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成長

2024年新卒入社の職人Aさんの成長日記──未経験から一人前の刃付師へ。

今回ご紹介するのは、2023年4月に新卒で入社した九州出身のAさん。設計士でDIYがお好きなお父様、バイクの整備士であるお兄様と共に育ったAさんは、学生時代から美術や図工の成績が良く、自然と“手先を使用する仕事”に惹かれていったそうです。ものづくりに惹かれ、職人の道に進んだAさん高校卒業後はジュエリーの専門学校へ進学。そして、新卒で高橋楠への入社を決めます。入社前、毎週日曜、2時間だけ職人の作業場に通い、基礎技術を学ぶ──そんな異例のスタートを切ったAさん。入社よりも以前からアルバイトとして就業、自ら学びに来るその姿勢はすでに“職人の芽”を感じさせるものでした。一般的に、刃付け職人の世界...

老舗包丁メーカーが見た刃物文化の最前線──Ambiente出展レポートと海外戦略のリアル

日本の刃物文化を継承し、世界に発信し続けてきた高橋楠。刃物職人としての誇りを胸に、創業100年超えの伝統文化を守るだけでなく、新たな技術やグローバルな視点を取り入れながら、革新的な包丁を追求し続けています。今回は、ドイツ・フランクフルトで開催された世界最大級のBtoB国際見本市「Ambiente(アンビエンテ)」への初出展にフォーカス。世界のバイヤーたちが熱い視線を注ぐ現場にて、初出展の様子や今後の海外戦略について高橋楠の4代目社長に伺いました。――まずは、今回出展されたAmbiente(アンビエンテ)について教えてください。Ambiente(アンビエンテ)は、世界中の包丁メーカーが出展...