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変化し続けることこそ成長——新代表就任、新生アバナードの次なる挑戦とは

日本のアバナードの設立から17年目を迎えた2022年7月。代表取締役が交代し、新たなアバナードが誕生しました。

この代表の交代には、アバナードのどのような意志が込められているのでしょうか。

そして、どのような未来を見据えているのでしょうか。

新たに代表取締役に就任した鈴木淳一氏に話を聞きました。

※このインタビューは2022年9月8日に実施されました。




鈴木 淳一(すずき じゅんいち)/代表取締役 国内系SIを経て2008年アバナードに入社。通信・ハイテク業界、パブリックセクターを中心に多数の大規模SI案件で、ITプランニングやエンタープライズアーキテクチャデザイン、プロジェクトマネジメントを手掛ける。その後、クラウド専門組織の立ち上げ及びリード、アプリ&インフラ MU統括、4事業の統括責任者を経て、2022年9月より現職。

今までもこれからも「People First」

——代表取締役に就任。これは日本のアバナードにとって、どのようなことを意味しているのでしょうか。

日本のデジタルトランスメーションを加速させること、これまで以上に組織を拡大していくこと。そうしたビジネス上のアジェンダはもちろんありますが、アバナードが最優先に考えているのは「人」。さらなる「People First」の推進を意味しています。

——「People First」とは、どのような意味が込められているのですか?

日本のアバナードは、コロナ禍においてデジタル化およびDX需要を追い風に、急成長をしてきました。

「お客様を幸せにするには、まず社員を幸せにする必要がある」という「People First」の考えのもと、いち早くリモートワークに切り替え、社員が安心して仕事に取り組める環境を整え、コロナ禍を乗り越えてきたのです。

そうして今、状況はまた変わりつつあります。

短期的な視点で申し上げれば、オンラインミーティングによる疲れ、対面コミュニケーション減少による不安、実際の健康面における影響というところも、重要視していかなければなりません。

我々はコロナ以前からリモートワークを実施してきた会社ですし、リモートワークの素晴らしさもよくわかっています。今後、週に何度かはオフィスに来てくださいとか、お客様先に必ず行きましょうとか、そのようにしていきたい訳ではありません。リモートワークの不安要素を解消しつつ、ハイブリッドなワークスタイルを実現していきたい。そして長期的な視点で申し上げれば、新たに最適なワークスタイルを考える必要があります。

働き方の選択肢を一人ひとりに与え、健康を維持しながらパフォーマンスを最大化する。

それが、今アバナードが取り組むべきことの一つだと認識しています。

変化し続けることこそ成長である

——「People First」を推進しながら、アバナードは中長期戦略としてどのような目標を掲げ、具体的にはどのような状態を目指していくのでしょうか。

「AMBITION2025」という概念を掲げており、その中には6つの柱があります。

Client Success(お客様の成功)、Portfolio Evolution & Agility(ポートフォリオの革新とアジリティ)、 One Avanade、Future-Ready Workforce(未来に備えた働き方)、 Culture for Growth(成長を応援する企業文化)、Sales Transformation(セールス変革)という6つです。しかし、具体的にどのような状態なのか、そのために何をすべきかまでは決められていないのです。

——決まっていない?それはなぜでしょうか。

もちろん、一つひとつのキーワードが指し示す大きな概念は定められています。

例えば「One Avanade」であれば、我々アバナードには26カ国80拠点、約6万人の仲間がいます。各国や地域でリソースを限定せず、グローバル全体でひとつのオペレーション、つまりリソース プールの一元化を目指しましょうとしているのです。

そうした大きな目標を掲げた際、具体的にどう実現していくかは、誰かがトップダウンで決めるものではない。アバナードに在籍する一人ひとりがこのテーマについてどう考えるかを積み上げていくのが、この「AMBITION2025」なのです。

——全員でアバナードの未来を考え実行していくのが「AMBITION2025」なのですね。

そうです。そして、積み上げ方もさまざまです。

社内でワークショップを開催して、参加者同士で「私はこう思う」とそれぞれの意見を出して議論していくかもしれません。または別の取り組みが立ち上がるかもしれません。

そうしたことを積み重ね、日本としてはどう考えるのか、最終的にグローバルとしてどうしていくのかを全員で考えていく。

今現在も、私たちには何ができるかというのを常に検討し続けていますし、国によってその検討の仕方もアウトプットも違うかもしれません。そこに正解はありません。

社員一人ひとりの声を集め、最適解を探していく「旅」なんです。

——ある意味、「People First」をここでも体現しているように見えます。

アバナードなりの「People First」の姿勢が現れていると思いますし、こういった姿勢は、私が入社した当初から変わらないですね。

それに、アバナードは「そもそも変わっていくものだ」という共通意識を持っています。

常に変化し続け、変化することを恐れず楽しんでいく。それが私たちのカルチャーです。そして、変わり続けることこそ「成長」だと捉えています。

そうしたカルチャーの根底には「人も組織も必ず能力を伸ばせるものである」というグロース マインドセットがあります。その考えに基づいて、全員で実行していく。それがアバナードという会社なんです。


