老舗包丁メーカーが見た刃物文化の最前線──Ambiente出展レポートと海外戦略のリアル
日本の刃物文化を継承し、世界に発信し続けてきた高橋楠。刃物職人としての誇りを胸に、創業100年超えの伝統文化を守るだけでなく、新たな技術やグローバルな視点を取り入れながら、革新的な包丁を追求し続けています。今回は、ドイツ・フランクフルトで開催された世界最大級のBtoB国際見本市「Ambiente(アンビエンテ)」への初出展にフォーカス。世界のバイヤーたちが熱い視線を注ぐ現場にて、初出展の様子や今後の海外戦略について高橋楠の4代目社長に伺いました。――まずは、今回出展されたAmbiente(アンビエンテ)について教えてください。Ambiente(アンビエンテ)は、世界中の包丁メーカーが出展...