先週は、タイ拠点を訪問し、現地社員との評価面談を行ってきました。
年に数回の貴重な対面機会。
オンラインでは見えにくい表情や空気感も、直接会って話すことでぐっと伝わってきます。
今回は、タイでは珍しい地震が発生し、オフィスから一時避難することに…。
地震に慣れていない現地スタッフたちはとても驚いた様子でした。
幸いオフィスが入っているビルに大きな被害はなく、スタッフもケガなく全員無事でしたが
地域によっては不安な思いをされた方もいらっしゃったと思います。
改めて、日々の安全と、働ける環境のありがたさを感じる時間になりました。
休日には、スタッフのAumさんの案内でワットドーンワーイ水上マーケットへ。
地元の人々でにぎわうローカルな市場で、のんびりとした時間を過ごしました。
川沿いに並ぶ屋台や手づくりのお菓子、素朴な雑貨の数々。
どこか懐かしさを感じる空気に包まれ、都会の喧騒を離れて心がほっとするような場所でした。
タイでは、**ゴールデンシャワー(タイの国花)**の黄色い花が満開で、季節の景色や香りに触れることもでき、まさに五感で楽しむローカル旅となりました。
今回の出張を通じて改めて感じたのは、文化や言語の違いを越えて「向き合って話すこと」の重要性です。評価面談は単に成果を伝える場ではなく、社員のモチベーションや課題、目指す方向をすり合わせる大切な場です。
特に、Aumさんのサポートは非常に心強いものでした。
Aumさんは社歴の長い大先輩であり、現地での貴重な知見を持っています。
その控えめで気配りのある姿勢は、現地の社員たちからも信頼を集めています。
役割を果たすことだけに集中して、コミュニケーションをおろそかにしてしまうと、簡単なことも伝わらなくなってしまいます。仕組みと感情が交錯する難しさがあり、同時に、それが人間関係や仕事においての醍醐味でもあるのだと思います。
連携をさらに深めながら、社員たち一人ひとりを活かすための働き方を模索していきたいと感じています。
制度や仕組みだけでなく、こうした地道なコミュニケーションの積み重ねからこそ、「人を活かす働き方」が生まれるのだと実感した出張となりました。