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AWSのSAを招いて、ECS Fargateハンズオンを開催しました!

※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。

AWSのSAを招いて、ECS Fargateハンズオンを開催しました!|株式会社カンリー 公式note
こんにちは!株式会社カンリー、SREチームリーダーの本間です。 今回は、10/17にAWSのSAを招いて開催した、ECS Fargateハンズオンの様子を紹介したいと思います! SREチームの紹介 先にSREチームついて簡単に紹介させてください! 弊社SREチームは、「イノベーションの加速と信頼されるサービス基盤の提供を両立させる」というミッションを掲げ、各プロダクトでSRE(Site ...
https://note.com/canly/n/n17b5075258a2

こんにちは!株式会社カンリー、SREチームリーダーの本間です。
今回は、10/17にAWSのSAを招いて開催した、ECS Fargateハンズオンの様子を紹介したいと思います!

目次

  1. SREチームの紹介
  2. ハンズオン開催する目的と背景
  3. 今年は弊社にAWSのアカウントチームががっつり張り付いて下さっている
  4. インフラに高い関心を持っているアプリケーション開発者が多く在籍
  5. ハンズオンのテーマ
  6. ハンズオン当日の様子
  7. 最後に

SREチームの紹介

先にSREチームついて簡単に紹介させてください!
弊社SREチームは、「イノベーションの加速と信頼されるサービス基盤の提供を両立させる」というミッションを掲げ、各プロダクトでSRE(Site Reliability Engineering)を実践しています。

基本的に私達がインフラを構築・運用していますが、今後はインフラとアプリケーションという垣根を設けず、全員でオーナーシップを持って信頼性高いプロダクト開発を進めていきたい想いがあります。

直近では、各チームにより深く入り込むEmbeddedの動きも取り入れ始めており、アプリケーション開発エンジニアがインフラについて考えられる時間を意識的に作っています。

ハンズオン開催する目的と背景

前項の通り、徐々にインフラ側の知識も必要になってきますが、アプリケーション開発を主軸に据えながらインフラのことまで習得するのは相当な時間とエネルギーが必要です。もちろん人によって興味もまちまちですし、業務を圧迫する程向き合って欲しいわけでもありません。 

そこで私達SREチームは、アプリケーション開発者がインフラに対する敷居を下げることを目的に、社内で何度かインフラ勉強会を開催してきました。今回のハンズオンも、この目的に沿った取り組みでした。

ただ、「勉強会が良いからとにかくやろう!」と、勢いで決めたわけではなく、開催を後押しした背景が2点ありました。 

  1. 今年は弊社にAWSのアカウントチームががっつり張り付いて下さっている
  2. インフラに高い関心を持っているアプリケーション開発者が多く在籍

今年は弊社にAWSのアカウントチームががっつり張り付いて下さっている

今年はAWSのアカウントチームの支援の一環として毎月1回の定例ミーティングを行っています。ミーティングでは、AWSの活用に関するアドバイスやビジネスの共有、イベント参加の提案など、さまざまな議題を扱っています。

その中で、今後SAと一緒に何をやっていくかという議題もあがり、勉強会を開くこともできるという話を受け、今回のハンズオンを依頼することになりました。

インフラに高い関心を持っているアプリケーション開発者が多く在籍

カンリーには、インフラに高い関心を持っているアプリケーション開発者が多く在籍しています。SREが社内で開催したインフラ勉強会にも、毎回多くの方がモチベーション高く参加してくれています。

SAと協力してハンズオンを開催すれば、こちらも多くの方に参加いただけると確信し、開催を決めました。

また、新たに就任したCTOやCIOのもとで、エンジニア部門全体が組織強化に向けた取り組みを進めており、ハンズオンはその一助になると考えていました。就任に伴って作られたエンジニア部のビジョンは「当たり前の水準を高め続ける」で、まさにピッタリの内容です。

 <CTO・CIOの入社エントリはこちら>

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ハンズオンのテーマ

ハンズオンのテーマについては、事前に社内アンケートを実施した上で、どんな開催形式の、どんなサービスのことを知りたいか、社員のニーズに基づいて決定しました。
アンケートの結果の一部がこちらです↓↓

圧倒的にコンテナホスティング(ECS Fargateなど)の知識が必要という結果でした!
ECS Fargateは、カンリーではほぼ全プロダクトで導入しているものの、全貌が掴みづらく、理解が難しいと感じる方が多かったようです。この結果を元に、「ECS Fargateのハンズオンをお願いします」と伝えました。

ハンズオン当日の様子

今回のハンズオンには、弊社から15名が参加しました。AWSの担当者からは「スタートアップで勉強会を開催しても10名に満たないことが多い中で、これだけ多くの方にご参加いただけるのは光栄です!」とのお言葉をいただき、社内のインフラへの関心の高さを改めて実感しました!(むしろこんなに大勢で押しかけてスイマセン!)

進行中、気になる点があればすぐにSAに質問することができ、疑問点をクリアにしながら進めていける環境で素晴らしかったです。
「プライベートサブネットとセキュリティグループの使い分けが難しい。どのように使い分ければよいか」や「立ち上げたAuroraのインスタンスが、構成図のサブネットと違うが問題ないか」といった質問が出ていました。

参加者が多く、2つの部屋に別れて進めていたのですが、どちらの部屋にも定期的に回って質問回答していただき、大変助かりました!

そしてこちらが今回作成したインフラ構成図です。
ロードバランサー、Webサーバー、データベースの大きく3つから成る構成を作成しました。ハンズオンを進めることで、AWSのサービスを利用した、可用性が高くスケーラブルなアプリケーションの基礎を学ぶことができました。

約3時間にわたるハンズオンが終わり、窓の外も暗くなってきたところでクロージングの時間となりました。重要なポイントの解説に加え、実際に手を動かして構築したものがなぜそのような設計になっているのかという点についても詳しい補足があり、理解が深まったと感じました。

クロージングの様子

最後は記念撮影です!カンリーお馴染み「C」のバージョンも。(皆さんの良い笑顔がハンズオンの成功を表していますね)

以上で無事にハンズオンは終了となりました。
参加者からは「説明や資料がわかりやすかった」「今後の学習の足がかりになった」という感想をいただいていて、当初の目的の通り、アプリケーション開発者がインフラに対する敷居を下げることは達成できたように感じました。

後日談ですが、ハンズオン参加者と業務でインフラの話をした際に、「この間のハンズオンでやった〇〇の部分の話で〜」という会話が出てきたことに驚きました。共通の認識ができたことで、齟齬なく話せる効果もありました。

最後に

今回のハンズオンは、AWSの皆様のご厚意によって実現しました。特に、担当してくださった坂井さん、柳さんには心から感謝申し上げます。また、地方からわざわざ参加してくれたメンバーや、忙しいスケジュールの中で調整して参加してくれたメンバーの皆さんにも深く感謝しています。

今後もAWSとのパートナーシップをさらに強化し、安定したサービス運用と組織の成長に向けて取り組んでいきます!


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カンリーのバリューに共感してくださる方や、ちょっと話を聞いてみたいという方は、ぜひご応募ください。

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