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【インターン卒業インタビュー】社会人と肩を並べた3年間ー挑戦が当たり前の環境で、僕たちは何を得たのか?ー

インターンの枠を超えて、社会とつながる場所「SAAI」

SAAIのインターン生として長く活動してきた吉村龍二さん・上野七生さん・小関由真さんに、インターンを始めたきっかけから、実際の業務、学んだことまでを語っていただきました。SAAIのリアルなインターン経験をお届けします。それぞれの成長と挑戦の軌跡をぜひご一読ください。

※左から
上野七生さん:早稲田大学 政治経済学部4年生、大手コンサル会社に就職予定
小関由真さん:一橋大学 法学部4年生、大手コンサル会社に就職予定
吉村龍二さん:早稲田大学 商学部4年生、大手外資IT会社に就職予定

ーーまず、SAAIのインターン生になったきっかけをそれぞれ教えてください!

上野:私はもともと、父が01Boosterの経営代表(鈴木・合田)と知り合いで、上京するときに「SAAIに遊びに来なよ」と代表の合田さんに誘われたのがきっかけです。大学1年の6月頃に実際にSAAIを訪れた際、当時コミュニティマネージャーだった社員の文葉さんにSAAIの説明を受け、「人手が足りないから手伝ってほしい」と誘われました。将来の就活に漠然とした不安があった私は、SAAIを社会人との接点として、コミュニティに飛び込んでみることにしたんです。

吉村:僕は、上野さんの紹介がきっかけです。もともと起業したいという思いがあり、大学でもビジネスを専攻していたのですが、そんな話を上野さんとしていた時に、SAAIのインターンを紹介してもらいました。起業に関する知識を深めたいと思い、大学1年生の8月に入社しました。

小関:私は、大学2年生の2月に「そろそろ就活を始めようかな」という段階で、長期インターンを探していたところ、インターン情報が載っているサイトでSAAIの募集を見つけて応募したことがきっかけです。

「自分の手で、道を切り拓き、挑戦する自由がある。」

ーーSAAIでは普段どのような業務をされていますか?

吉村:3人ともメインはSAAIの運営業務に携わっています。会員さんとの対応、郵便の管理、情報発信、イベント運営、掃除など、多岐にわたる施設運営を担当しています。
ただ、通常の業務以外にも、インターン生それぞれが自分の興味のある分野で動くことができる環境なので、例えば上野さんはマーケティング業務を、小関さんは代表の合田さんへのレポーティングを担当していましたし、僕はインターン生のマネジメントや施設運営のフロー構築を、社員さんを巻き込みながら行っていました。

上野:私は大学4年生の時に、01Boosterのマーケティング業務の手伝いをしました。自分が就活で悩んでいたときに、社員さんから「仕事っぽいことしてみない?」と声をかけていただき、自分もやってみたいなという気持ちがあったので、それがきっかけで約1年ほどマーケティング業務を続けました。
※上野さんのマーケティング業務については、別途彼女にレポート記事を執筆していただいております。
彼女の集大成であるこちらの記事も、ぜひご一読ください!
【https://www.wantedly.com/companies/01booster2/post_articles/964220】

小関:私はSAAIの受付業務のほかに、論文の要約を1年ほどしていました。受付業務以外にも何かやりたいと思い、代表の合田さんに相談する機会があったのですが、その際に論文をまとめて要約してほしいというレポーティングの依頼を受けました。
論文の内容はDeepTechやカーブアウトなど、これまで関わったことのない領域で、中には英語の論文もあったりと、最初は用語がなかなか頭に入ってこなくて大変でしたが、ChatGPTも活用しながら1年ほどかけて、論文を要約しきりました。

ーーめちゃくちゃ大変ですね(笑)

小関:業務量としては思ったより多く大変だったんですけど、期日が厳しく設定されていたわけではなかったので自分のペースで進められましたし、論文の要約を通して、同じテーマの論文には共通する内容が多いという発見があったり、自分が知らない世界を知るきっかけにもなりました。また、ChatGPTの使い方も学ぶことができ、卒論の情報収集にも役立ったので、とても勉強になりました。

「“1回馬鹿になれ!” その一歩が、大きな成長につながる。」

ーーSAAIの業務でこんなこと苦労したな〜と、特に思い出に残っている場面はありますか?

上野:施設の運営フローは大変だったよね。。

吉村:これはかなりユニークではありましたね(笑)僕と上野さんは、SAAIが今のオフィスに移転する(※2023年9月に現在のオフィスに移転)前からインターンとして入社していたのですが、入社当時は施設運営の業務が明文化されておらず、属人化していたんです。そのため、施設運営をどのようにフローとして落とし込んでいくか、我々がいずれ受付業務を離れても運営が回せるように、効率的なフローを構築し、業務改善を進める必要がありました。インターン生と1on1をやって、一人ずつ意見を吸い上げて、提案や改善策をWordにまとめて提出してみたり、社員さんと話し合いながら運営の効率化を図りました。

その際に特に苦労したのは、業務の「上流」が見えなかったことです。例えば、マニュアル一つ作成するにしても、「どこまで自分たちが関与していいのか」「そもそもこれはどこから降りてきたボールなのか」「会員情報の扱い方・契約に関する処理の範囲」など、インターン生だけでは判断しきれないことも多く、その都度社員さんを巻き込みながら進めていくことが大変でした。

