昨日のコラム記事【アルバイト採用で抱える悩み】でも問題にあがった人手不足。

今回は介護業界・運送業界に赴きを置いて人手不足に関する問題をご紹介していきます。

【介護職の人手不足】
介護職の人手不足の大きな原因は「採用の難しさ」にあります。
少子高齢化が進み介護の需要は高まる一方で、それに伴い介護施設も増加傾向です。
しかし、介護の人材は少ないために、激しい人材獲得競争が起きています。
さらに、介護に従事する方の間では、厳しい労働環境や人間関係に悩む方が増えています。
過度な残業や休暇が少ないため肉体的に疲弊していきますし、介護の対象となる家族、 医療従事者とのコミュニケーションも発生するため人間関係においてもストレスが多くなります。
こういった理由から、離職率も高まるため人手不足の深刻な課題は加速しています。

【運送業の人手不足】
インターネットの普及により様々な分野でオンラインショップの一般化が進みました。
コロナ禍で生活必需品でさえもオンラインショップで購入する方も増え、 運送業の仕事は以前に比べて大幅に増加しています。
しかし、その仕事量に対応できるほどの人材が足りていないのが現実です。
また運送業と聞くと、力仕事や長距離運転といった厳しい労働環境を想像する方が多く、 そういったイメージが原因となり、運送業界から人が遠ざかっていきます。
さらに、若い世代の「働き方に対する価値観」にも変化が起きており、 プライベートの時間や自身のライフスタイルを重要視する傾向にあります。
その価値観の変化と運送業の働き方がマッチしていないと判断されることが、 若い世代の人材不足の大きな原因となっていると考えられます。
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