注目のストーリー
成長
気が緩む
私は学生のころ体育会の山岳部と映画サークルに所属していました。映画サークルは園子温さんをはじめ、PFFという学生映画の甲子園で7度ほどグランプリをとるようなサークルでした。自分も作品を作りたいという思いで入りましたが・・山岳部はただただ体育に行くのが面倒で、体育会に入れば免除になると聞いて入部しました。山は、特に雪山は非常に危険で、ベテランでもよく遭難したりします。遭難した際にもっとも危ないと言われてるのは実は山小屋の近くだと言われているのはご存知でしょうか?どういうことかというと、遭難をしてしまった場合、ものすごく過酷な状況でチームは励まし合い、何とか山小屋までいって暖を取ろうじゃない...
違いを受け入れる
ロサンゼルスで一番多い飲食店はメキシカンです。なんか不思議な感じしますよね・・・でも、実はアメリカって実際に住んでいる純潔のアメリカ人ってほぼいなかったりします。東京に江戸っ子ってどれほどいるんだという話と近いのかもしれません。参考までにアメリカで両親が生まれて、自分自身もアメリカで生まれた純潔なアメリカ人は12.8%しかいません。それだけ移民を取り込んで成長してきた国なんだと改めて驚かされます。それだけ人種のるつぼであるアメリカはやはり私の提唱するダイバシティや個性などについて、私たちよりも非常に進んでいると言わざるをえません。実際にアメリカでお寿司屋さんを経営している友人の会社では8...
Yume Wo Katare
ローマ字で読みづらい書き方になって申し訳ありません。これは「夢を語れ」と皆さんにはっぱをかけているわけではなく・・アメリカ最大の学園都市ボストンにあって、ハーバード大学やMITなど世界的に優秀な大学の学生に大人気なラーメン屋さんの名前です。このラーメン屋さんは売り上げや利益率などの経営指標(目標)を持たずに、黒字経営を続け、成長しているということで有名です。更にユニークなのは、ラーメンを完食したお客さんは店内で「I have a dream. I want to…」と夢を語る機会が与えられるというところです。居合わせたお客さんは、それに対して応援の声をかけたり、質問したりします。その空間...
褒められた思い出
私の母は女子美術大学を卒業し美術の教員免許をもっていました。そういうこともあったので私も子供のころから絵の勉強はしてましたし、親と一緒に美術館にいったりしていたことを覚えています。しかし、当時の私は大して絵を描くこと自体好きではなく、なんとなく母の勧めで描いていたにすぎませんでした。小学校2年生のある日、自分の絵が貼りだされて、その絵について当時の教頭先生である村山先生が数分かけて褒めに褒めてくれたことがありました。構図から色合い、果たして自分はそんなことを意識していたかな?ということまで褒めてくれました。自分の絵だということは確か言われなかった気がしましたが、なんかこそばゆいような気持...
元氣は価値
よく言われていることですが、企業も生き物も生き残るものは共通の特徴があります。生き残るのは決して大きな企業や生き物でも、強い偉業や生き物でもありません。変化に対応することのできる企業と生き物が「適者生存」で生き残っていくのです。では、現在の適者とはどのような企業なのでしょう?高度経済成長の時代は物がたくさん売れました。大量生産、大量消費・・つまりものそのものに価値がありました。車、テレビ、冷蔵庫、消費者はまだ持っていないそれらのものが欲しくて一生懸命に働き、お金をためてそれを買いました。では、今はどうでしょう?車、テレビ、冷蔵庫のない家庭がどれだけあるでしょう?もうほとんど物はそろってし...
与えることは受け取ること
「情けは人の為ならず」誰でも一度は聞いたことのある言葉です。たまに誰かのために何かしてあげることはその人のためにならないという意味に誤解されることもありますが、本来の意味は「誰かのために何かしてあげることは、実はその人のためではなく自分のためである」というものです。ただ、この考え方ももう少し深ぼっていくと・・・誰かのために何かしてあげると、いつか巡り巡って、その人に何か良いことが起こるという実質的な恩返しのようなことがあるよという考え方もあると思いますが。私は「誰かのために何かしてあげることは、その行為そのものが自分のためになっている」ということなのではないかと考えています。ややこしいで...
できっこないをやらなくちゃ
タイトルはサンボマスターというバンドの有名な歌のタイトルです。ご存知の方も多いでしょう。エージェントゲートではこの歌の通り、それぞれの人には今のスキルではできないことに挑戦してもらいたいと考えています。なぜ、今の自分にはできないことにあえて挑戦しなくてはいけないのでしょうか?あるいは上司は部下に仕事を任せるときは、部下のスキルならできることを依頼するのではなく・・その部下のスキルではちょっとまだできないことをあえて依頼してほしいと考えています。なぜなら、人間は今できることをやり続けていてもなかなか成長はせず、今の自分にはまだできないことに挑戦するからこそ、成長できるからです。いま、腕立て...