私は自他ともに認める妄想家です。妄想させれば一人で永遠に妄想し続けます。なので、今の自分やチームにはとてもできないことでも、頭の中で「そんなこと余裕でできる」と思い込んでしまうことが多々あります。そしてもちろん、実際はできません・・・(笑
そのおかげで(そのせいで?)会社をこかしたこともあります。いろいろな失敗を数多くしてきました。私の中ではそれは苦々しい思い出であり、あんまり思い出したくない物語でした。しかし、先日代表の緑川とお客さんの会食に同席させてただく機会があって、そこでエージェントゲートを彼自身が見直しながら、今までの歴史を語る場面があったのです。緑川にしろエージェントゲートにしろ、本当に苦労の連続、失敗も数多くありました。しかし、その物語が本当に面白く引き込まれている自分に気が付いたのです。
大切な仲間の離脱やもう現金が全くなく融資がなければ給与も支払えないというぎりぎりの時期など・・きっとその時は本当にしんどかったんだろうという話ばかりでしたが、これからの明るい未来の話もするので、物語としてはワクワクして仕方ありませんでした。確かにそうですよね?どんなドラマも映画も主人公が最初からお金もあって頭もよくてスポーツもできて・・そのまま成功しました。そんなお話なんにも面白くない。いろいろな挫折や困難があって、それを乗り越えて成功をつかみ取る、そんなサクセスストーリーだから感動するんでしょう。エージェントゲートの話はまさにそんな話でした。しんどい時期もあったけど、そこでやめれば失敗の話・・でも、最終的に大成功すれば失敗は大成功のための盛り上げる演出ぐらいのことになるんだと勉強しました。
私自身の今までの失敗体験も含めて、これからのエージェントゲートのサクセスストーリーのプロローグにしていこうと思います。そうしたら、過去の苦々しい思い出にも感謝する日が来る気がしています。