注目のストーリー
学び
気が緩む
私は学生のころ体育会の山岳部と映画サークルに所属していました。映画サークルは園子温さんをはじめ、PFFという学生映画の甲子園で7度ほどグランプリをとるようなサークルでした。自分も作品を作りたいという思いで入りましたが・・山岳部はただただ体育に行くのが面倒で、体育会に入れば免除になると聞いて入部しました。山は、特に雪山は非常に危険で、ベテランでもよく遭難したりします。遭難した際にもっとも危ないと言われてるのは実は山小屋の近くだと言われているのはご存知でしょうか?どういうことかというと、遭難をしてしまった場合、ものすごく過酷な状況でチームは励まし合い、何とか山小屋までいって暖を取ろうじゃない...
諦めの悪い男
エージェントゲートの代表緑川は諦めが悪いことで有名です。諦めが悪いとはどういうことでしょう?逆にすぐに諦める人間を緑川は大嫌いです。「○○をやっておくように」という指示を受けて、「誰誰さんができないといってました」なんて報告しようものなら烈火のごとく怒られます。人がダメといったからできない・・HPにできないと書いてあるからできないと思います。というのは自分で何も努力していません。実際にHPにダメと書いてあっても緑川が連絡をして問い合わせると「わかりました、何とかしましょう」といわれることが実は半分以上あったりするのです。諦めが悪いというのはそういうことです。でも、この差が実はビジネスにお...
人を笑わせる
最近、エージェントゲートではお笑い芸人の方とお仕事しているので、先日の社員総会や忘年会などで、芸人の方々が余興をやってくれることが増えています。彼らの人を笑顔にしたいという情熱は本当に頭が下がる思いです。笑う門には福来ると言いますから、人を笑顔にしているということはつまり、人を幸せにしてるということになります。以前、白川由紀さんという写真家のお話を聞いたことがあります。彼女はいろんな国々の部落を訪れては写真を撮影してきました。当時東洋人の女性は珍しく、どの集落を訪れても集落を挙げて歓迎してくれたそうです。ある集落では若いリーダーが、ある集落では長老が、ある集落ではきらびやかな装束を身に付...
応援する
昨日、エージェントゲート代表の緑川の結婚祝いを会社の皆で行いました。プロが行う披露宴ではないのでいろいろ舞台裏ではすったもんだありましたが・・・無事に執り行うことが来ました。緑川さん、かすみさん心からおめでとうございます!!私はこうしたイベントを執り行うときに必ず心に決めていることがあります。それは、真っ先に幹事や主催側として名乗りを上げるということです。中にはそんな忙しい中でわざわざ手間のかかることを引き受けなくてもいいのにと考える人もいるかもしれません。確かに、今回もケーキ屋さんとどんなケーキにするのか打ち合わせをして取りにいったり、芸人さんの手配をしてみたりいろいろ手間がかかること...
いいところに目が行く
2日前に「褒める」ということについて記事にしました。人を褒めるのはその人が自分の好きなことを見つけ、得意なことを伸ばしていくことの原点であるというお話です。しかし、特に日本人は褒めるのが苦手です。更に自分が優秀で、切れ者である人は思わず自分と比較したり、欠点が目についたりしてしまうものです。もし、褒めることが苦手だと思う方がいたとしてら・・まずは意識的に褒めるテクニックを覚えて褒めてみてはいかがでしょう?褒めるときのポイントは一つ・・何を褒めるかということですが。人間は全く意識してないことを褒められてもあまりうれしくありません。その人が人とは違うポイント、つまりその人なりにこだわっている...
褒められた思い出
私の母は女子美術大学を卒業し美術の教員免許をもっていました。そういうこともあったので私も子供のころから絵の勉強はしてましたし、親と一緒に美術館にいったりしていたことを覚えています。しかし、当時の私は大して絵を描くこと自体好きではなく、なんとなく母の勧めで描いていたにすぎませんでした。小学校2年生のある日、自分の絵が貼りだされて、その絵について当時の教頭先生である村山先生が数分かけて褒めに褒めてくれたことがありました。構図から色合い、果たして自分はそんなことを意識していたかな?ということまで褒めてくれました。自分の絵だということは確か言われなかった気がしましたが、なんかこそばゆいような気持...
今夜も月がきれいですね
この言葉は文豪の夏目漱石が学校で営業の授業の際に「I love you」を学生に訳させたところ、当たり前ですが「私はあなたを愛しています」と答えた学生に日本人がそんなことを言うか「今夜は月がきれいですね」とでも訳しておけ。といったというどうもホントかウソかわからない話のようです。そう日本語は行間を読んだりすることで、直接的な表現をできるだけさけて、間接的に想いを伝えることがよくあります。私の大好きな百人一首の世界などではもう訳が分からないほどの隠喩が用いられ・・もうまどろっこしいったらありはしません。しかし、やはり表現者としては本当にその言葉だけで今の気持ちを表現できているのかを何度も何...
