株式会社BAKERUが運営する「CAFE & BBQ TERRACE ABURU」。開放的なテラスで本格的なBBQが楽しめるこの場所は、日々多くのお客様で賑わっています。
その中心で指揮を執るのは、店長の名間(なま)さんです。
「BAKERUってどんな働き方ができるんだろう?」
「飲食店の店長って、実際どんな仕事をしているの?」
今回はそんな疑問にお答えすべく、ABURUを牽引する名間さんの1日を通して、「BAKERUで働くリアル」に迫ります。
店長のリアルな1日|チームを動かし、未来を創る仕事
まずは名間さんの多岐にわたる業務を、タイムスケジュールと共にご紹介します。
9:00 出社・オープン準備
店舗に到着後、まず行うのはその日の営業準備の確認。予約状況をチェックし、スタッフのシフトとポジションを最終確認。最高のスタートを切れるよう、万全の体制を整えます。
10:00-11:00 メールチェック・事務作業
デスクに向かい、メール対応や発注業務など、バックオフィス業務をこなします。店舗運営をスムーズにするための、大切な時間です。
11:00-15:00 ランチ営業・フロアサポート
ランチタイムがスタート! 店長として全体を見渡しながら、混雑時には自らも現場のヘルプに入ります。「この時間は、お客様の反応やスタッフの動きを肌で感じられる貴重な機会」だと捉えているそうです。
15:00-18:00 打ち合わせ
ランチのピークが落ち着くと、打ち合わせの時間。社内ミーティングで会社全体の動きを把握したり、店舗ミーティングでスタッフと課題を共有したり。新しいイベントの企画について話し合うことも。
18:00-20:00 戦略タイム
新メニューのアイデアを練ったり、店舗の売上数値を分析したりと、ABURUの未来を作るための戦略を練る重要な時間を確保します。
20:00-21:00 締め作業・帰宅
1日の締めくくり。スタッフとのコミュニケーションなども図りながら、明日の準備を整えてから帰路につきます。
21:00- プライベートな時間/就寝
帰宅後はお風呂でリラックス。SNSをチェックしたり、好きな映画を観たりして、心と体をリフレッシュします。このインプットが、新しいメニューやイベント企画のヒントになることも。
店舗運営の哲学「現状維持は、後退」
名間さんは「ABURUとして、そしてBAKERUの一員として大事にしているのは、現状維持は後退だという考え方です」と語ります。
「だからこそ、目標は常に定量的に設定し、チーム全員で数字を追う習慣をつけています。どうすればもっとお客様に喜んでもらえるか、どうすればチームがもっと成長できるか。日々メンバーと試行錯誤を重ねています。」
その言葉通り、ABURUではマニュアルも常に更新されていくものだと全員が理解しています。ですから、お客様の「こんなのがあったら嬉しい」という声に耳を傾け、新しいサービスやメニュー開発に繋げているのもABURUの店舗づくりにおける特徴です。
実際、こうした姿勢が「店舗表彰制度」初回受賞につながっています。
▼現場にスポットライトを!「店舗表彰制度」スタート
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チーム作りの秘訣は「得意」を見つけ、伸ばすこと
そんな挑戦的な店舗運営を支えるのが、スタッフとの信頼関係ではないか、と感じることが多くありました。そこで名間さんに直球で質問を投げかけてみたところ、コミュニケーションで気をつけていることは、とてもシンプルだと話します。
「一人ひとりの得意なことを見つけて、それを伸ばしてあげること。逆に苦手なことは、無理強いするのではなく、少しずつ挑戦できる場を作ってあげる。個性を尊重し、それぞれが輝ける場所を作るのが店長の役目だと思っています。」
トップダウンで指示を出すのではなく、メンバーの可能性を引き出す。このスタンスが、スタッフの主体性を育み、ABURUチーム全体の成長を後押ししているのだと理解しました。
渡米、ホテル業界を経てBAKERUへ。異色のキャリアと働く理由
実は名間さん、高校卒業後に渡米し、6年間アメリカで生活をしていました。帰国後はホテル業界でキャリアを積みますが、コロナ禍でホテル業に以前のようなやりがいを見出せなくなっていた頃、転機が訪れます。
「知人(現BAKERU執行役員の安東)の紹介で、ABURUの立ち上げメンバーとしてBAKERUにジョインすることになりました。決め手は、BAKERUが持つ挑戦できるカルチャーと、そこで働く”人”の魅力でした。」
現在、そのやりがいを日々実感していると語ります。
「BAKERUでは、常に新しいイベントやサービスに挑戦できます。最近では自分一人で任される案件も増え、責任は大きいですが、その分やりがいも大きいです。周りのスタッフも一丸となって頑張ってくれるので、チームで目標に向かって邁進する毎日が充実しています。」
次のステージを創るまで
この企画の最後、名間さんに今後の目標について尋ねました。
「やりたいことは、本当にたくさんあります。今はまず、自分が現場に立たなくてもABURUが円滑に運営できる体制を作ることに注力しています。そのために、スタッフ育成に全力を注いでいます。
なぜなら、チームが育てば、僕はもっと外に出て、新しい案件や面白い仕掛けをABURUに持ち帰ることができるはずだと考えているからです。ですから、そうやってABURUを、そしてBAKERUを次のステージに引き上げていきたいです。」
個人の成長が、チームの成長へ。そして、会社の成長へ。
名間さんのBAKERUでの挑戦は続きます。
BAKERUでは、一緒に新しい価値を創造していく仲間を募集しています。
この記事を読んで「この人と働きたい」「BAKERUで挑戦してみたい」と感じた方、ぜひ一度お話ししませんか?