――01Boosterの社員は年齢層も幅広いので、コミュニケーションの取り方も難しかったですよね。

上野:それはありましたね。学生である私たちが社員さんの時間を奪わないかな、負担にならないかな?というのは思ってました。

吉村:僕も最初はかなり苦労しましたし、今でも完璧にはできていないです。ただ、一度相談したことがあって、その時に「1回馬鹿になれ!」と言われました(笑)「とりあえず馬鹿になって声をかけまくりなさい」ってアドバイスを受けまして。そこからは、とにかく積極的に声をかけ、社員さんに関わるたびにお礼を伝え、自己マーケティングをして、自分の名前を覚えてもらう努力をしましたね。

「Unlearn & Relearn──変化を楽しむ力を、SAAIで。」

ーー色んなことを経験したインターン生活を振り返ってみて、どうでしたか?

吉村:そうですね。僕は3年半のインターン生活を通して、①プロジェクトマネジメント力と、②コミュニケーション力が特に身についたと思っています。プロジェクトマネジメント力は、いわゆる人を巻き込む力だと思っています。ただ受付に一人座っていても何も変わらないし、自分ひとりだと何もできない事が多い。だからこそ、会員さんに積極的に話しかけるだとか、周りを巻き込んで形にしていく力がついたと思います。
コミュニケーション力は、プロジェクトマネジメント力とも繋がりますが、人を巻き込む際に、「なぜこれをしたいのか、いつまでに、どんな人となんのためにしたいのか」を明確にして意思疎通を図ると、意外にも人は興味を持ってくれて、ついてきてくれるんだということを実感しました。

また、僕はもともと起業したいという目的でSAAIに入りましたが、起業という観点からいうと、特に良かったことが2つあります。
1つ目は、SAAIでは会員さんとの距離が非常に近く、起業家の方々と直接話せる環境があったことです。最初の頃はとにかく会員さんにインタビューを重ね、さまざまな考え方を知ることができました。これは、起業を志す上で非常に貴重な経験でした。
2つ目は、01Boosterの社員さんとの距離も近く、事業プランを作る際に壁にぶつかったときに相談すると、「1を聞いたら100返ってくる」ような環境だったことです。鈴木会長や取締役の川島さんとも壁打ちの機会をいただき、フレキシブルに挑戦できる環境が整っていたのは大きな学びになりました。

上野:最初は、バイトもしていない状態でインターンをはじめたので怖かったんですけど、恐ろしいほどに優しい人が多かったです。インターンを3年半続けられたのはきっと、SAAIという社会人との接点を気軽に持てる場所に身を置けるのと、そこにいる人の力故かなと思います。

また、インターン生活の中で特に印象的だった経験があって。ヘルスケア分野で起業されている方々にインタビューをする機会があったのですが、衝撃でした。形容できないような原体験を持った方が起業され、事業に育て、成果を出し、更に成長していこうと未来を描いている。そんな人たちにこれまで出会ったことがなかったんです。
彼らへのインタビューを通して、自分もパワーをもらい、未来を描ける人になりたいなという、ロールモデルに出会えました。起業するにしろしないにしろ、何回折れても立ち直る意思の強さや生きる力は大事だなと思ったし、それをキープし続けられる人ほど、成長できる機会を得られるなと思いました。
私も01way(※当社のバリュー)を大事にしていきたいなと思います。Unlearn&Relearn、Lean Action大事!

小関:私は、人と関わる機会や、関わる人の幅が増えたことが一番印象的でした。SAAIに入らなければ同年代と話すことが多かったけど、ここで社会人と多く関わることができたのは就活時にも役立ちました。また、卒論のテーマにSAAIのイベントが関係していたため、いろんな方にインタビューをする機会があったのですが、皆さん質問すればするほど嬉しがってくれるんですよ。私からすると話しかけるのは勇気がいるし、時間取っていいのかな?って思うけど、その壁を超えて話しかけると、100%答えてくださる。積極的に関わることは、自分にとっても得ることが大きくて、遠慮することはないんだなと思いました。SAAIでしかできない人との関わり方が多かったのが印象的で、自分にとっても成長する機会だったなと思います。

「ただのインターンじゃない。ここでの経験が、未来の糧になる。」

ーー最後に、未来のSAAIインターン生に向けて、メッセージをお願いします!

上野:就活だけに終わらない、今後の生き方におけるいろんなライフステージにいる人と出会える環境です!大学のサークルでは出会えないような人たちとたくさんのコネクションを築けるので、人生の中で大きな成長の機会になるはずです。SAAIは何をしても否定する人もいないし、なにかしらそこに価値を見出してくれるので、勇気がでる場所です。大人って急に変わるものじゃないんだというのも思えました。

小関:固いことばっか言っちゃったけど、気軽に趣味の話でも盛り上がれるし、気軽に来れる場所です。設備もすごい整っているので、それも楽しみに来てください。

吉村:SAAIのインターンは、まだなにも一歩を踏み出せていないけれど、なにか社会とのつながりを持ちたい、なにかやってみたいという学生にはぴったりの環境だと思います!SAAIは大企業やベンチャー企業、またそれを支援する人や行政など、多様な人たちと接することができるので、学べることがたくさんあります。皆さん優しいし、聞けばみんな教えてくれる環境なので、漠然となにかに挑戦したいなと思う人たちにとっては最適な環境かなと思います


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