株式会社ビルディット / Stockr開発チーム
環境の切り替えをコマンドで実現
~背景~ 従来の開発ではFLAVORという環境変数を用意しソースコードを都度変更し、開発・ステージング・本番環境を切り替えておりました。 さらに、開発環境の使用を止め、Firebase Local Emulator Suiteを使用して、ローカル環境で開発を行う体制となったことで、各開発者がビルドの度にソースコードの変更を行い、PR前には元に戻すという作業が必要となり、戻し忘れや別の環境につなげてしまうなどのトラブルが発生しておりました。 ~アクション~ そのような煩雑な環境の整理を目指し、Dart Defineというビルド時のコマンドで環境分けが可能になるツールを導入致しました。 ~結果~ チームの各開発者が開発に関する関心事に集中させることが可能となり、開発効率が向上しました。 ~振り返り~ 各パッケージの依存関係が壊れたり、環境変数を変更することによるエラーなどトラブルがいくつかあったものの、他のエンジニアと協力して、なんとかこのタスクを乗り切れました。 自分自身が不満に思っていた点もあり、開発体制の改善に努められたことでチームに貢献できた気がしたので、今回手を上げて挑戦してよかったなと思います。