一人一人が個性を発揮し、輝いて働く社会を実現する
エージェントゲートのビジョンはタイトルにある「一人一人が個性を発揮し、輝いて働く社会を実現する」です。このビジョンを実現するために仲間を集め、日々の業務を行う中で利益を生み出そうとしています。では、一人一人が個性を発揮し、輝いて働く社会を実現すると一体何が起こるのでしょうか?若干、いやかなり(?)宗教的ではありますが、私は人は一人一人必ず生まれてきたことには意味があり、その人が世の中に生を受けたからにはその人の役割を全うするべきだと考えています。そうなるためには、世界中の人がそれぞれの個性を発揮して自分にしかできないことをやることが必要だとエージェントゲートは考えています。そのためにタレ...
良い時も・・悪い時も・・
エージェントゲートの代表である緑川は非常に義理堅い人間です。受けた恩はなんとしてでも返そうと考えます。周囲の人に私を紹介する際に彼はよくこのような話をします。エージェントゲートもほんとうにいろいろありました。一番厳しかった時は、自分の最も大事な仲間が離脱してしまい、売り上げが一気に激減したときです。毎月ものすごい勢いでキャッシュが減っていき・・もう銀行から融資を受けなければ社員の給与も今月支払うことができない。当然、楽しく飲み歩いてましたが、ぱったり飲みに行けなくなりました。すると、今まで散々ちやほやしてくれていた周りの人間は蜘蛛の子を散らすようにいなくなり、自分に声をかけてくれる友人は...
ささいなことは大事なこと
エージェントゲートのヒューマンネクスト事業部に身長190センチ近い入社2年目の男性営業マンKくんがいます。身長もそうですし、甘いマスクでぱっと見はモデルさんじゃないだろうかという感じです。あんまりいいすぎるとプレッシャーですかね(笑Kくんは多くの先輩社員や同期のライバルの中、最近月間のMVPを何度も受賞している非常に優秀な営業マンです。先ほど書いたように、やっぱり見た目のいい人って仕事もとれるんだなぁーなんて浅はかなことを考えていましたが・・・彼の素晴らしいところはそんなところではありません。私と彼はデスクの島が違うのでちょっと座っているところが離れています。先日、私宛の内線をたまたま彼...
元氣は価値
よく言われていることですが、企業も生き物も生き残るものは共通の特徴があります。生き残るのは決して大きな企業や生き物でも、強い偉業や生き物でもありません。変化に対応することのできる企業と生き物が「適者生存」で生き残っていくのです。では、現在の適者とはどのような企業なのでしょう?高度経済成長の時代は物がたくさん売れました。大量生産、大量消費・・つまりものそのものに価値がありました。車、テレビ、冷蔵庫、消費者はまだ持っていないそれらのものが欲しくて一生懸命に働き、お金をためてそれを買いました。では、今はどうでしょう?車、テレビ、冷蔵庫のない家庭がどれだけあるでしょう?もうほとんど物はそろってし...
夢を叶える
先日、エージェントゲートの代表緑川と会食に行く機会がりました。その場で緑川は「僕はよくお客さんと話をするときに彼の夢の話をするんです。付き合いも長く何度もその話を聞いていて、いつかこいつの夢がかなうといいなぁとずっと考えているんです。もしそれで、本当にその夢が実現したらこれほどうれしいことはないし、その時は今度は彼が僕の夢の実現を応援してくれるでしょう」と話してました。私の夢を覚えていてくれているだけでも本当に嬉しい話ですが、もし実現に一歩近づくのならと、お客さんにその話をしていただいているということが本当にありがたいことだと感激しました。また、その話を聞いて、以前自分で「ヘブンズパスポ...
サクセスストーリー
私は自他ともに認める妄想家です。妄想させれば一人で永遠に妄想し続けます。なので、今の自分やチームにはとてもできないことでも、頭の中で「そんなこと余裕でできる」と思い込んでしまうことが多々あります。そしてもちろん、実際はできません・・・(笑そのおかげで(そのせいで?)会社をこかしたこともあります。いろいろな失敗を数多くしてきました。私の中ではそれは苦々しい思い出であり、あんまり思い出したくない物語でした。しかし、先日代表の緑川とお客さんの会食に同席させてただく機会があって、そこでエージェントゲートを彼自身が見直しながら、今までの歴史を語る場面があったのです。緑川にしろエージェントゲートにし...
創造する
日本人はよく新しいものを想像するのが苦手だといわれることがあります。私は決してそんなことはないと思いますが、クリエーターの端くれとしてそのように世界に認識されていることは悔しいことです。では、クリエーターが新しいものを生み出す(想像)ときに障壁となるものってなんでしょう。いろいろもちろんありますが、一つにデータがあげられます。私も今までに何度も言われたことがあります。「とっても面白いアイデアだけど、うまくいくデータってあるんですか?」と。私もデータは非常に大事なものだと考えています。が、データだけをもとに考えるとすれば、ほぼそこにクリエーターの存在は必要ありません。どういうデザインならこ...
与えることは受け取ること
「情けは人の為ならず」誰でも一度は聞いたことのある言葉です。たまに誰かのために何かしてあげることはその人のためにならないという意味に誤解されることもありますが、本来の意味は「誰かのために何かしてあげることは、実はその人のためではなく自分のためである」というものです。ただ、この考え方ももう少し深ぼっていくと・・・誰かのために何かしてあげると、いつか巡り巡って、その人に何か良いことが起こるという実質的な恩返しのようなことがあるよという考え方もあると思いますが。私は「誰かのために何かしてあげることは、その行為そのものが自分のためになっている」ということなのではないかと考えています。ややこしいで...