【インタビュー】スリランカから世界へ。逆算思考で描く未来像
こんにちは。
株式会社Arinosの採用チームです!
今回は、「新卒メンバーが気になるあの先輩に話を聞いてみた!」シリーズをお届けしていきます。
第3回目は
Arinos スリランカ拠点責任者・福田さん × 松元さん(25新卒)です。
── まずは簡単に自己紹介をお願いします。
福田:福岡県の北九州市出身です。大学は山口大学に通っていて、在学中には中国とフィリピンへ、合わせて8か月ほど留学していました。本当は1年ほど海外に滞在したかったんですが、ちょうどコロナの影響で強制帰国せざるを得なくなってしまって…。それが少し心残りでしたね。
── 最初のキャリアはどんなお仕事だったんですか?
福田:新卒では、ゼンショーホールディングスに入社しました。「すき家」などを運営している会社です。その後、自分でBtoC営業のビジネスにチャレンジして独立したんですが、うまくいかず撤退することになって…。
── そこからArinosに入社された経緯は?
福田:知人の村上さんから「Arinosという会社があるよ」と紹介してもらったのがきっかけです。代表の古家さんの人柄にも惹かれましたし、「将来はもう一度独立したい」という思いがあったので、そのために今はまず“経験を積もう”と考えました。Arinosなら経営視点で仕事ができると思って入社を決めました。
── 現在の役割について教えてください。
福田:今はスリランカ拠点の責任者として働いています。メンバーは現地スタッフを中心に8名で、人材紹介、日本語教育、BPO業務などを担当しています。いわゆる拠点全体のマネジメントも行っています。
── 入社後に苦労したことはありますか?
福田:前職はBtoC営業だったので、BtoBの世界に入ること自体が初めてでした。あとは、人をマネジメントする経験もなかったので、最初は本当に戸惑いましたね。営業も含め、最初はすべて自分1人でやっていたので、大変でした。
── 現在の仕事のやりがいはどんなところに感じていますか?
福田:現地スタッフとのミーティングや、スリランカの方々との交流ですね。文化も違いますし、だからこそ「どう伝えるか」「どう巻き込むか」を考える毎日が新鮮です。また、古家さんや一條さんといった、熱量の高い方々と直接コミュニケーションが取れる環境も刺激になっています。
── 最近のスリランカ出張はどんな感じでしたか?
福田:現地の企業を訪問したり、新しいお客様と打ち合わせしたり。夜は現地のメンバーと一緒にご飯を食べに行って交流を深めました。おすすめの料理は「ビリヤニ」ですね。スパイスが効いていて美味しいです。観光では有名なシギリアロックもいいですが、それ以外にも世界遺産がいろいろあって魅力的ですよ。
── 今後の目標や夢について教えてください。
福田:まずは、スリランカでナンバー1の企業を目指すこと。今はまだ赤字が続いていますが、いかに黒字化していくか、成功モデルを作るかが勝負です。これができれば、他の発展途上国──インドやアフリカにも展開できると信じています。
もうひとつは、個人的な夢ですが「国際協力」に関わりたい。将来的には、無償で教育を提供できるような教育施設を作りたいです。先進国の支援がなくても自立していけるような仕組みをつくるのが目標です。
── 小説家を目指しているという話も?
福田:はい(笑)。これは完全に個人的な夢なんですが、起業して海外を転々としながら小説を書くっていう生き方もしたいなと。時間もお金もかかることなので、ちゃんと経済的にも自立していないとできない。だから今は、地に足をつけて力をつけている最中です。
── 最後に、学生や若い方に向けてメッセージをお願いします。
福田:まず、「不安なのは当たり前」ってことを伝えたいです。でも、マラソンと一緒で、ゴールが見えないと完走できません。だからこそ、まずは“人生のゴール”を自分なりに描いて、それを実現するために逆算してキャリアを考えてみてください。
それと、できれば“上の人”と繋がってみてください。友達ももちろん大事ですが、自分より経験のある人と関わることで、すごく良い刺激がもらえるはずです。最初はしんどいかもしれませんが、そのぶん得られるものも大きいと思います。