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築65年の古ビルを、仲間と“働く場所”に生まれ変わらせる。

最初にこのビルを内覧しに来たときは、正直に言うと「きれいなオフィスビル」という感じではありませんでした。1960年竣工、築65年。見た目ボロボロ。1階は年代物のオフィス机や残地物が散乱していて、かなり時代を感じるような古い部分も多く残っていました。それでも、このビルには「まだまだ使える」という感覚がありました。壊して新しくするのではなく、古いものの良さを生かしながら、自分たちの手で“今の働く場所”に変えていく。しかも低コストで。その挑戦がおもしろいと感じて、このビルを一棟で借りることを決めました。入居が決まってからは、社員全員を巻き込んだ「オフィスづくりプロジェクト」がスタートしました。...

本が教えてくれた3つのこと。本の言葉が“前へ進む力”をくれました。

人生の節目でいつも、本の言葉が“前へ進む力”をくれました。振り返ると、僕の人生には、本の言葉が前へ進む力をくれた時期が、大きく3つありました。● 大学生の頃。 起業を明確に描いていたわけではなかったものの、 何かを始めたい、何かを成し遂げたいというエネルギーだけは溢れていた時期でした。——ナポレオン・ヒル『思考は現実化する』——(Amazonのリンク)● 起業したての頃。 右も左も分からず勢いだけで走り続けていました。 性格も荒々しく、人との温度感の違いに悩んでいた時期でした。——デール・カーネギー『人を動かす』——(Amazonのリンク)● 創業して数年が経った頃。 会社をどこへ向ける...

BeGood Japanの多様性 ─ 世界と共に働き、世界と共に暮らす会社

従業員の多様性 ─ 世界の価値観が同じオフィスに集まるBeGoodJapanで働くスタッフの55%が外国籍。男女比は女性68.4%、男性31.6%と、女性が中心の職場です。日本、台湾、中国、ミャンマー、アメリカ、ロシア、イタリア、ドイツ、インドネシア、香港、マカオ、ベトナム……12を超える国と地域のメンバーが日々ともに働いています。こうした多様性がある中でも、仕事の進め方がスムーズなのは、全員が Salesforce・電子契約・生成AIなどのITツールを活用し、共通の基盤で業務に取り組んでいるから です。ITを活用してスムーズに仕事が進む環境が整っているため、バックグラウンドの違いが障害...

国際化と多様性を住まいから。一生の財産をつくる会社の原点。

◾️ アメリカでのシェアハウス生活が、すべての始まりだった私は大学2年生の時に、交換留学でアメリカに渡りました。そこでアメリカ人の学生と暮らすことになったのが、起業の芽生えの始まりです。現地では、毎日のちょっとした会話や、国籍や言語の違う仲間とのなんてことのない普通の時間。そういう小さな瞬間の積み重ねが、気づけば自分の考え方や価値観をどんどん広げてくれたんです。英語が完璧だったわけでもなく、文化に詳しかったわけでもありません。それでも、“一緒に暮らす”という環境そのものが、人を大きく成長させてくれる。そんな実感が、自然と心に染み込んできました。「あぁ、こういう経験って、一生の財産になるな...