リーダーになったばかりのメンバーから、
「チームビルディングが難しい」
「メンバーの育成の仕方が分からない」
という声をよく聞きます。
プレイヤーとして成果を出してきた人ほど、
「全部自分で何とかしなければ」と抱え込み、
リーダーシップの発揮の仕方に悩んでしまう。
そんな姿を何度も見てきました。
💡 リーダーになると、仕事の定義が変わる
リーダーという立場は、単なる役職ではなく、
“自分ができる”から“周りをできるようにする”へと
仕事の定義が変わるターニングポイントです。
今までは「自分の努力」で成果を出すことが評価されていた。
でも、リーダーになった瞬間から、
求められるのは 「影響力」 になります。
それは、メンバーを動かす力であり、
自分の想いや考えを“伝える力”でもあります。
🤝 「想いはあるけれど、伝わらない」という壁
多くのリーダーが最初にぶつかる壁は、
「想いはあるけれど、伝わらない」 ということ。
- 自分の期待を言葉にできない
- 部下の反応に戸惑う
- 成果と関係づくりのバランスが取れない
そんな葛藤は、誰にでもあることです。
むしろ、それを感じているということは、
本気でチームと向き合っている証拠でもあります。
🌱 リーダーに必要なのは「完璧さ」ではなく「対話する姿勢」
リーダーに求められるのは、完璧さではありません。
必要なのは、「対話する姿勢」です。
うまくいかないときこそ、
「なぜ伝わらないのか」「どうすれば動けるか」を一緒に考える。
そのプロセスを繰り返すことで、
リーダーは “自分一人では得られない成果” を出せるようになります。
🔸 リーダーシップは立場ではなく、姿勢
リーダーとは、特別な人だけがなれるものではありません。
誰かのために動き、チームのために考える——
その小さな積み重ねが、リーダーシップの原点です。
“できる人”で終わらず、
“育てる人”へと変わっていくこと。
それこそが、リーダーとしての成長の証だと思います。
🪶 おわりに
リーダーシップとは、立場ではなく姿勢。
その変化に向き合う人が増えるほど、
組織はもっと強く、しなやかになっていくのだと思います。