―― 「医療にかかわる全ての人に安心を」というミッションの根幹にある、「患者共創」の思想について教えてください。
西尾様:私たちが目指す「患者共創」とは、患者さんが自ら理解し、意思を伝え、主体的に医療に参加できる構造をつくることです。そして医療者は専門性を活かしながらケアに集中でき、両者が納得感を持って医療体験の価値を高めていける状態を目指しています。単に医療という領域で事業を展開するのではなく、医療を通じて新たな世界を創るという、途方もない挑戦をしているんです。
だからこそ、創業初期から「ただ数字のゲームをするのではなく、社会的に良いことをしている人たちがしっかり報われる本質的な組織をつくろう」とカルチャー形成に力を入れてきました。
―― そのような中で、2023年にWantedlyを導入いただいてから、採用規模や組織課題はどう変わってきたのでしょうか?
西尾様: 導入当時は、10名にも満たない規模でした。そこから、業務委託を含め80名規模に成長し「会社らしく」なる中で、少人数時代の理想論をそのまま語るだけでは立ち行かないと感じるようになりました。
私たちが目指す大きなチャレンジを果たすためには、目の前にある「コト=事業成果」に当事者意識を持ち、現実の課題に泥臭く向き合える仲間を集める必要が出てきたんです。
―― スキルや経歴重視の採用では、何が足りなかったのでしょうか?
池脇様:どれだけ優秀な方でも、全員が入社後短期間で成果を出せるわけではありません。というのも、私たちが向き合う領域はその構造がとても複雑だからです。
病院といってもいろいろな種類がありますし、医師や事務、看護師やDX推進部など、立場の異なる様々なステークホルダーと共にプロジェクトを進めなければならない。ですから、医療という領域に興味をもっていて、自ら深くインプットしていく姿勢がないと、それこそ入社後のミスマッチにつながると感じていました。
西尾様:私たち自身も、「自分の今まで培ったスキルを使ってほしい」という表面的な部分で話すより、「わからないことがあっても覚悟を持って挑みたい」と腹を括れるスタンスの方と一緒に働きたいと思っていました。
―― そうしたスタンスや想いを重視した採用を進めるうえで、Wantedlyはどのように役立っていますか?
池脇様:候補者の方々が、募集やストーリーを読んでから応募いただけるケースが多いと感じています。共感を通じて会社をよく理解していたり、すでにContreaのことを好きになった状態でコミュニケーションを始められるので、とても助かっています。
目指しているコト、取り組んでいるコト…コトを中心に会話することができるので、本質的な対話の中で仲間になっていただけるかを双方で判断するというフラットさが魅力ですね。