社員一人ひとりが課題解決のオーナーシップを持つ組織

——「AMBITION2025」の具現化に向けて、長きにわたり現場を見てきた鈴木さんだからこそ見えている課題はあるのでしょうか。

私の立場や視点から見えている解決すべき点はもちろんあります。でもそれを私から言う必要はないと思っています。

なぜかというと、アバナードにいるメンバーは、一人ひとりが何が課題かを分かっているからです。これまでのインタビューでも、それぞれの役割から見えている課題が挙げられています。先日、従業員満足度調査を実施しましたが、そこにも改善したいことに関する声が寄せられました。

そうした社内からあがってくる課題を解決するため、会社として何ができるかをサポートするのが私の役割だと思っています。

多くの場合、これまでの課題解決はマネジメント側がアクションプランを考え、主導し実行してきました。しかしながら今回は「この課題を解決したいと思う人は手を挙げてください」と、アクションのためのチームを社員から募集しました。

結果的に十数名のメンバーが集まってくれたので、これからそのチームによって課題を解決していくアクションが取られていきます。

今後のアバナードという組織は、リーダーが物事を決めて進めるのではなく、社員一人ひとりがオーナーシップを持って組織をより良くしていく。そうした組織へとシフトしていくはずです。

——ますます強い組織になりそうですね。

そうですね。私は優れた組織の根底には「人を信じる」というマインドがあると思っています。アバナードは一人ひとりの可能性を信じているし、だからこそ挑戦することを応援します。そして、その結果がどうであれ、必ず良い方向に進むと信じられる組織であり続けたい。

この原則をしっかり意識できる組織は、強靭な組織になると思っています。

世界中の仲間たちと共に歩み出す、新たな一歩

——アバナードの更なる進化を見据え、今の率直な心持ちを聞かせてください。

代表就任後、私と同じ立場であるゼネラル マネジャー(他国拠点の代表)と話をした際「ゼネラル マネジャーという仕事は最高の仕事ですよ。私たちは鈴木さんのことを全力でサポートします」という言葉を頂き「あぁ、これがアバナードという会社だ」と再認識しました。

アバナードには26の拠点があるので、私と同じ経験をしている仲間が26人もいるんです。しかも非常にサポーティブなメンバーばかり。

これまでの仕事でも、グローバル拠点のメンバーに幾度となく助けられてきました。そうした環境が代表になった今も変わらずにある。そんな会社で代表になれたことは、本当に幸せだと思っています。

——3年前のインタビューでは、「今が1番面白い」とお話しされていましたね。

やっぱり、今が1番面白いですよ。

これまで約15年間にわたり、アバナードの現場にいた私です。

「社員が幸せであれば、社員が対峙するお客様も幸せ。だからまずは社員を幸せにする」という企業姿勢を体験、体感してきました。

私が代表になった意味はそこにあると思っていますから、現場の視点と経験を活かしながら、次のステージに向かって仲間と共に一つひとつ積み上げていく。それが当面の仕事です。

——ところで、「アバナード アカデミー プログラム」は大変興味深い取り組みですね。これはまたひとつ、アバナードにとって大きなステップですね。

はい。今まで以上にトレーニングを手厚く提供し、異業種出身であっても、ITエンジニア未経験の方でも、アバナードに入社してからそのスキルを身につけ、エンジニアあるいはコンサルタントを目指せるサポートプログラム「アバナード アカデミー プログラム」の提供を開始しました。

一般的に、同じような経験や考えを持った人ばかりが集まると変化が生まれにくくなってしまいます。異業種や未経験の方の採用によって、アバナードをもっと変化しやすい環境にしていきたいと考えているんです。いろいろなものを混ぜ合わせる、掛け合わせるというのは、変革には欠かせないですから。

そして、日本のIT人財を増やすためにも、デジタルトランスメーションを加速させるためにも、ダイバーシティを加速させるためにも、我々が率先してやるべきという意思決定です。

——今後の展望を聞かせてください。

先にもお伝えしたように、お客様の変革に合わせて、私たちもどんどん変化していかなければならないと考えています。

今のアバナードという会社は、成長の過程にあり、変化と進化を続けている旅路にあります。

その変化と進化をこの先も続けていくためには、私たちとは異なる経験を持つ仲間の存在、多様な考え方をもっともっと必要としています。

変化する過程を楽しみながら、自分も成長していきたいと考える方と一緒に仕事をしていきたい。一緒にアバナードの未来を創っていただきたい。そんな風に思っています。


▲オンラインインタビューの一コマ

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