こんにちは。COOの新井です。留学を経て、当時Waylandともう一名のエンジニアしかいなかった創業当初のモビンギに飛び込み、コーディングからカスタマーサクセス、採用まで幅広く担当。出産・育休復帰を経て、ますます活躍する望月さんにインタビューいたしました。
渡米を機に大きく変化した価値観
元々、音楽の専門学校に、ボーカル専攻で2年間通っていました。卒業後も在学中に組んだバンドで活動していたので、当時は音楽が中心の生活でしたね。ですが、卒業後、半年くらいでバンドが解散することになり、次の道を考えました。
やりたいことを模索する中で、自分を知っている人が誰もいない環境で自分を見つめ直したいと思いはじめたんです。思い立ったら即行動するタイプなので、すぐに留学斡旋をしているエージェントに問い合わせ、渡米しました。そうしたら、会う人、考え方がこれまで自分が接してきた人と全く違い、とても大きな刺激になりました。そこで、価値観も大きく変わりましたね。
アメリカでは語学学校から大学に編入して2年間過ごしました。卒業が近づいて今後のキャリアを考えていた頃、日本企業向けに留学生をマッチングする「ボストンキャリアフォーラム」に参加しました。多くの企業からお話を伺いましたが、最終的にグローバル展開や新卒300人規模の採用をするなど、「メガネのJINS」として急成長を遂げていたジェイアイエヌに入社を決めました。
同期や仲間と切磋琢磨し、一人ひとりのお客様と向き合う経験を通してたくさんのことを学びました。しかしながら、慣れてくると同じ仕事の繰り返しに少し物足りなさを感じはじめ、かつ急激な店舗展開から新規の出店は落ち着きを見せていたため、マネジメントポジションは埋まりつつありました。
また、私は留学も経験していたので、かねてから海外展開に携わる部署を希望していました。在職1年を超えたあたりで当時の上司に相談したところ、「少なくても更に3年くらいはかかりそうだよ」とフィードバックを受け、もっとスピード感をもったキャリアを歩みたいと思い転職を考えるようになりました。
タイミングが重なったモビンギとの出会い
ジェイアイエヌで働いている時に、知人の紹介で代表のWaylandと知り合いました。ちょうど日本でモビンギを創業したくらいでした。当時、Waylandは英語しか話せなかったので、その場で英語の通訳みたいなことをしながら話したことがきっかけで、仲良くなりました。そこから折に触れて「一緒に働かない?」とカジュアルに誘われまして。
ちょうど転職を強く意識したタイミングだったので、そのままモビンギに入社することにしました。Waylandとの出会い、英語を使いたいという思い、独身でフットワークが軽い時期などのタイミングが重なって、やりたいことがやれると思って悩まずに入社を決められました。あと、他の創業期メンバーも言ってますがWaylandのポジティブな人柄、巻き込み力に巻き込まれた感じでしょうか。
ちなみに、当時はWaylandともうひとりのエンジニアで最初のプロダクトを作っているタイミングでした。実は、初出社日まで一度もオフィスを見に行ってなかったので、初日に当時の西早稲田オフィスに行った時にはびっくりしました。
本当になにも整ってなかったので、入社できるのか不安になりまして。契約書がほしいといったら、その場でWaylandがドキュメントを作って、印刷。そしてそのまま印鑑押されて渡されたのはいい思い出です(笑)
何もないスタートアップで、コーディングから採用まで
入社当初は本当にバタバタしていました。今は経理などバックオフィスも優秀なメンバーがいるので全く心配ないですが、当時は日本語が読めないWaylandがなんでもやっていたので、水道料金や電気代など日本語の請求書が山積みになっていました。なので、最初の仕事は、「日本語」が壁になっていた支払対応をするところからでした。
最初の半年はシステムやプログラミングについて教えてもらいながら、社外イベントに出たり、営業同行やメールのサポートなどしていました。それこそ、プロダクトのコーディングから採用まで、何でもやっていました。
入社後1年を過ぎる頃に妊娠が発覚しましたが、その後もお腹が目立つようになってからお客様先に行かなくなったくらいで、子供が生まれる直前まで働いていました。大きなお腹を抱えてお客様先で「よっこらせ」とは行かないので(笑)
そうして出産。その後、モビンギ初の育休取得を経て、2018年4月に育休明けで復職しました。育休明けで人数が倍になってたのはびっくりしました。
今はカスタマーサクセスとして、導入後のお客様のフォローを中心にいくつかの業務を担当しています。例えば、導入に伴うお客様毎の個別カスタマイズの進捗管理や、エンジニアとの連携などです。また、これまで営業がやっていた業務もカスタマーサクセスに寄せていく計画もあるので、業務は増えていく可能性がありますね。
あとは、採用周りの管理・対応や、クラウドインフラに関するコンテンツディレクションなども兼務しています。特に採用周りは、これまでCOO新井が一人でやっていたところ、サポートで入って担当しているような状況です。私が兼務しているのでちょっと逼迫してますね。現在はエージェントや候補者の対応から、社員インタビューまで幅広くやっています。
フラットなチームで、市場を創るユニコーンを目指す
モビンギは当初から上場を一つの目標にしています。「Mobingi ALM」を始め、新しいクラウドの活用方法を提案していくようなサービスを提供することで、市場を創り出し、圧倒的な価値を提供する日本発のユニコーン企業を目指しています。
モビンギは2018年7月時点では20名強のまだまだ規模の小さなチームで、資金調達や、新しい方の入社など、会社の成長を見ていけるのが楽しいです。他にも、サービスアップデートやお客様の導入などのひとつひとつのイベントを、みんなで喜べるのがいいですね。
今は上下がなくフラットで自分で発信しやすい環境ですが、これから組織が大きくなっていくと、ルールもできて組織らしくなっていくこともあるかと思います。ですが、大きくなってもモビンギらしさは保っていきたいです。
新しいクラウドの活用の仕方。だからこそ、しっかりと伝えていく
モビンギはテクノロジーの会社であり、プロダクトに自信を持っています。ですので、サービスがいいと思ってくれたり、モビンギが目指している世界観に共感してもらえる人と働きたいですね。自分がやりたいことがあるのは当然良いですが、それ以上に会社やチームのために必要で、自分がやれることがあったら、それをしっかりやり遂げられる方だといいなと思います。
個人的に働きたいと思う方は、笑顔が多い方ですね。あとは、どうしても女性が少ないので、この文化的にも多様な環境を楽しめるような方が来てくれたら嬉しいなと思います。
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モビンギ1号社員の望月さんのインタビュー、いかがでしたでしょうか?
スタートアップならではの体験や創業期の面白い話を聞くことができました。望月さんのように国際色豊かな環境や、新しいことに挑戦したい、会社とともに成長したい方、ぜひお気軽にエントリーください!