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「ずっとプレイヤーでやってきて、このままでいいのかなって思ったんです」
穏やかに、でもはっきりとした口調でそう語るのは、クジラボのマーケティングディレクター・とくさん。これまで3社で多様な経験を積み、クジラボには副業として関わったのち、今年からフルタイムとしてチームを率いています。
今回のインタビューでは、彼女がどのようにキャリアを選び、クジラボにジョインすることを決めたのか、その背景や思いを伺いました。
教育への情熱のはじまり
「大学の専攻は経済でしたが、入る前までは教育とで迷ったくらいだったんです。どちらも興味があって。多分、自分が受けた教育がもっと良かったら…って気持ちがずっとあったんですよね」
学生時代から教育NPOに関わり、塾に行けない子どもたちに学びの機会を届けてきたとくさん。「すごくやりがいがあって。格差が少しでも埋まるといいなと思いながら活動していました」
その経験は、後のキャリアの選択にも深く影響を与えます。
「次の一歩」に悩んでいた自分
「最初に入ったのは、大人向けのキャリアスクールを運営する会社でした。商品開発を担当し、キャリアの棚卸しをする講座を作るなど、新しい挑戦が多くて楽しかったですね。」
その後、保育園向けICTサービスのカスタマーサクセス、HR系副業プラットフォームの立ち上げなど、役割を変えながら「人の成長を支える」という軸を持ってキャリアを歩んできました。
「それぞれ楽しいこともあったけれど、ずっとプレイヤーでやってきて、もう少し抽象度の高い仕事をしたいな、経営に近いポジションに挑戦したいなって思い始めたんです」
クジラボとの出会いとフルタイムへの転向
クジラボとの最初の関わりは、副業から始まりました。
「当時は保育系の会社に勤めていたのですが、『教育のオープン化』という当時のミッションに強く共感して、副業として2年ほど関わりました」
「フルタイムになる前は、キャリア支援プログラムのメンター業務も担当していました。プログラムを受けてくださる方にとってはキャリアを大きく変える決断になるので、常に背筋が伸びる気持ちで向き合っていました」
そんな日々の中で「もっと広い視野で、事業全体に関わる仕事をしたい」という気持ちが芽生え始めます。
「代表のざねさんと3時間ほどじっくり話をする機会があって、これまでのキャリアや、得意なこと・苦手なことまで一緒に整理してもらったんです。」
「ずっとプレイヤーとして走ってきたけれど、そろそろ自分だけの成果に閉じない役割に挑戦したいと思っていて。対話を通して改めて、自分がどんな環境なら成長できるのかを考えたとき、プレイヤーの枠を超えて、事業や組織の仕組みをつくるところに責任を持てるフェーズに関わりたい気持ちに気づきました」
「クジラボなら、まだ完成していない組織や事業を一緒に作りながら、自分自身もプレイヤー以上の挑戦を積み重ねていける。そう確信し、2025年4月にフルタイムに転向しました」
「仲間と一緒に作る」という感覚
クジラボにフルタイムでジョインし、マーケティングディレクターとして活躍しているとくさん。
「メインの業務はマーケティングディレクターという立場で、チームの戦略をまとめています。具体的には広告運以外の領域を担当していて、SEOやアフィリエイト、メールマガジン、ウェビナーなど、多様な施策の企画や進行をリードしています。」
単なる一つひとつの打ち手にとどまらず、認知から関係構築までを設計し、クジラボの価値を届け続ける仕組みを作っていくことが彼女の大きなミッションです。
「クジラボでは、本当に事業を作っている感覚があります。マーケティングは特に事業の根幹なので、責任も大きい。でも、自分が仕組みを作っていくんだっていう実感とやりがいがあります」
その挑戦の一つが、卒業生を迎えてメンターと対談するイベントです。支援のリアルなストーリーを届けることで、まだ迷っている人の背中をそっと押していく。
「そういう時は、一気にその方に届いた価値を感じられるし、そのストーリーがまた新しい人の背中を押すんです。卒業生のイベントって毎回、新しく無料相談に予約してくださる方がたくさんいて、それは毎回すごく嬉しいなと思います」
こうした多様な取り組みを その挑戦を支えるのは、メンバーへの信頼だと言います。
「ここは、仲間としてお互いに支え合うカルチャーが本当に強い。世の中では立場や上下関係でギスギスすることもあるけれど、クジラボにはそれがないんです。だからこそ、厳しいフィードバックも自然に受け取れる」
大切にしたい「両立主義」
「クジラボって、短期の成果も長期の視点も両方本気で大事にするんです。それって実はすごく難しくて。目の前の売上も大事だけど、未来のために今投資することも必要。その両立を迷わずやれるのが、すごく好きなところです」
例えばオフラインイベントの開催も、その一つ。数字にはすぐ表れなくても、仲間と受講生や卒業生がつながり、支え合う土台をつくる時間を大切にする。
「未来のために、今小さな種をまくことを惜しまない」
そんな想いが、日々の選択の随所に表れています。
「一緒に会社を作る人」を待っています
最後に、これからクジラボにジョインする人へのメッセージを尋ねると、とくさんは少し言葉を選びながらも、まっすぐに思いを語ってくれました。
「一緒に事業や会社を作るぞ、と思える人と働きたいです。決まった仕事をこなすだけではなく、どうやって形にしていくかを考えることを楽しめる人。そして、感謝とリスペクトを持って関われる人がいいですね」
「迷っているなら、一度応募してみてもいいんじゃないでしょうか」
自分の挑戦が、きっと誰かの背中を押すことになる。
ここにはそんな手応えを感じられる環境があります。
仲間と一緒に、まだ誰も見たことのない未来をつくっていきませんか?