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褒められた思い出

私の母は女子美術大学を卒業し美術の教員免許をもっていました。そういうこともあったので私も子供のころから絵の勉強はしてましたし、親と一緒に美術館にいったりしていたことを覚えています。しかし、当時の私は大して絵を描くこと自体好きではなく、なんとなく母の勧めで描いていたにすぎませんでした。

小学校2年生のある日、自分の絵が貼りだされて、その絵について当時の教頭先生である村山先生が数分かけて褒めに褒めてくれたことがありました。構図から色合い、果たして自分はそんなことを意識していたかな?ということまで褒めてくれました。自分の絵だということは確か言われなかった気がしましたが、なんかこそばゆいような気持ちいいような感覚を今でもよく覚えています。そしてそのあとは、また褒めて欲しいなと思いながら絵を描くようになったのです。もしかしたら、今こうしてクリエイティブな仕事ができているのもそれがあったからかもしれません。

人が何かのことを好きになり、得意になっていくプロセスってこういうことなのかなと思います。つまり、最初は両親や先生に褒められる、褒められるのがうれしいからもっと褒められたくてますます頑張る。ますます頑張るから自然に成果が出る。成果が出るから当たり前のように褒められる。これは仕事でも同じで・・上司が褒める、もっと褒められたくて頑張る、頑張るから成果が出る、成果が出るから褒められる。そう・・成長と成果を出す第一歩目は褒められることなのではないでしょうか?

部下の日々の努力を目を向けて、よい部分を見つけては褒めること。エージェントゲートではそんなことを大事にしていきたいと考えています。

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