き合う場:自分のことを話していいと思える環境
最後は、「話し方を学ぶ場」そのものについてです。kaekaを受講する皆さんは職種も年齢も性別も多岐にわたります。
共通点は、「真剣に話すことを練習しに来ている」ということ。だからこそ、「一人一人の話を真剣に聞く」場でもあるのです。
毎回のグループワークではトレーナーだけではなく、他の受講生の方からもコメントをもらいます。そのトピックに対する聞き手の意見ではなく、発表そのものに対して「こういうことが伝わってきた」「心動かされた」「あまり経験がないのでイメージできなかった」等のコメントをしていくんです。
自分の伝えたいことが伝わっていた!と嬉しくなることもあれば、まったく伝わっていないな、ということもあります。一つ一つのアウトプットにフィードバックをもらえることで、自分の話から何が伝わっていっているのか、いないのかを自覚することができます。
最終成果発表会ではグループの中で、自分自身の作りこんだ原稿を暗記して発表します。
ここで特別なのが、聞き手が全員話し手でもあるということです。自分の考えを大勢の前で話すという緊張感やそこに必要な勇気を理解している人たちだから、互いの発表を真剣に聞き、発表に対しての前向きな感想を伝えあうことができるんです。
私はこの文化が大好きです。私自身、受講生のころにいただいた、「真摯な想いが声を通して伝わりました」という共に学んだ受講生メンバーからのコメントはいまだに自分自身が伝え続ける重要な自信の核になっています。
話し方をもっと高めたい方、自信を持ちたい方にとってこれほど最適な場所はないと自信を持って言えます。現在大阪でも実地の個別相談会を行っています。ぜひ個別相談会に足を運んでいただき、kaekaの雰囲気を感じてください。
kaekaでは、興味を持っていただいた方を対象に個別相談会を実施しております。ご興味を持っていただけましたら、まずは無料の個別相談会をご予約ください。kaekaは「話す力」を磨き、確実に伝える力をトレーニングする話し方トレーニングサービスです。
個別相談会 | kaeka 話し方トレーニングサービストレーニングの内容や、あなたに最適なコースについての詳細をご説明させていただきます。 まずはお気軽にご参加ください。kaeka.jp
◆大阪校組織ビジョン「話し手が自分を信じられる場所を作る」
そして、ここからはkaekaに仲間として参画したいと考えている方々に向けて。
もちろん、大阪校であってもkaekaという会社のミッションやビジョンを目指すということは変わりません。大阪校という場所で私が特に大切にしていきたいと思っていること。
それは、「話し手が自分を信じられる場所を作る」ということです。
今の日本は、学校教育の中で自分の考えや意見を言うことが重視されていないにも関わらず、社会人になったとたん、急に自分の考えを口にしなければならない状況があります。
個別相談会でのヒアリングでは、経営者やマネージャー、日頃から話す機会が多い方でさえ、「自分の言いたいことがちゃんと伝わっているかわからない」「反応が薄い」「人数が多すぎると誰に向けて話していいかわからなくなる」等、それぞれの葛藤を抱えています。
私自身、kaekaに入る前は、自分の意見や価値観を口に出すのに抵抗がありました。自分の大切な価値観が伝わらなくて否定されるのを恐れていました。
けれど、自分自身の大切なことは口にしないと、誰にも理解してもらえません。そんな私ですが、kaekaという学びの場で、信頼できるトレーナーと仲間とだったからこそ、今では自分の考えを出せるようなったと確信しています。
人前で話すのは孤独な行為です。一回人前に出ていけば、誰かにこれでよかったのか聞くことはできません。いくら噛んでも、声が出てこなくても、早口になっても、それも含めて見られています。そんな時に頼れるのは、自分自身なんです。
事前に話すべき相手のことを想像した時間。そこから話したいこと、話さないことを選んできたプロセス。そしてそれを緊張していても届けられるように、しっかりと練習してきた、身体の記憶。それらがあるからこそ、自分は大丈夫だと、自信をもって話すことができます。
それは、特定の1回の発表そのものの準備だけではなく、何度も思考を巡らせ、言葉を紡ぐために体を動かし続けた実践の先で、得ることができるんです。
自分自身も、受講生の方とも向き合ってきたからこそ、誰もがこの体験をして、自分に自信を得てほしいと、心の底から思っています。そのための実践の場を作り続けます。
そんな大阪校で一緒に働きたいのは「相手の可能性を共に信じられる人」です。
kaekaには、10代から70代まで幅広いお客様がきます。人前で話すことに対する経験値も知識も本当にバラバラです。言葉がなかなか出てこないというすごく苦手な方もいれば、何十年も政治家や経営者をしてきて、ご自身なりの型があり、すごくお上手なもいらっしゃいます。
正直、一人一人に向き合ってトレーニングしていくことはとても難しく、大変な瞬間もたくさんあります。けれど、どんな人でも自分自身の伝えたいことに向き合うために来ていただいているということも、同時に痛感しています。
うまくなるために必要な手段や考え方はすでにそろっています。大切なのは、人の可能性を信じぬき、受講生の方に自信を得ていただくこと。
一人一人の可能性を信じる場を作っていきたいという方はぜひ、応募してください!皆さんにお会いできることを楽しみにしています。