最近、エージェントゲートではお笑い芸人の方とお仕事しているので、先日の社員総会や忘年会などで、芸人の方々が余興をやってくれることが増えています。彼らの人を笑顔にしたいという情熱は本当に頭が下がる思いです。笑う門には福来ると言いますから、人を笑顔にしているということはつまり、人を幸せにしてるということになります。
以前、白川由紀さんという写真家のお話を聞いたことがあります。彼女はいろんな国々の部落を訪れては写真を撮影してきました。当時東洋人の女性は珍しく、どの集落を訪れても集落を挙げて歓迎してくれたそうです。ある集落では若いリーダーが、ある集落では長老が、ある集落ではきらびやかな装束を身に付けたリーダーがいたし、質素な装束のリーダーもいて、ある集落では雄弁なリダーがいたし、寡黙なリーダーもいたそうです。社長にもいろいろなタイプがあるように集落のリーダーにもいろいろなタイプがあり、記号論的な条件でいえば・・リーダーたるものといった累計はないように見えます。
でも、白川さんは誰がこの集落のリーダーなのかすぐにわかったと言います。それはその人物が入ってくると、みんながうれしそうな顔になるからだそうです。しかもそれは知っている人物だけではなく、その人と初めて会った人にもその力が及ぶのだそうです。周囲を笑顔にする力は時には奇跡を生み出す力です。「運がよい」といわれる人には必ず備わっている力です。エージェントゲートの代表緑川も何か新しいことに挑戦すると決めた瞬間、なぜかその事業を応援する人が偶然現れたり、今必要な出会いがあるのです。近くで見ていて本当に不思議に思います。
恐らくそれは彼が持っている、周囲を笑顔にする力が今度は彼に笑顔を生み出しているに違いありません。彼はそれをよくオーラと呼んでいます。私にそのオーラはありませんが、偶然に起こるそうしたチャンスをきちんと逃がさないことは意識したいものです。