※2026年5月に公開されたnote記事をもとにしています。
NAVICUSは、大手メーカー、テレビ局、地方自治体などに対し、SNS戦略設計を軸にしたコミュニケーション支援を行う「ファンづくり」の会社です。
会社の歴史やMVV(MISSION・VISION・VALUE)、大切にしてきた価値観を一冊にまとめた「カルチャーブック」。2026年、NAVICUS初となるこのカルチャーブックの制作プロジェクトを統括したのは、当時入社2年目の新卒社員でした。
なぜ会社にとって極めて重要な文化の言語化を若手が担ったのでしょうか。そして、経営陣や若手がどのように組織の理念に向き合っていったのか。文化を大切にするNAVICUSのカルチャーブック制作プロジェクトの裏側をご紹介します!
なぜ文化を言葉にするのか
NAVICUSにはこれまでも、大切にしてきた価値観や社員のあるべき姿を示す言葉が複数あり、日頃のコミュニケーションの中でも自然と使われていました。しかし、それらがひとつにまとまった形で存在していたわけではなく、受け取り方に差が出る場面もありました。
そこで、社内に根付いているメッセージや文化を集約し、迷わず立ち返れる道標として明文化するプロジェクトがスタートしました。
このプロジェクトを若手社員が主導した背景には、代表取締役の武内による「新卒こそが会社の文化を体現する存在だ」という強い想いがありました。まだ会社の当たり前に染まりきっていないからこそ、フラットな視点で「なぜこの文化があるのか」を問い直せるという期待が込められていました。
統括を任された当時入社2年目の社員は、カルチャーブックの全体構成の設計からスケジュール管理、関係者との細やかな調整まで、プロジェクト全体を動かす役割を担いました。
参加メンバーとも本気で向き合い、涙もあったプロジェクト中盤
プロジェクトは順風満帆だったわけではありません。初期の検討段階では、自分たちの議論だけで進めようとしてしまい、代表取締役の武内から「俺に全然聞いてこないよね」と問いかけられる場面もありました。
カルチャーブックは単に自分たちが良いと思うものを形にするのではなく、会社が目指す思想を正確に言語化するものだと気づかされた瞬間でした。
以降は代表ともすり合わせをし、プロジェクト中盤には奥多摩で一泊二日の合宿を実施。ホワイトボードを囲み、社外取締役や広報の視点も交えながら、徹底的に議論しました。統括者は全体の整合性を見極めながら、会議のファシリテーションや議論の調整を担いました。
行き詰まって涙がにじむ場面もあったほど、メンバー全員が組織の文化に本気で向き合った二日間でした。
こうした議論を重ねる中で、統括者が悩み、向き合い続けたのは、「この本は一体、誰のための、何の本なのか」という本質的な問いでした。
読者となる社員や活用されるシーンを具体的に想定しては、代表取締役の武内のフィードバックを受けて考え直す。この思考の往復を何度も繰り返しました。
統括者は自分の思い込みや主観的な解釈を手放し、経営陣が本当に伝えたいことを正確にすくい取って言葉に落とし込んでいきました。
若手と経営陣が妥協なく対話を重ねるプロセスがあったことで、コンテンツの精度が高まりました。
いつもそばで背中を押してくれる羅針盤を目指して
こうして完成したカルチャーブックは、波や船をモチーフにした温かみのあるデザインとなり、社内の大切な羅針盤となりました。
単に本棚に飾るルールブックではなく、日頃の1on1で開いて共通言語を確認したり、仕事で悩んだときに前を向く力をくれたりする相棒のような存在を目指しています。
企業文化や働く環境は、外からは見えにくいものです。だからこそ、経営陣も若手も一緒になって泥臭く言葉にし、大切に受け継いでいく。今回の取り組みには、そんなNAVICUSのカルチャーへの深い誇りと愛情が込められています。
奥多摩合宿での社員のリアルな葛藤など、レポート全文は公式noteにて公開しています。ぜひご覧ください!
▼記事はこちら
https://note.navicus.jp/n/n9e91ffad8cf4