University of Montreal/ モントリオール大学 / 人類学
モントリオールでの生活
モントリオール大学にてフランス語の集中講座と人類学部の授業を2学期にわたって受講しました。移民となるイランやブラジルなどのフランス語を母語としない国の人と混じりながら、多様性を尊重しつつ自国のアイデンティティが上手く融合していく素敵な文化の中で生活することができました。 課外活動の時間はもっぱらスポーツにいそしみ、大学にも自転車で通い、休日はトライアスロンやハーフマラソンに参加しました。大学リーグのバスケットボールのチームに入ってみたり、アイススケートにはまってリンクに通ったりと、スポーツを通じてたくさんの仲間ができました。 留学後に分かったことですが、モントリオールでは1976年にオリンピックを開催した歴史があり、当時はイギリス系とフランス系が分離独立をめぐって対立していた時期ということを学びました。1980年の分離独立の危機を経て、現在のカナダの多様性が尊重された背景やオリンピックが社会に与える影響を考察する足がかりとなりました。 この経験を通じて、海外で生活すること、文化の尊重など、世界観と価値観が広がる大きな経験をすることができました。